見えないからって油断してない?ガサガサ、ゴワゴワ足裏解消フットケア法
夏はネイルに合わせて足裏やかかとなどのフットケアをこまめに行う人が多い一方、冬は靴や靴下で見えないため、フットケアを放置しがちになっていませんか?
靴下やストッキングを履いた時に引っかかったり、触るとガサガサ、ゴワついて歩きづらいと感じる方は注意!
今回は、エステティシャンである筆者がガサガサ、ゴワゴワ、ひび割れや皮めくれで残念な足裏にならないために、自宅でできるフットケア法についてお教えします。
- 2020-10-28
- 寒川あゆみ
ガサガサ、ゴワゴワ、ひび割れ足裏の原因は?
ふと足裏を見たときに、「色が悪い」「かかとがガサガサしてよく見ると皮がめくれている」「ひび割れがおきている」「角質が厚くゴワゴワしている」と感じたことはありませんか?
他の場所に比べて足裏は皮脂の分泌がしづらい場所です。体温調節をするためにも足裏から汗が出ているため、水分が蒸発し、乾燥を招きやすいのも特徴です。さらに裸足で過ごす、空気に触れて乾燥する、靴下などの繊維摩擦によっても乾燥が加速することも。
また、日頃の歩き方のくせや足の形に靴があっていないと、摩擦が起きやすくなり、角質が分厚くなったり、場所によって角質のムラができます。その状態を放置してしまうと、さらに歩き方が悪くなったり、爪や指まわりのトラブルにも繋がります。
肌表面のガサガサ、ゴワゴワ、ひび割れの主な原因は「乾燥」と「ケア不足」ですので、週に1回、10日に一回は念入りなケアを始めてみましょう。
自宅で簡単!つるんとモチモチかかとにするフットケア法
準備するもの:かかとやすり、ボディソープ、化粧水、ボディミルク、ボディクリーム、ビニール袋2
(1)ボディソープで足をキレイに洗う
足裏をはじめ、指のあいだや爪のすきまには汚れや垢が溜まっています。きめ細かな泡を立てることで、泡がすきまに入り汚れを吸着しやすくなるので、しっかり泡立てることがポイント。
汚れや垢が汗と混ざったり、さらに通気性の悪い状態が続くと雑菌が増え、匂いの原因になります。しっかり泡立てたボディソープで足全体を包み込み、指のすきまや爪のあいだまでていねいに汚れを落としましょう。
(2)ヤスリで足裏の角質を整える
100円ショップやドラッグストアなどで売っている足裏用ヤスリを使い、かかとや指の付け根、足裏全体の角質を整えましょう。(過度なひび割れの場合はヤスリはやめて(3)の手順へ)皮がめくれている場合は爪切りや小さいはさみでカットして整えます。
ヤスリが終わったらシャワーで洗い流し、タオルで水気を拭き取ります。
(3)化粧水で角質に水分を与える
化粧水を手に取り、足裏全体になじませて角質に水分を与えます。乾燥によるひび割れが起きやすい方は2回、3回と繰り返し化粧水を重ねると良いです。
他の場所に比べて足裏は皮脂腺がないので乾燥しやすい上、汗をかきやすく水分が逃げやすい環境のため、ヤスリ後は化粧水をなじませておくと角質がみずみずしくなります。
(4)ボディミルクで浸透パック
ボディミルクを手に取り、足裏全体になじませながら、乾燥やゴワつき、ひび割れを感じる部分は多めに重ねるようになじませます。
もう一度ボディミルクを手にとって重ね、表面にミルクが残った状態でビニール袋に足を入れて、約10分パックをしながら浸透させます。
少し時間をおいてなじませることで、角質にしみこみ肌がふっくらとすることと、空気の乾燥による蒸発を防ぎます。
(5)ボディクリームで仕上げる
ビニール袋をはずし、油分を多く含むボディクリームを手に取り、化粧水やミルクを逃さないように、クリームでフタをするようにヴェールをかけます。寝ているあいだもしっとり感が続き、足裏がふわふわもちもちになります。
少し念入りにケアをするだけで、かかとのガサガサ感や、指の付け根のゴワゴワ感はもちろん、肌の色やふわっとした肌の質感に復活します。
フットケアは週に1回~10日に1回のペースでおこなうのがおすすめ。あいだの期間はお風呂上がりにボディミルクやボディクリームを塗ると、角質が保湿をしながら代謝を繰り返し、つるんとモチモチした状態がキープされます。
足裏の乾燥やゴワゴワがもっとひどい場合は、一度でなんとかしようとせず、週に1回~10日に1回のペースを1ヶ月~数ヶ月のあいだ続けることで改善されやすくなるので、コツコツ繰り返すことが大切です。
ガサガサ、ゴワゴワ、ひび割れ足裏かかとが解消されるとどうなる?
- 見た目が良くなり、清潔感が出る
- 肌ざわりが良くなり、つるんとモチモチになる
- 不要な角質が取れて、スッキリ感が出る
- 歩きやすくなる
- 靴下やストッキングなどに引っかかりにくい
足裏は汚れを溜め込みやすい場所であり、地面からエネルギーを吸収する場所です。日頃から不要なものはリセットし、良いエネルギーを循環させるためには、こまめにケアをおこないましょう。
足裏だけに限らず、人から見えない場所こそ、手間ひまをかけて体のパーツを大切にしてみてはいかがですか?サロンにプロにおまかせしても良し、自宅でも簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。