毛穴の大きさは遺伝だった?毛穴を正しく引き締めて、つるんとした卵肌へ
どうしても気になる、毛穴の開きや黒ずみ。いちご鼻になるなんて絶対に嫌ですよね。ただ、毛穴ケアについては誤解も多く、誤ったケアをしてしまいがち。正しいケア方法を身に着けて、きめ細やかな肌を目指しましょう。
- 2016-05-15
- 萩原かおり
毛穴の大きさは変えられない?
毛穴を小さくしましょう、とよく言われますが、これは実は至難の業。なぜなら、毛穴の大きさはほぼ遺伝によるものだからです。それをケアによって小さくするのは難しく、なかなか効果が出ません。また、毛穴とはそもそも皮脂が入っているべきもので、そのなかの皮脂を0にするのも難しいのです。毛穴の黒ずみが気になるという方も、よくよく調べてみると、皮脂がぎっしり詰まっているわけではなく、穴だから黒くなっているだけ、ということも多いのです。
それでも毛穴を小さくするためには
とはいえ、毛穴を目立たないようにしたい!と願ってしまうのが女心ですよね。毛穴に皮脂が詰まり、その表面が酸化して黒くなることはよくあります。また、酸化した皮脂や角質が毛穴をふさいでしまうと、肌が炎症を起こしてニキビができてしまったりと、トラブルのもとになります。皮脂と角質の2つを正しく落としてあげることで毛穴詰まりを防ぎ、毛穴を目立たなくすることができるのです。
ポイントは「洗顔」と「ピーリング」!
皮脂と角質の2つを落とすために必要なのは、洗顔とピーリング!洗浄力のある洗顔料できちんと洗顔しましょう。おすすめなのは洗顔せっけん。固形の石鹸は余計な成分が含まれておらず、洗浄力があるためしっかりと汚れを落とすことができます。そして、ピーリングのためにはピーリング剤を使ってもいいですし、AHA成分が含まれている洗顔料はやさしくピーリングをしてくれます。洗顔料の成分表をチェックしてみてくださいね。
極めつけは洗い方!下から上へ円を描いて
顔の洗い方にも気を付けましょう。洗っているときに鏡を見てみてください。洗っているときに肌も一緒に動いているようだと、力の入れすぎです。肌が動かない程度にやさしく洗ってあげてくださいね。
ポイントはしっかり生クリーム状に泡立てて、泡をクッションにするイメージで洗うことです。そして、下から上へ、円を描くように洗ってください。毛穴は下を向いていますから、下から上へとくるくる回すことで、毛穴の奥まで泡が入り込み、奥の汚れまでしっかり吸着してくれます。そしてぬるま湯で丁寧に、しっかりと洗い流しましょう。洗い残しがあるとトラブルの原因になりますので、念入りに!
特別なアイテムを使わなくても、日々のケアで毛穴は目立たなくなります。丁寧な洗顔とピーリングで、つるんとした卵肌を手に入れましょうね。
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心理学・社会学を専攻し、コミュニケーション心理やリンパマッサージも習得。美容部員勤務を経てスキンケアコンサルタントに。制作会社で編集・ライティング・広報を経験後、フリーライターとして活躍中。