実はダイエットに逆効果!食事制限でリバウンドする理由と痩せる食事のコツ
女性なら一度は経験したことがあるダイエット。でも、せっかく痩せたのにリバウンドしてしまった経験はありませんか?
リバウンドは太りやすい体質をつくるため、ダイエットの大敵です。今回は、正しい食事制限でダイエットを行い、リバウンドしないコツを紹介します。
- 2021-03-15
- つきのペペロンチーノ
頑張って痩せたのにリバウンドした経験はありませんか?
女性なら誰しも「痩せたい!」「キレイになりたい!」と思いますよね。美ボディになりたい一心でダイエットを頑張り、やっとの思いで痩せたのに、リバウンドしてしまった経験はありませんか?
実は、食べないだけのダイエットでは痩せにくくなるのはもちろん、逆に太りやすくなってしまうこともあるのです。ダイエットをしたことがある人の中で、リバウンドの経験がある人は約80%もいると言われています。
リバウンドするとさらに太りやすい体質になってしまうため、なるべくリバウンドせずにゆるやかに痩せていくダイエットを実行することが大切です。
食事制限ダイエットでリバウンドする理由
ダイエット方法には「食事」と「運動」がありますが、リバウンドしやすいのは「食事制限のみのダイエット」です。まったく食事制限せずに痩せるのはむずかしいため、ある程度は食事にも気をつかわなければいけません。
ただし、以下のような食事制限は逆効果になりますので、チェックして改善しましょう。
- やみくもに食事の量を減らしている
- 特定の食材のみ食べて、栄養バランスが偏っている
- 体重ばかり気にして、筋肉量が減ってしまう
食事をただ減らすだけでは、人間の体に必要なカロリーが不足して、飢餓状態になります。飢餓状態になると脂肪を蓄えやすくなり、脂肪が消費しにくくなってしまうのです。
また、特定の食材のみ食べることは、栄養バランスが偏ってしまうのでNG。栄養バランスを意識することで、食事量をそれほど減らさなくてもダイエット効果がアップします。
食事を減らすことばかり考えると、体重が少し増えただけで焦ってしまいます。しかし、体重ばかり気にすると筋肉量が減ってしまい、代謝が低下して太りやすくなります。
正しい食事制限を行い、効率よくダイエットを行いましょう。
正しい食事制限はダイエットに効果的!
食事制限だけでダイエットをするのはリバウンドしやすいですが、正しい食事制限はダイエットに効果的です。
問題なのは、間違った食事制限。リバウンドする確率が高くなり、太りやすい体質に変わってしまうので、正しい食事制限をすることが大切です。
食事のポイントを押さえて、効果的なダイエットを行いましょう。
ダイエットを成功に導く「痩せる食事」のコツ
正しい食事制限の中でも、とくに注目したい「痩せる食事のコツ」を解説します。以下のポイントを毎日の食生活に取り入れて、ゆるやかに痩せていくのが理想的なダイエットです。
タンパク質は十分に摂る
タンパク質は筋肉のもとになる成分のため、不足しないように十分に摂ることが大切です。しかしながら、タンパク質の中には油っこい食べ物も多いため、タンパク質の選び方にも気をつけましょう。
おすすめなのは、低カロリーで高タンパクの食材を取り入れること。鶏のささみや大豆製品などは、低カロリーで良質なタンパク質が豊富に含まれているため、ぜひ摂りたい食材です。
タンパク質以外の栄養もバランスよく摂る
タンパク質が大事だといっても、タンパク質以外の栄養もバランスよく摂ることが大切です。とくにNGなのは、以下のような食事制限です。
- 糖質抜きでご飯などの炭水化物を一切摂らない
- タンパク質のみ食べる
- 低カロリーの野菜のみ食べる
上記のような食事制限は、ダイエットに逆効果なだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼす危険があるため注意しましょう。
白米を玄米に、クロワッサンをふすまパンに変える
糖質も適度に摂ることは、健康にもダイエットにも必要です。ただし、糖質を摂りすぎると太りやすくなるため、糖質の選び方にも気をつけましょう。
お米は主食として最もおすすめですが、白米よりも玄米のほうがビタミン・ミネラルが豊富に含まれているためおすすめです。
また、バターや砂糖を大量に使用しているクロワッサンはとても美味しいですが、ふすまパンのほうがダイエットにはおすすめです。ふすまパンとは「ブランパン」とも呼ばれ、コンビニでも手に入るため毎日の食生活に取り入れやすいでしょう。
食物繊維は多めに摂ってもOK
食べるのを我慢するのが苦手な人は、食物繊維を多めに摂るのがおすすめです。食物繊維は体に吸収されない性質があるため、便秘を解消するなどのデトックス効果が期待できます。
食物繊維が多く含まれている食材は、ワカメなどの海藻類、エリンギなどのキノコ類、レタスなどの葉物野菜、ゴボウなどの根菜類です。とくに油っこい食べ物を摂るときは、食物繊維を一緒に摂ることで太りにくくなります。
ゆっくりと味わって食べる
早食いは満腹中枢を刺激することができないため、食べ過ぎの原因になります。そのため、ダイエットの食事制限では、ゆっくりと味わって食べることが大切です。
よく噛むことで満腹中枢を刺激して食べ過ぎを予防できますし、味わって食べることで食事による満足感もアップします。
夜の遅い時間に食べない
ダイエットをしている人は、なるべく夜の遅い時間に食べないことが大切です。夜は食べた物が体に吸収されやすい時間帯で、脂肪を増やす原因になります。
また、食べた物を消化しないうちに寝てしまうと、胃腸の調子を崩す原因にもなるため、寝る2時間前には少なくとも食事を終わらせましょう。
正しい食事制限ダイエットで効率的に痩せよう!
食事制限による正しいダイエット方法について解説しました。
食事制限はダイエットを行う上でとても大切なポイントですが、間違った食事制限はダイエットに逆効果なので注意が必要です。ダイエットに効果的な食材や食べ方を意識して、効率よくゆるやかに痩せていくことを目指しましょう。
ゆるやかに痩せることができれば、リバウンドもしにくくなりますよ。
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「言葉の力で人を幸せにする」を目指すフリーライター。「ハーブコーディネーター」「メディカルフードコーディネーター」の資格を取得し、ボディメイク・スキンケアに関するコラム執筆多数。エッセイや小説の執筆をしながら、美容や恋愛などのライフスタイル系ライターとして活動中。美しくあり続けたい女性を応援します!