脚のむくみ&カサカサ乾燥が気になる!むくみも保湿もできる欲張り脚マッサージ法
ひざ周り、すね、足裏などがカサカサと乾燥して粉が吹いたようになったり、かゆみを感じることはありませんか?また、寒さや運動不足によって、脚の冷えやむくみを感じますよね。
乾燥もむくみも両方気になる!という方のために、肌をしっとりさせながらむくみをすっきりさせる脚マッサージ法を、エステティシャンである筆者がご紹介します。
- 2021-01-17
- 寒川あゆみ
冬に肌が乾燥する原因は?保湿力を高めて血行促進をしよう
ひざ周りやすねがカサカサして粉をふいたように乾燥する、乾燥がひどくなってかゆみを感じる、足裏やかかとがひび割れてガサガサして靴下やストッキング、タイツが引っかかると感じませんか?
冬に起こりやすい肌の乾燥は、気温の低下など季節的なものもありますが、他にも日々の生活の中に乾燥を招く原因があります。
(1)気温が低く、乾燥した空気に肌の水分が奪われる
冬に起こりやすい肌の乾燥の原因は、気温が低下し、乾燥した空気に肌の水分が奪われることが原因です。
肌の乾燥を加速させないためには、朝の着替え前やお風呂上がりなど衣類を着る前に、化粧水とボディオイルもしくはボディクリームで、水分と油分をおぎなう保湿ケアをおこないましょう。
(2)熱めのお湯に入浴し水分が奪われる
寒い冬は体が冷えるので、熱めのお湯に入浴する方も多いのではないでしょうか?
お湯で手を洗うと手が荒れると言うように、毎日のように熱いお湯に浸かり、保湿ケアをしないと、どんどん肌の水分が奪われて乾燥しやすくなります。お湯の温度は適温に設定し、お風呂上がりには必ず保湿ケアをおこないましょう。
(3)運動不足による血行不良や冷え
長時間座りっぱなしが続いたり、運動不足によって筋力が低下すると、全身の血液やリンパの流れが悪くなり、冷えを感じたり、むくみを感じます。
血行不良が続くと、むくみや疲労感だけでなく、皮膚に必要な栄養が行き渡らず乾燥を感じやすくなります。
日中は体を冷やさないように温かい飲み物や温めグッズを活用したり、ウォーキングなど適度な運動をおこなう、入浴中やお風呂上がりにマッサージやストレッチをして全身の血液とリンパの流れを高めましょう。
(4)衣類の繊維による乾燥
冬のあいだに欠かせないのが、暖かい素材の衣類ではないでしょうか。肌が乾燥した状態に、防寒効果のある繊維が触れ、摩擦によって乾燥を加速させ、かゆみを感じる方もいるので、衣類を着る前に必ず保湿ケアをするのがおすすめです。
しっとりもち肌&むくみ解消マッサージ法
エステティシャンである筆者は、乾燥対策とむくみ対策が両方できる「シーボディ イルコルポ ミネラルボディクリーム」を愛用しています。
「シーボディ イルコルポ ミネラルボディクリーム」は、体内に溜まる脂肪の蓄積を抑制し、脂質の蓄積を阻害する「レスベラトロール」、脂肪分解活性効果のある「スベルトニール」、脂肪分解促進や血行促進、むくみケアをする「6種類の植物性エキスブレンド」、保湿成分の「3種類の海藻エキス」「14種類の植物性エキス」「マカダミアナッツ油」「シアバター」「ヒアロベール」などを配合したボディクリームです。
ふわっと爽やかなユーカリを基調とした香りがして、こっくりとまろやかなクリームは、伸びが良く保湿ケアだけでなくマッサージにもぴったり。ベタつかず、お肌がしっとりします。
スリミング効果のあるボディクリームの中には、ポカポカ熱くなったり、ピリピリ感を感じるものもありますが、このボディクリームは熱さなどはありません。
ボディクリームを塗りながら、同時にむくみやセルライトケアも出来るので、乾燥が気になる部分は塗るだけ、むくみが気になる部分はマッサージを一緒におこなうとよりすっきり感があります。
1. ボディクリームを塗る
ボディクリームを適量手に取り、脚全体に広げます。手持ちのボディクリームでも大丈夫です。
ポイントはクリームを塗りこまず、肌表面に残っているくらいがマッサージしやすいです。
2. 足裏マッサージ
あぐらをかくように座り、足裏のつまりを押したりもみほぐします。指の関節を使ってかかとから土踏まず、指の付け根に向かって流すのも良いですね。
また、靴下や靴で縮こまった指を開くと末端まで血流が良くなるので、指を広げるのもおすすめです。
3. ふくらはぎマッサージ
右ひざを立てて座り、両手で足首を包み、ひざ裏に向かって15回流します。
すねの外側にある筋肉を親指でおさえ、下から上に向かって約1分もみほぐします。
両手の人差し指~小指の4指をふくらはぎの後ろに当て、足首からひざ裏に向かって約15回流す。
左脚も同じように繰り返します。
4. 太ももマッサージ
外太ももに両手を密着させ、ひざから付け根に向かって約1分流します。
外太ももをつまむようにはさみ、ひざから付け根に向かって約1分つまりをほぐします。
内太ももに両手を密着させ、ひざから付け根に向かって約1分流します。
指の関節を使って、内太ももに少し圧をかけながら、細かい円を描くように約1分流す。
逆側の足も同じように繰り返します。
最後に、指の関節でそけいリンパを押し流すように約1分マッサージします。
ボディクリームを塗ってこのマッサージをしたところ、足首のむくみやふくらはぎの疲労感がスッキリ、脚が軽くなりました。
写真で見ても、隙間の幅が広くなり、スッキリしています。
乾燥から守るためには、日々の生活の中にひそむ乾燥しやすい状況を把握し、事前に保湿ケアをおこなうことが大切です。また、適度な運動やストレッチ、マッサージで血液とリンパの流れを高め、スリミング効果のあるボディクリームを使ってマッサージをすると脚がスッキリするので、ぜひ活用してみてください。
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。