運動不足で体が重い…痩せやすい体質を作る「おうちストレッチ法」

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運動不足で体が重い…痩せやすい体質を作る「おうちストレッチ法」

外出自粛やリモートワークなど、自宅で過ごす時間が増え、体を動かしたりすることや運動量が減ったことで体が重い、体重が増えたと感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、過去に15kgの減量を経験したエステティシャンである筆者が、コロナ太りや在宅太りをしないために意識している「おうちストレッチ法」について紹介します。

エステティシャンである筆者がコロナ禍に意識していること

今の時期は、年末年始に美味しい食事をたくさん食べた名残を引っ張って胃袋が大きくなったまま食事量が以前に比べて増えている、寒くて運動量が一気に減った、リモートワークなどで座りっぱなしが続いていて体が重くなった、体重が増えたと感じやすいのではないでしょうか。

過去に15kgの減量をし、体質を変えた筆者が、このコロナ禍の外出自粛やリモートワークによって太らないために意識していることについて紹介します。

今よりも15kgも太っていたころは、3食の食事以外におやつや夜食を食べることもありましたが、その分運動をしていたので、比較的すぐにエネルギーに変化していました。

しかし、運動をやめた途端に「体重が減らない」「服が入らない」という「運動量に対し、摂取カロリー」がオーバーしている状態となり、食事を我慢したり、低カロリーのものしか摂らないなど、無理なダイエットをおこなったことで体調を崩した経験もあります。

それらの経験や知識を踏まえ、ダイエットや減量の成功の秘訣は、食事量やカロリーを減らすだけでなく、食事内容のバランスの見直し、体内に溜まっている老廃物を排出すること、食べたものを燃焼できる体に変えることがとにかく大切です。

この総合バランスによって、なんとなく肉質が変わる、シルエットがすっきりする、服に余裕ができる、体重が落ちるということに繋がります。

エステティシャンである筆者が、過去のダイエット経験からコロナ禍で意識をしていることは、

  • 野菜たっぷり、魚、肉を交互に取り入れる、汁物、ご飯など和食を中心にバランスのとれた食事
  • 極力お菓子やパンを食べない
  • 入浴によって温めて血液、リンパの流れをよくしておく
  • マッサージやストレッチをする
  • 適度な有酸素運動をとり入れる

筆者は食べることが好きなので、食事を我慢するとかえってストレスや暴飲暴食の原因になるため、日々の食事のバランスや味付けを意識するようにして、野菜をたっぷり、カロリーの高い揚げ物やお菓子、パンは極力食べないようにすることと、ほぼ毎日、入浴しながらマッサージやストレッチをして一日の凝りをほぐしたり、汗を出して不要な老廃物を溜めないように心がけています。

そんな筆者が普段おこなっているストレッチ法について紹介します。

運動不足を解消!ながらでも出来るおうちストレッチ法

(1)足裏を合わせて、ゆっくり上半身をたおし、股関節を開きながら内ももの筋を約2分伸ばします。

おうちストレッチ法1
出典:byBirth

(2)座った状態で、左手で右ひじをつかみ、ゆっくり上半身を左にたおしながら脇腹、背中、肩甲骨を約1分ストレッチします。

逆側も同じように繰り返します。

おうちストレッチ法2
出典:byBirth

(3)手を後ろで組み、下腹を引き締めて姿勢を正し、肩甲骨を背中の中心に寄せるように肩を引き、30秒キープを2セットおこないます。

おうちストレッチ法3
出典:byBirth

(4)仰向けに寝転び、両ひざを立て、両腕でひざを抱えて、胸側に引き寄せ、ゆっくり息を吐きながら頭を持ち上げて、5秒キープを10セット繰り返します。

おうちストレッチ法4
出典:byBirth

(5)うつ伏せに寝転び、片足の膝を曲げて、もう片方の足、両腕はまっすぐ伸ばして、太ももと股関節のストレッチを約2分おこないます。逆側も同じように繰り返します。

おうちストレッチ法5
出典:byBirth

(6)左脚をうしろに引き、アキレス腱を伸ばして、右脚の股関節が内側に入るようにゆっくり上半身に負荷をかけて、約5秒ストレッチを3回繰り返します。逆側も同じように繰り返します。

おうちストレッチ法6
出典:byBirth

(7)全身ストレッチ

片方の脚をくの字に曲げ、もう片方の脚を持ち上げます。下腹は引き締めて背筋をまっすぐ伸ばして、足先をつかむように空いてる手を回し10秒キープします。逆側も同じように繰り返し、左右3セットずつ繰り返します。

おうちストレッチ法7
出典:byBirth

他にも、

  • 自宅で過ごす時、日中はむくみとりサポーターをはいて老廃物をため込まない
  • テレビを見ている間にストレッチをしたり、壁に足をかけて「むくみ」を少しでも減らす
  • 立っているとき、座っているは姿勢をまっすぐにし、下腹や内臓あたりからグッと引き締めることを意識する
  • 定期的に体をひねったり体を大きく動かすように意識する

など、全身を動かす意識をしています。

太らないようにするためには、日々の生活に原因が潜んでいないかチェックし見直したり、摂取したものを燃焼できる体作りを意識することで、好きなものを食べても太りにくい痩せやすい体になります。

体重計の数字だけにとらわれず、自分の日々の習慣を見直し、ストレッチやマッサージなど、自宅でできることからコツコツと続けてみてくださいね。

運動不足で体が重い…痩せやすい体質を作る「おうちストレッチ法」

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寒川あゆみ

寒川あゆみ寒川あゆみ

大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。

https://aymstory.wixsite.com/ayumisougawa