崩れにくいベースメイクをキープするポイントとは?
時間が経つと鼻や頬のあたりのベースメイクが崩れやすい、マスクをしていると口元が蒸れてベースメイクが浮きやすくなるなど、崩れにくいベースメイクの方法を知りたい!という方は多いはず。
今回は、崩れにくいベースメイクの塗り方、ファンデーションの選び方、崩れにくいベースメイクをキープするポイントについてご紹介します。
- 2020-09-24
- 寒川あゆみ
時間が経つと鼻や頬のあたりのベースメイクが崩れやすい、マスクをしていると口元が蒸れてベースメイクが浮きやすくなるなど、崩れにくいベースメイクの方法を知りたい!と感じている方も多いのではないでしょうか?
ベースメイクが崩れるのが気になるからといって、たくさんつけすぎていると逆効果になってしまいます。今回は崩れにくいベースメイクの塗り方、ファンデーションの選び方、崩れにくいベースメイクをキープするポイントについてご紹介します。
崩れにくいベースメイクをキープするポイントとは?
1. メイク前は洗顔で皮脂汚れを落とす
寝ているあいだは、空気中を舞っているホコリや分泌される皮脂が肌表面に付着しています。汚れが落ちていないままメイクをすると、メイク用品の油分やスポンジやブラシに付着している雑菌によって毛穴がつまったり、ニキビや吹き出物の肌トラブルを招く原因になるので、朝の洗顔によって肌表面の汚れを落としてからメイクをしましょう。
洗顔はしっかり泡だてて、泡を潰さないようにふわふわと優しく洗うことがコツ。泡が汚れを吸着するので、ゴシゴシこする必要はありません。
2. 化粧水、乳液、クリームで肌のキメを整える
洗顔はしていてもスキンケアで肌を整えず、いきなりメイクをするのも乾燥の原因やベースメイクが崩れやすい原因になります。
コットンに化粧水をたっぷり含ませて、優しくおさえるようになじませ、手のひらの温度で乳液、クリームを浸透させて肌のキメをふっくらさせることで、ベースメイクの引っかかりが良くなり、崩れにくいポイント。
時間がなく、スキンケア後すぐにメイクをする場合は、ティッシュを三角折りにして半顔ずつ表面の余分な油分をおさえるようにオフします。
3. 化粧下地をしっかり密着させておくことが、崩れにくいベースメイクを作るコツ
化粧下地を肌に伸ばしてすぐにファンデーションを塗っていませんか?サッと伸ばす程度だと汗や皮脂とともに流れやすくなり、ファンデーションが崩れやすくなる原因です。点置きにして指の腹で広げたあと、手のひらを密着させてしっかりなじませましょう。
4. ファンデーションの選び方と塗り方のコツ
薄づきでツヤっぽい肌質に仕上げたい場合は、クッションタイプ、リキッドタイプなど液体系のファンデーションとラメ感のあるルースパウダーがおすすめ。
カバー力のあるマットな肌質に仕上げたい場合は、クリームタイプのファンデーションやパウダーファンデーションがおすすめ。作りたい質感に合わせてファンデーションタイプを選びましょう。
ファンデーションはスポンジやパフ、ブラシにとったあと、べったりつけないように手の甲に置いてなじませてから肌に塗ると自然に仕上がります。そのままつけると厚塗り感が出たり、ムラになり崩れやすい原因になるので注意しましょう。
- 目頭の下から頬に向かって広げる
- 口角から頬に向かって広げる
- 眉間からおでこに向かって広げる
- 口の下からあご、フェイスラインに広げる
- 鼻周りに広げる
顔の中心から外側に向かって広げ、グラデーションをかけるように塗ると立体感が出来ます。毛穴やニキビ跡などカバーしたい部分は、パフやスポンジをポンポンと優しく重ねるとカバー力がアップします。
ファンデーションを塗る前と塗った後を比べてみると、顔の赤みやムラ感が整ったのはもちろん、頬に高さが出て顔の横幅がキュッと引き締まったような印象に見えます。
フェイスラインにファンデーションをたくさん塗らず、顔の中心に色味をもってくることで、キュッと引き締まったように見えます。
ルースパウダーやフェイスカラーなどのバウダータイプは、フェイスブラシで塗るのがおすすめです。ブラシでふわっとのせると細かな粒子が密着して自然に仕上がります。
のせる順番はファンデーションの塗り方と同じですが、目元や鼻周り、口元など汗や皮脂で崩れやすい場所は、少し多めに重ねておくと崩れにくくなります。
マスクをする時間が長いと、蒸れてファンデーションが崩れやすくなるので、マスク部分はファンデーションの量は極力薄く、フェイスカラーを多めにして仕上げるのも一つのポイントです。
5. パフやスポンジ、ブラシなどのメイクアイテムはこまめに洗うか買い換えて!
ファンデーションには油分や色物が含まれている上に、肌に直接触れるものなので汗や皮脂と合わさります。さらにそのまま放置することで空気に触れて雑菌が増えやすくなり、不衛生なメイク道具を毎日使っていると肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルの原因になりかねません。
スポンジやパフ、ブラシはこまめに洗ったり、買い替えて清潔なメイク道具を使うようにしましょう。専用のクリーナーや抗菌シートなどを活用して、アイテムやポーチの中もキレイにしましょう。
メイクの前のケア、ベースメイクの塗り方、アイテムの管理の仕方を意識するだけでベースメイクが崩れにくくなり、メイクの持ち度が変わりますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を読んだ人におすすめ
大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。