今更聞けない!基本の眉の書き方5STEP
メイクの中で特にお悩みとして上がりやすいのが、眉メイク。トレンドに沿った書き方をするのも良いですが、意外と抜けがちな基本の書き方はご存知でしょうか?
毎日眉も描いているし大丈夫!と思っていても、実は手順が間違っていたので書きづらくなっていた、なんてことも…。基本の眉の書き方をおさらいしていきます。
- 2020-08-13
- 小笠原彩
眉の仕上がりの理想
まず眉の理想の仕上がりについてご紹介していきます。
眉は眉頭から眉尻まで全て同じ濃さや太さで書くのはNGです。眉山~眉尻は割とライン状にしっかりと書き、濃い色味を載せる、眉頭~眉中間までは少し淡い色味でぼかすような形で仕上げると、自然で美しい眉に見えやすくなります。また、眉尻は繊細でシャープさを出すと、垢抜けた印象をもたらすことも可能です。
特に眉頭はあまり濃く描きすぎると男性的な眉になり、違和感が出たり、少し垢抜けない印象に見えがち。地毛が足りない部分には地毛を書き足すようにペンなどで書いてOKですが、基本はパウダーを使って、ふんわりぼかすようなイメージで濃淡をつけるのがオススメ。
眉山を境に、少し仕上がりのイメージを変えることを押さえていきましょう。また輪郭が際立たない眉は、垢抜けない眉に見えてしまうので、余分な毛や長すぎる毛は眉を描く前に必ず整えておきましょう。
基本の眉の書き方5STEP
では早速基本の眉の書き方をご紹介していきます。
STEP1 余分な油分をオフ。軽くフェイスパウダーを
まずは書き始める前に、眉が書きやすい状態にお肌のコンディションを整えていきます。
スキンケアが残っている状態や、油分が眉についている状態では眉が書きづらくなります。書く前にそのような状態であれば、軽くフェイスパウダーを載せていき、コンディションを整えていきましょう。
STEP2 ブラシで眉を整えて、どこに眉を書き足す必要があるのか、どこまで書くのか全体像を決める
次に眉を根元からしっかりブラッシングして、自眉を正しい位置に修正し、どこに眉を書き足す必要があるのか、どこまで書くのか、など全体像を決めていきましょう。
眉の状態は各個人によって変わります。無理にしっかり眉がある部分に書き足す必要もないので、どこに穴が開いてしまっているのか、などを確認してから書き始めましょう。
STEP3 アイブロウペンシルかリキッドで眉山~眉尻を書く
では眉山~眉尻を最初に書いていきます。ここで眉頭から書くのはあまりオススメではありません。眉山付近や眉尻をしっかり書いていくことが美眉の秘訣ですが、眉頭から書いてしまうと、どれくらいの濃さに眉頭を仕上げたら良いか目安がわからないので、難しくなったり失敗しやすくなります。
ご自身の理想の眉がしっかり頭に入っている場合は別ですが、強調したい部分を先に描き、馴染ませたい部分を後から書いた方が全体のバランスを取りやすくなるので、なんだか眉を書くのが難しいな、と思われる方は一度手順を見直してみるのもオススメ。
また、最初からパウダーで眉山~眉尻を描いていくのはなかなか難しい場合もあるので、失敗が少なく、書きやすい、芯がしっかりしているペンシルやリキッドで書いていき、その後パウダーでぼかしましょう。
STEP4 眉頭~眉中間に自然に色を載せる
次に眉頭~眉中間までに色を載せていきます。冒頭でもお伝えしたように、眉はグラデーションで仕上げていくことが理想なので、少し眉山よりも明るい色を載せると眉がすっきり見えて、グラデーションが作りやすくなります。
必要な部分に色を載せて、必要なところがあれば書き足しましょう。
STEP5 全体にブラシや綿棒でぼかしを入れる
最後に全体のバランスを見ながら、ブラシや綿棒でぼかしていきます。特に眉頭はラインになっていると男性的な眉に見えてしまうので、注意が必要。
違和感があるところはぼかすことで、お肌に馴染んで自然な眉に見えます。
いつも書いている眉でも、一度基本に立ち返ることで、新たな発見などもあります。是非今一度、眉の書き方を見直していきましょう!
この記事を読んだ人におすすめ
メイクアップアーティスト/美容プロデューサーとして、ロンドン、NY、東京と最前線の美容シーンで活躍。講演活動も多数開催し、ハリウッド女優も顧客に持つ。2015年に美容プロデュースの会社をたちあげ、活動を広げている。