在宅テレワークを実践する方が増えています。自宅で仕事をすることで、「密を避けられる」「通勤時間がゼロになる」「家事と仕事を両立しやすくなる」などのメリットを感じている方も多いことでしょう。
しかし一方で、「在宅テレワークだと運動不足になりやすく、太りやすい」という声もよく聞きます。筆者は数年前からテレワークを実践していますが、仕事中も体を動かすことを心がけ、現在も10年前と同じ体重をキープしています。
今回は、在宅テレワーク中の運動不足を予防し、太りにくい体づくりをするために役立つ情報をお届けします!
在宅テレワークで運動不足を解消するための工夫
自宅で仕事をこなしながら運動不足を予防するためには、「ちょっとした運動をこまめに行う」のがおすすめです。
筆者も実践している6つの方法がこちらです。
1. 仕事の合間に家事を取り入れる
せっかく自宅にいるのなら、仕事の合間に家事を取り入れて体を動かしましょう。あくまでも仕事中なので、短時間で済む家事をてきぱきとやるのがおすすめです。
たとえば、布団を干す、窓を開けて空気を入れ替える、などの小さな家事をするだけでも、同じ姿勢が長時間続くのを防げます。たとえ布団を干した後で雨が降ってきたとしても、すぐに取り込めるのは在宅テレワークの特権ですね。
2. 仕事中にストレッチを取り入れる
仕事中に簡単なストレッチをするのもおすすめです。オフィスだと周囲の目が気になりますが、誰も見ていない自宅なら、どんなストレッチでも自由自在にできます。
床に寝そべって全身を伸ばしたり、椅子に座って上半身をひねったり、立ち姿勢でふくらはぎを伸ばしたりなど、色々なストレッチを取り入れるのが飽きずに続けるコツです。
デスクワークで疲れた時のリフレッシュにも役立ちます。
3. 立ち姿勢で仕事をする
座りっぱなし予防には、立ち姿勢でPC作業をするのもひとつの手です。
最近はさまざまなタイプのスタンディングデスクが揃っており、好みや用途に合わせて選べます。スタンディングデスクは高さが固定されているものと、自分で高さを調節できるものがあります。高さが自分に合っていないと使いづらいので、固定されているタイプの場合は、高さが自分に合うものを選びましょう。
自宅のカウンターキッチンなどをスタンディングデスクとして代用できる場合もあります。
4. “ながら筋トレ”で鍛える
テレワークでの運動不足解消には、“ながら筋トレ”も役立ちます。
たとえば、立ち姿勢で仕事をしながらスクワットをする、などのやり方があります。定番のスクワットは、足を肩幅に広げてまっすぐ立ち、太ももが床と水平になるようにひざを曲げるやり方です。1分間に10回程度を目安に、無理のない範囲でやってみましょう。
仕事以外でも、料理をしている時や歯磨きの時、テレビを見る時など、自宅で過ごすさまざまな場面で“ながら筋トレ”を取り入れることで、より効率的に鍛えられます。
5. ウォーキングやヨガを習慣化する
在宅テレワークは通勤で歩く必要がない分、運動不足になりやすいですよね。対策として、本来なら通勤のために使うはずの時間を運動にあてることで、運動不足解消につなげてはいかがでしょうか。
ウォーキングやヨガなどは、普段あまり運動をしない方でも取り入れやすいエクササイズです。筆者には複数のウォーキングコースがあり、その日の気分に合わせてコースを選んで歩いています。
自宅のリビングにヨガマットを広げて、一人ヨガを楽しむこともあります。ストレスを感じる日は、好きなBGMを流しながらヨガをするとリラックスできます。誰かにヨガを教えてもらいたい場合は、オンラインヨガも人気です。
6. スマホなどのアラーム機能を活用する
自宅で仕事をしていると、オフィスのように誰かに話しかけられることがありません。そのため、つい仕事に集中し過ぎて何時間も座りっぱなしになってしまう、というのはよくあるパターンです。
そんな時に役立つのが、スマホやスマートウォッチなどのアラーム機能です。30分毎、または1時間毎にアラームが鳴るように設定しておき、アラームが鳴ったら体を動かすようにします。
「仕事中に体を動かそうと思っていても、つい忘れてしまう」という方には便利な方法です。
テレワーク中は30分おきに体を動かそう!
運動不足になりがちな在宅テレワークですが、ちょっとした工夫をこまめに取り入れることで座りっぱなしを予防し、体を動かせます。
仕事をしながら運動や家事ができるのは、在宅テレワークならではの魅力です。前向きに捉えて工夫してみると、仕事や運動が楽しくなりそうですね。
テレワークでも健康的な毎日を目指しましょう!