プロがオススメするなりたい印象になる眉デザインとは
お顔の印象を左右する眉。大人っぽく見せたい、キャリア女性に見せたい、童顔に見せたい、などのなりたいイメージに、眉デザインで近づけることも可能です。
今回はそんななりたいイメージに近づける眉デザインや書き方をご紹介していきます。
- 2020-11-26
- 小笠原彩
お顔の印象を左右する眉メイク
眉はお顔の額縁と言われるくらい、お顔全体の印象を左右するパーツになります。言うなれば、眉のデザインや書き方によって、お顔を希望する印象に変えていくことも可能になります。
眉はお顔の形やパーツによって、どんな眉が似合うか、どんな形がバランスよく見えるか、などの黄金比とよばれるテクニックもありますが、バランスだけでなく、印象を左右するためには、色味や眉の長さ、太さや眉頭の印象なども大切になります。
今回はなりたい印象別に、そのイメージへと近づける眉のポイントをご紹介していきます。
大人っぽい印象になりたい場合
まずご紹介するのは、大人っぽい印象になりたい方向けの眉デザインのポイント。職場で役職が変わった、マネージメント職についた、などの環境の変化があった際にも取り入れていくことで、一気に凛とした印象を与えることができます。
他にも普段童顔なので、もう少しキリッとしたい、大人っぽく見られたい、という方にもオススメ。
そんな大人っぽい印象になる眉のポイントは、
- 太さは太め
- 明るい色味より、グレーやダークブラウン
- 長さは長め
- 平行気味や角がある眉
このような書き方がポイントになります。では各項目について詳しくご紹介していきます。
太さ
まず太さに関しては、少し細めの眉は女性らしい印象を与えるため、大人っぽく凛とした印象に見せたい場合は、太めの眉に仕上げてあげると一気に大人っぽい印象に近づけることができます。
色味
また、色味に関しても、グレーやダークブラウンなど、落ち着いた色味を基準に選ぶのがベスト。色が人に与える印象は強いので、なりたい印象に合わせて眉ペンシルなども揃えるのがベストです。
長さ
長さもとても大切。短い眉は可愛らしい、優しい、などの印象を与えやすくなる為、大人っぽい印象が欲しい場合は長めに仕上げるのがベスト。長めの眉に仕上げる場合は、眉尻は繊細に消えていくように書きましょう。
形
眉の形はお顔の形によっても似合うバランスなどが変わりますが、眉が与える印象は統一されているので、ご自身のお顔の形によって少しアレンジして取り入れるのがオススメです。
大人っぽく見られたい場合には、平行気味の眉や角のある眉が、落ち着いた印象や凛とした印象を作ってくれます。例えば眉頭から眉山までは平行眉に描いて、眉山から眉尻は少し角を作って仕上げる、などの組み合わせもオススメです。ご自身のお好みやお顔の印象に合わせ、取り入れてみてください。
童顔で可愛らしい印象になりたい場合
次にご紹介するのは、童顔で可愛らしい、フェミニンな印象に見せたい場合の眉デザイン。柔らかい印象や優しい印象を与えたい場合などもオススメです。他にも、いつも強い印象に見られやすいので、話しかけられやすい印象になりたい方などにもオススメ。
童顔で可愛らしい印象になる眉のポイントは、
- 太さは細め
- 落ち着いた色味よりも明るめの茶色
- 長さは短め
- 緩やかなアーチ型やラウンド型
このような書き方がポイントになります。では詳しくみていきましょう。
太さ
太さに関しては、細めに仕上げることで、軽やかでフェミニンな可愛らしい印象に見せることができます。太めに描いてしまうと、少し男性的な強い印象になりやすいので注意。
ただ例外として、平行に描く場合は太めの眉でも幼い可愛らしい印象に見せることができます。
色味
また、色味は軽やかな印象を与えることで優しい印象に見えるので、明るい茶系がオススメ。髪の色味や目の色味によって使える色は限られますが、可能な範囲で明るく仕上げると、可愛らしい印象に近づきます。
地毛がしっかりしている場合は、眉マスカラなども取り入れるのがオススメ。眉マスカラで地毛を明るくし、明るめの茶系のペンシルやパウダーで仕上げると、グッと軽やかさが増します。
長さ
長さは、短めに仕上げることで若々しい印象に見える為、童顔に見せたい時やフレッシュな印象を出したいときには、短めに仕上げることがオススメ。ヘルシーな印象にも見えるので、スポーティーな印象に見せたい場合や、カジュアルな服装にも似合う眉のデザインです。
形
形は柔らかい印象を出したいので、なるべく角がない緩やかなアーチ型やラウンド型がオススメ。角を作ることで眉に強さが出てしまう為、フェミニンな印象や幼い印象などは出しづらくなります。緩やかな曲線状の眉が可愛らしく、親しみやすい印象を与えてくれます。
このように眉は色味や太さ、長さによって、印象が大きく左右されます。いろいろなパターンを使い分けられるようになると、例えば仕事の時は大人っぽい凛とした印象の眉に、プライベートやデートの時は幼い可愛らしい印象に見せる眉に、などTPOによって変えることもできます。
眉メイクはテクニックを習得するまでは難しい点もありますが、手軽に印象を変えることのできるお顔のポイントになるので、是非ご紹介した要素を取り入れてみてください。
この記事を読んだ人におすすめ
メイクアップアーティスト/美容プロデューサーとして、ロンドン、NY、東京と最前線の美容シーンで活躍。講演活動も多数開催し、ハリウッド女優も顧客に持つ。2015年に美容プロデュースの会社をたちあげ、活動を広げている。