カラーバターって知ってる?90%以上がトリートメント成分の簡単セルフカラーリングをチェック
90%以上がトリートメント成分で、髪を傷ませないセルフカラーリングができると話題の「エンシェールズ カラーバター」。髪をケアしながら発色良く染まり、ムラにもならないなんて本当?その理由と実際に試したビフォーアフター、使い方のコツもご紹介します。
- 2020-08-15
- 足立真悠子
カラーバターという新ジャンル
エンシェールズ カラーバター
200g 2,667円(税抜)
ここ数年で登場し、新たなジャンルを開拓してみせたカラーバターは、「エンシェールズ」というブランドから生まれた、いわゆるセルフカラーリングが簡単にできるアイテム。
ドラッグストアなどで手に入るセルフカラーリング剤は手軽だけど、髪の毛が傷みやすい、ムラになりやすいなどのデメリットもありますよね。
ところがこのカラーバターは髪を傷ませず、ムラにもならないというウワサ!まずはその魅力に迫ります。
90%以上がトリートメント成分
このカラーバターは色持ちが良い塩基性染料と、髪を傷つけずに着色できるHC染料を含有したヘアカラーですが、なんと90%以上がヘアトリートメントでできています。そのため髪を傷めるどころか、むしろトリートメントをする感覚でカラーリングが可能。
ハイダメージを受けた髪の毛にも安心して使うことができ、カラー後は染色前よりサラサラでツヤのある仕上がりに。
ムラにならない仕上がり
通常のカラーとは異なり、カラーバターは薬剤ではないため、時間経過で徐々に色が濃くなるワケではありません。だから塗布中の時間差による色の違いが出にくいからムラにならず、さらに一度の使用でしっかりと発色させることができます。
全27色の豊富なカラー展開
ピンクやパープルのカラフルな原色から、ミルクティーなどのアッシュカラー、ブラウン系のダークトーンまでと、全27色の豊富なカラーバリエーションを展開しています。
また違う色を混ぜ合わせて、お好みのオリジナルカラーを作り出すことも可能なんです!27色のカラーに加えて、色を薄めるためのクリアクリームも用意しているので、パステルカラーも作れちゃいますよ。
色モチは大満足の約1ヶ月!
美容院のカラーリングと変わらない色モチが続くカラーバター。色味や環境などによって差はありますが、おおよそ以下が目安とのこと。
- ショッキングパープル・ダークシルバー・濃いブラウン系は約2カ月
- レッド系・ピンク系の暖色カラーは1カ月以上
- アッシュミルクティーや明るいブルー系は2~3週間
日々のシャンプーで自然退色しますが、全体が均一に薄まっていくので、退色過程もキレイなカラーを楽しめます。
黒髪・白髪はNG
髪の上に色素が着く「表面付着」となるため、黒髪を明るくするような脱色効果はなく、黒髪にはほとんど発色しません。もともとの髪色が10トーン程度の明るさがあると、よりキレイな発色を実感できます。
またグレーヘアは白髪染めをした髪ならカラーリングが可能。何もしていない白髪にはしっかりと着色させることができません。
カラーバターの使い方
実際にエンシェールズ カラーバターを使用しながら、使い方を徹底レクチャー!まずは好みの色を選ぶことからスタートです。試してみたくなるオシャレカラーがたくさんあって悩みますが、筆者は「アッシュピンク」をチョイスしてみました。
Before
中間から毛先だけが明るいポイントカラーの私。根本から中間まではほぼ地毛の色で黒髪です。
毛先は色が抜けて迫力のある金髪状態…!この金髪部分をカラーリングしていきます。
用意する道具は2つ
- ケープ
- 手袋
この2点は最低でも準備しましょう。ケープは服や首回りに色が付いてしまうのを防ぐためなので、サランラップやタオル、ゴミ袋を広げて使ってもOK。さらに塗り漏れをなくすために、髪を分けてとめられるクリップや、コームがあるとさらにスムーズに塗布できます。
工程はたったの4つ
簡単でキレイな仕上がりが魅力のカラーバター。そのカラーリング工程は4つ!
1. シャンプー&タオルドライ
整髪料などを落とすためにも、塗布前にシャンプーを。トリートメントは不要です。シャンプー後はタオルドライで水気を拭き取っておきます。
乾いた髪でも使用はできますが、ウェットな方がカラーバターが伸ばしやすくてスムーズに塗布できますよ。
2. カラーバターを塗布
ケープをしてゴム手袋を装着したら、指でカラーバターをすくって塗布開始。
塗布後、すぐに着色は始まりますが、時間経過における色味の差が出にくいので、どこから塗ってもOK!慌てずに行っていきましょう。さらに塗布量が均一じゃなくてもムラにならないから、塗り漏れだけがないように気をつけます。
濃厚なトリートメントを塗るような感じで、ポタっと垂れたりすることもなく、髪の毛にグングン入っていく感覚。表面にカラーバターが残るぐらいに塗布させます。
ミディアムまでの長さで1つ使い切るぐらいが目安。私の毛量はかなり多いですが、中間から毛先だけの使用のため、半量で終了させてみました。(残ったものは再利用可能!)
3. 15~20分時間を置く
全体の塗布が終了したら、色素を沈着させて色モチを良くするために15~20分間、放置します。時間を置きすぎても肌や髪の毛にトラブルが起きる心配がないので安心。
4. 洗い流す
カラーバターはトリートメントそのものなので、シャンプー・トリートメントは不要!もみ込むように洗い流すだけでOKです。
大満足な仕上がり!
洗い流して乾かしてみると…。いかがでしょうか?写真では伝わりづらいですが、アッシュの少しくすみがかったピンクがちゃんと表現されています!さらに髪の毛がツルッとしてサラッサラ!
トップは黒髪で色味が入らないから、境目もテク要らずで自然な仕上がりになりました。
髪を労わりながらカラーリングができちゃう「エンシェールズ カラーバター」。これは試してみる価値アリです!
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美容PRを経てフリーランスに転身。私たちを陰ながら支え、 ときに勇気までもくれる美容法やアイテムたちが 底知れぬ企業努力の上で誕生していることを知ったとき、 本当の意味で美容を愛するように。ナゼ良いのか、 その根拠を大切にした美容情報をお届けします!