もしかして髪が痩せてきた…?正しいシャンプー・ドライの仕方で10年後も元気な髪に!
髪が細くなった、ボリュームがなくなったような気がする…。それは加齢による「髪痩せ」かもしれません。
間違ったシャンプー・トリートメント・髪の乾かし方を続けているととても危険!今のうちにそれぞれの正しいケア方法を取り入れて、頭皮と髪の毛をいたわり、健康な髪の毛を手に入れましょう。
- 2020-09-11
- 足立真悠子
毎日のケアが10年後の健康的な髪を叶える
髪が「痩せる」とは、髪にツヤやハリがなくなり、ボリュームダウンしてしまうこと。要因は様々ですが、加齢によって痩せてしまう場合が多いのです。さらに、この髪痩せを放置しておくと薄毛になってしまう可能性が高くなるので、注意が必要!
髪痩せを防ぐには、食生活やホルモンバランスを整えるなどの方法がありますが、シャンプー・トリートメント・ドライの髪の毛を直接ケアする工程もとっても重要です。
正しいケア方法をおさらいして、10年後もハリのある髪の毛を育みましょう!
正しいシャンプーの仕方は「頭皮を洗うこと」
髪の毛が生える頭皮が健康でなくては、良い状態の髪の毛は生えてきません。
シャンプーは髪の毛を洗うことではなく「頭皮を洗うこと」と、置き換えた方が正解。髪の毛を洗うことをメインにして、こすり合わせるように洗ってしまうと髪を傷ませてしまう原因になります。
シャンプーの手順
- 髪を濡らす前にブラッシングして、髪の毛の隙間を作っておく
- 根元から毛先までお湯でしっかり濡らしながら、頭皮を揉み込むように予洗い
- シャンプーを手に取り出したら、軽く泡立ててから頭皮につける
- 指の腹を使い、頭皮全体をマッサージするようにシャンプーで洗う
- シャンプーの倍の時間を使ってしっかりすすぐ
手順「1・2」のポイント
頭皮や髪の汚れの7割は、予洗いで落ちると言われています。長時間のシャンプーは乾燥を引き起こす原因にもなるので、事前のブラッシングと予洗いを取り入れて、シャンプーは短時間で済ませるようにしましょう。
シャワーの温度は38度程度がGOOD。40度を超える温度は刺激になってしまいます。
手順「3・4」のポイント
シャンプーを頭皮や髪につけてから泡立てるのは過度な摩擦になりやすいため、泡立てたシャンプーを頭皮につけて洗います。髪の毛は頭皮から流れ落ちるシャンプーだけで、十分に汚れを落とすことができます。
手順「5」のポイント
シャンプーをしたときの2倍の時間をかけて、しっかりと流していきます。頭皮にシャンプーが残らないよう、頭皮中心にすすいでいきます。
正しいトリートメントの仕方
トリートメントをするのとしないのでは、ドライ直後からその違いは明らか。そもそもトリートメントと、コンディショナー・リンスの違いってご存知ですか?
コンディショナーとリンスは主に髪の表面をなめらかにして、すべりをよくすることでキューティクルの傷みを防いでくれます。
トリートメントは髪の内部に成分を浸透させて、髪の傷みをケア・補修、髪の質感をコントロールしたりするもの。リンス・コンディショナーの機能も併せ持つものがほとんどなので、シャンプーの後はトリートメントの使用が最もおすすめです。
トリートメントの手順
- 髪に残っている水分を優しく絞って水気を取る
- 手に取り出したトリートメントを、毛先から中間にかけて揉み込むように塗布
- 粗めのコームでとかし、5分~10分程度置く
- お湯でしっかりとすすぐ
手順「1」のポイント
髪の毛に水分が多く残っていると、せっかくつけたトリートメントが流れ落ちてしまうので、できるだけ水気を取ってから塗布するようにしましょう。
手順「2・3」のポイント
根元からつけると洗った頭皮がベタついてしまうので、つけないように注意。トリートメントが浸透するように揉み込みながら塗布したあと、さらにコームでとかすと、まんべんなく1本1本にいき渡ってGOOD。
メーカーにより異なりますが、長くても10分程度を目安に放置して浸透させていきます。
手順「4」のポイント
トリートメントはどこまで流したら良いのか悩みますよね。でもトリートメントは髪内部に成分を浸透させることができるので、しっかりと洗い流す方が◎。表面がベタついていると髪が乾きにくくなったり、ほこりや汚れもつきやすくなってしまいます。
正しい髪の毛の乾かし方
ドライヤーの熱で髪が傷みそう、時間がかかって面倒くさい…などの理由から、自然乾燥させたり、乾かさずに寝てしまう方がいますが、これは絶対にNG!
湿った状態で放置すると雑菌が繁殖したり、キューティクルが広がったままなので髪を傷めやすいのです。シャンプー後はすぐに乾かすようにしましょう。
ドライするときの手順
- 水滴が落ちなくなるまでタオルドライで水気を取る
- 手で絡まりをほどいてからブラッシング
- オイルや美容液を毛先から中間に塗布
- ドライヤーの温風で根元から乾かし始め、毛先までおろしていく
- ドライヤーの冷風で全体を乾かす
手順「1」のポイント
タオルの上から指の腹でマッサージするようにして頭皮の水気を拭き取ったら、タオルで髪の毛を挟み込んでプレスしていきます。ゴシゴシと髪の毛同士をこすり合わせて拭くのはNGです!
手順「2・3」のポイント
濡れた状態で絡んでいる髪の毛にいきなりブラシを使うのは髪が傷みやすいため、手で絡まりをほどいてからブラッシングします。アウトバスオイル等はそのあとに塗布しましょう。
手順「4」のポイント
まずは温風でしっかりと根元を乾かしてから、毛先におろしていきます。ドライヤーは1点に集中させて当てるのではなく、髪の毛から10cmほど離した位置で、風を散らすように振りながら当てていきましょう。
手順「5」のポイント
温風で8割~9割程度乾いたところで冷風に切り替えて、完全に乾かしていきます。最後に冷風を使って仕上げることで、キューティクルが閉じて、潤いが逃げない髪の毛になりますよ。
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