もしかするとあなたも敏感肌かも?敏感肌セルフチェック!
あなたは、自分のお肌のタイプを知っていますか?ニキビなどのお肌トラブルが絶えない方は、もしかしたら敏感肌かもしれません。
そこで今回は、カンタンにできる敏感肌のチェック方法とスキンケア方法を解説します。敏感肌を克服し、理想の美肌を手に入れましょう。
- 2020-10-23
- MIWA.
そもそも敏感肌って何だろう?
敏感肌とは、皮膚の角質層の水分が少なく、皮膚のバリア機能が低下している状態のことを指します。敏感肌の方は、特にお肌の水分が不足しています。あなたは、お肌の乾燥を感じた時にどのようなケアを行っていますか?
お肌に水分を与えれば良いと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、その方法は厳密にいうと間違っています。水分のみをお肌に塗っても、お肌の水分を保つことはできません。お肌に潤いを与えてくれる成分は、主に「セラミド」です。セラミドとは、お肌の角質層の細胞の間を満たし、潤いを保つ働きをしています。敏感肌の方は、このセラミドが極端に不足しています。
お肌が正常な状態であれば、汗と油分である皮脂が混ざり合ってできる皮脂膜のバリアがお肌の表面を覆い保護します。しかし、敏感肌の方は皮脂膜のバリアが上手く働きません。その結果、お肌が刺激に弱くなってしまいます。
さらに、敏感肌は皮脂膜が正常に働かないことで、お肌がアルカリ性に傾きます。正常なお肌の表面は、CMでも良く耳にする「弱酸性」です。敏感肌のアルカリ性の皮膚の表面は、悪玉菌が増殖しやすい環境です。悪玉菌が増殖すると、主にニキビや赤みなどの肌トラブルが起きやすくなります。
つまり、敏感肌の方は、正常の弱酸性のお肌に戻していくことができれば、お肌トラブルが起きにくいお肌になるということです。敏感肌の方は、まずお肌を普通肌に近づけていくことから始めましょう。
わたしって敏感肌?カンタン敏感肌チェック!
「本当に自分が敏感肌なのか」判断に迷い、自分に合ったスキンケア方法が分からないスキンケア迷子の方も多いはず。まずは、ご自身が敏感肌なのかどうかをチェックしてみましょう。
確定診断は、もちろん皮膚科や美容クリニックでの診察が必須です。しかし、このチェック方法でおおよその敏感肌の度合いが分かるので、参考までに試してみてください。
敏感肌チェック項目
- 化粧品を使ってお肌が赤くなったり、腫れたりする。
- 化粧品を使ってかゆみがでたり、痛みを感じたりする。
- 化粧品でお肌がかぶれたことがある。
- 乾燥する季節には、お肌が粉をふくほど乾燥する。
- 乾燥肌でお肌がかゆくなったり、ピリピリと痛くなることがある。
- 汗をかくとお肌がかゆくなる。
- 季節の変わり目にお肌トラブルが起きることが多い。
- 太陽の光にあたることで湿疹ができる。
- 原因が分からない湿疹が起きた事がある。
- ストレスがたまっている。
- 睡眠不足である。
- 外食が多く、食事バランスが崩れている。
- アトピー性皮膚炎である。
以上が簡単なチェック項目です。この中で9個以上当てはまる方は、敏感肌の可能性が高いです。早めに対処して、お肌環境を正常化していきましょう。5個以上の方も、今から予防することでお肌トラブルを回避できるかもしれません。
敏感肌はお肌トラブルが起きやすいって本当?
敏感肌の方は、外からの刺激にすぐに反応してしまうので、お肌トラブルが起きやすくなります。敏感肌の方に多いお肌トラブルとは、以下の通りです。
敏感肌の方に多いお肌トラブル
- お肌の乾燥とカサカサ
- お肌がヒリヒリする
- お肌の痛みがある
- お肌のかゆみがある
- ニキビ
- 赤み
- 吹き出物
以上が敏感肌の方に起こりやすいお肌トラブルです。当てはまる!という方も多いのではないでしょうか。
敏感肌の方がお肌トラブルになると、お肌の回復力がどんどん下がっていきます。その結果、セルフケアでは改善できない程に重症化しやすいという特徴があります。
お肌トラブルを繰り返してしまう方は、症状の改善と共に敏感肌を普通肌に近づけていくケアをしていく必要があります。
敏感肌に優しいケアで憧れの美肌に近づこう
敏感肌の主な原因は、お肌の水分不足です。従って、敏感肌のケアは、保湿が最重要です。
前述したように、お肌に潤いを保つ働きのある「セラミド」が含まれている化粧品で保湿ケアを行っていきましょう。セラミドの含まれている化粧品で保湿ケアを行うことで、お肌のバリア機能が回復していきます。
また、敏感になっているお肌に負担をかけないケアを行うことも必要不可欠です。洗顔時には、ゆで卵を扱うように優しく、沢山のキメの細かい泡で洗うように心がけましょう。
化粧水や化粧品は、自分のお肌にあうものを選びましょう。敏感肌である自覚がある方は、まずは敏感肌用の刺激の少ない化粧品を使用し、とにかくお肌に負担のかけないケアを行うことが正常なお肌状態に戻していく一番の近道です。
美白ケアやエイジングケアなど刺激の強い商品を使用していると、かえってお肌にマイナスに働くことがあるのが敏感肌です。まずは、お肌に優しいシンプルなケアを行いましょう。
セルフケアでは、思わぬお肌トラブルが起きる場合があります。お肌の専門家である皮膚科や美容皮膚科の医師に相談するという選択肢もあることを知っておくことも大切です。あなたも上手くプロに頼りながら、憧れの美肌を手に入れませんか?
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美容クリニックの看護師を経て、美容ライター・ブロガーとして活動中。「1人でも多くの方を笑顔にしたい」をモットーに、失敗しない美容・健康情報を発信していきます。
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