野菜を細長くカットして麺に見立てた「べジヌードル」。べジヌードルは小麦粉などで作られた麺よりも大幅に糖質が少ないため、糖質制限ダイエットに人気です。
カラフルな野菜を使えばSNS映えも抜群!今回は、麺料理を楽しみながらダイエットにも役立つべジヌードルについてご紹介します。
べジヌードルは糖質オフダイエットにおすすめ
パスタやラーメンなどの麺類は糖質が多い食材です。一方、野菜で作られたべジヌードルは、通常の麺類と比べて大幅に糖質量をカットできます。
代表的な麺類と野菜の糖質量を見てみましょう。尚、ごはん(精白米)普通盛り150gの糖質は55.2gです。
麺類の糖質
- スパゲッティ・ゆで(220g) 糖質:66.7g
- 蒸し中華麺(1袋150g) 糖質:54.8g
- うどん・ゆで(1玉分240g) 糖質:49.9g
- そば・ゆで(1玉分230g) 糖質:55.2g
野菜の糖質
- ニンジン 1/2本 75g(正味72g) 糖質:4.6g
- ダイコン 5cm 200g(正味180g) 糖質:5.1g
- グリーンアスパラガス 1本 20g(正味15g) 糖質:0.3g
- 緑豆モヤシ 200g(正味190g) 糖質:2.4g
上記の通り、野菜は麺類よりも糖質量が少ないことが分かりますね。また、野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。特に、普段の食事が炭水化物に偏りがちで野菜不足の方は、時々べジヌードルを取り入れることで栄養バランスが整いやすくなりそうですね。
べジヌードルにはどんな野菜が使える?
べジヌードルにはニンジンやズッキーニ、ナス、ピーマン、パプリカ、きゅうり、大根、キャベツ、もやし、アスパラガスなど、さまざまな野菜が使えます。
切り方としては、包丁で細長く切ったり、ピーラーを使ったりする他、専用のべジヌードルカッターもあります。
ニンジン、ズッキーニ、ナスなど複数の野菜をミックスすれば、彩りのよいオシャレなべジヌードルメニューが完成。キャベツは千切りにすればべジヌードルとして使えます。もやしはもともと細長いのでそのままでOKです。
尚、麺を一切使わずにべジヌードルのみで料理を作ることもできますが、麺を通常の半量にして、残り半分はべジヌードルを加えてボリュームを出す、という方法もあります。麺のモチモチした食感を楽しみながら糖質オフをするには、後者の方法もおすすめです。
糖質は健康維持に必要な栄養素です。極端な糖質制限にならないように注意しましょう。
人気のべジヌードルレシピ
ここでは女性に人気のべジヌードルレシピをご紹介します。
ナポリタンスパゲッティ
麺は通常の半量にして、ニンジンとピーマンのべジヌードルを加えることでボリュームを出しました。タンパク質をしっかり摂りたい時は、茹で卵や目玉焼きをのせるのもおすすめです。
材料(一人分)
- パスタ 40g
- ニンジン 1/2本
- ピーマン 1個
- タマネギ 1/8個
- ウインナー 2本
- ケチャップ 大さじ2
- 塩、コショウ 各少々
- オリーブオイル 小さじ1
作り方
- ニンジンとピーマン、タマネギを細切りする。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩小さじ1(分量外)とパスタを入れて表示時間通りに茹でる。
- フライパンにオリーブオイルを入れて火をつけ、ウインナー、ニンジン、ピーマン、タマネギを炒める。
- 3に茹で上がったパスタを加え、塩、コショウ、ケチャップで味を整える。
- 器に盛り付けて完成。
まとめ
糖質オフダイエットに役立つべジヌードルについて見てきました。
今回ご紹介したのはパスタのレシピですが、他にも、
- ラーメンや焼きそばの麺を半量にして、千切りキャベツともやしを加える
- うどんやそばの麺を半量して、細切りした大根を加える
- そうめんの麺を半量にして、細切りしたきゅうりを加える
など、色々な工夫ができます。
健康的なダイエットで大切なことは、極端な糖質制限ではなく、糖質を摂り過ぎないようにして、栄養バランスの良い食事と適度な運動を心がけることです。オシャレなべジヌードルで野菜の栄養を摂りながら、美しく健康的な女性を目指したいですね!
参考サイト:日本食品標準成分表2015年度版(七訂)