化粧品を変えずに内側からキレイになるスキンケア習慣とは?
どんな化粧品を使ったらいいかわからない!化粧品を色々試してみる前に、まずは普段のスキンケア習慣を見直してみましょう。
- 2020-10-02
- 菜月
美肌になる為には、高い化粧品とエステサロン通いが必要。そんなふうに思っていませんか?
実は美肌に近づける1番の方法は、化粧品を変える前にいつものスキンケア方法やライフスタイルを見直すこと。今日は化粧品を変えずに美肌になりたい方に向けて、正しいスキンケア方法とライフスタイルの見直しをご紹介します!
洗い方を見直そう
洗顔は泡立てが命。今はコロナ対策で手洗いが習慣化されていますが、ただ石鹸を手に付けただけでは汚れは落ちず、泡立てた状態で洗わないと手洗いの効果がないと言われています。
洗顔も同じように、少し固めのツンと立ったような泡を立てて転がすように洗うと、毛穴の奥の汚れまで落ちるようになります。また、お肌はヒヨコを触るような力加減で触れるように心がけましょう。
洗い流す際、お湯の温度を気にする方は意外と少ないです。しかし熱めのお湯だと肌が乾燥してしまいますし、冷たいと汚れが落としきれません。なので37度程度のぬるま湯がベストです。
また、シャワーで洗い流してしまうと水圧でお肌の角質層にダメージを与えてしまうので、洗面器にぬるま湯を溜めてから、両手でパシャパシャとすすぎ洗いをしましょう。洗い方を気を付けるだけでもつっぱり感が違います。
タオルで拭き取る際も、気をつけてほしいポイントがあります。タオルで擦って拭き取りがちですが、摩擦は乾燥やシミの元になります。なるべくお肌の刺激を減らすように、タオルでお顔を抑えて拭き取るようにしましょう。
保湿の仕方を見直そう
化粧水は手で温めてからお肌に抑え込むように付けます。化粧水は体温と同じ温度で温めてあげたほうが浸透しやすいのです。
また、叩きながらつけた方が浸透しそうにも思えますが、逆に叩いたり擦ったりしないように、包み込みながらつけた方が浸透します。
乳液、クリームはたっぷりつけるとお肌がモチモチするイメージがありますが、付け過ぎてしまうとニキビや化粧崩れの元になりますし、お肌のバリア機能が乱れて乾燥しやすくなってしまいます。化粧品の使い方に書いてある通りに、適量分を使うようにしましょう。
パックは長く付ければ保湿されそうなイメージがあります。化粧品にもよりますが、基本10分~20分程度にしましょう。長く付けすぎると乾燥やかぶれの原因になりますし、化粧水のコットンパックなどは10分以上長くパックしてしまうと、お肌の水分も一緒に蒸発して乾燥を引き起こす原因となります。
日焼け止めは一年中塗る
日焼け止めは夏だけ塗ればいいと思いがちですが、紫外線は一年中降り注いでいるので一年中塗りましょう。日焼け止めは日に焼けないために塗るものではなく、シミや老化に繋がらないように塗るものです。
さらに日焼け止めには2種類あり、「紫外線防止剤(吸収剤)」と「紫外線散乱剤」というものがあります。
「紫外線防止剤(吸収剤)」はSPF50など紫外線防止効果が高いものに使われていますが、体内に取り込まれ血中に流れこんでいるという研究結果もあるようなので、紫外線散乱剤というお肌に優しい種類の日焼け止めを使いましょう。
ストレス発散方法を見つける
ストレスニキビができた!という経験がある方は多いかと思いますが、慢性ストレスが肌老化を進めることも判明しています。いくら体が健康でも、つねにストレスフルだったり、ひとつのことに執着し過ぎたりしていると、遅かれ早かれ体に不調となって現れますし、もちろん肌荒れとしてお肌に影響も出てしまいます。
人に話すことは自分の頭の中が整理され気付きも生まれるので、溜め込まずに他人に話してみたり、自分なりのストレス解消法を見つけて、自分を大切にする時間を作りましょう。
水分や栄養は食品からとる
お化粧品で水分や栄養分を外から補うことと同時に、水分摂取や栄養補給は食事から摂り、体の内側から整えていきましょう。
バランスの良い食事を摂った方がいいのは分かっているけどなかなか出来ない…!そんな忙しい女性は、食材だけでなく漢方薬やサプリメントをとりいれて、体の内側から健康になりましょう。
また、水分はお茶やジュースなどから摂らずに積極的にお水を飲むようにすると、くすみや乾燥に効果的です。
正しいスキンケアやライフスタイルについて、一見、当たり前な事のようでなかなか出来ていないことが多かったかと思います。しかし使い方や生活習慣を見直すだけでも、お化粧品を変えなくても美肌に近づくことができます。
忙しい毎日ですが、自分のために時間を作って、丁寧に自分自身を見つめ直す事も大切!今日から一つ一つ丁寧に取り組み、出来れば習慣化していきましょう!