日差しが強い季節になってきましたね。皆さんお肌の日焼け対策は万全かもしれませんが、意外と見逃しがちなのが髪の毛のケアです。女性を魅力的に見せる大切な髪の毛の紫外線ケアについてお届けします。
“髪の毛”の紫外線対策とは
髪の毛は肌の5倍、日焼けする!?
お肌が日焼けするのは分かっているけれど、髪の毛も日焼けするの?と疑問に思いますよね。実はお肌よりも髪の毛の方が、5倍も日焼けしやすいという統計データがでているんです!髪の毛、特に頭部は陽射しが上からほぼ直角に当たっており、なかなか防ぐことが難しいですよね。
夏が近づくにつれ、髪が「パサつく」「きしむ」と感じていた方は、紫外線が髪の毛に与えるダメージを軽減することで、髪の傷みを防ぐことができますよ。
夏以外は日焼けしない?
紫外線が強いのは真夏のみだと捉えられている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は春先からぐんぐん増えているんです。近年では5月の紫外線量は真夏とほぼ同じとも言われていますよね。
また、天気によって意識も変わると思います。「今日は曇りだから大丈夫かな」とか、「雨が降っているから日焼けしないな」と思いがちですが、実際には曇りの日や雨の日も紫外線はあります。晴天の日が100%だとすると、曇りの日は70%、雨の日は30%程度ではありますが確実に紫外線が降り注いでいます。どんな日も、お出かけの際は必ずUVケアをすることをオススメいたします。
紫外線が髪に与えるダメージって?
髪にとっても紫外線はとても怖いものです。紫外線にはメラニンを分解する力があり、髪の色が抜け、変色します。カラーリングなどを施している場合は、バージン毛より紫外線の影響を受けやすい状態なので特に注意が必要です。
また、紫外線の影響でキューティクルがめくれたり、はがれてしまいます。そうなると、髪の中のタンパク質などが流れ出てしまい、髪の栄養や水分がなくなってしまいます。それらが原因で髪が乾燥し、パサつき、手触りの悪化などの原因になります。
頭皮へのダメージ
頭皮は、健康な髪の毛を育むための土壌になります。髪の毛の根元にある毛母細胞が破壊されると、抜け毛や薄毛、白髪の原因になります。髪や頭皮の老化を進めない為にも、予防のケアが不可欠です。
髪への紫外線を防ぐ簡単な方法
簡単な心がけで、紫外線から髪の毛を守ることができます。
- 外出時には帽子を着用する
- 外出時には日傘を使用する
- UVスプレーなどでコーティング
- UVシャンプー&トリートメントでケア
- 夜寝る前にUVオイルなど流さないケア
外出時ロングヘアの方はまとめる、もしくは帽子の中に入れ込むなどをし、なるべく紫外線の当たる面積を減らしてあげることが大切です。外に長時間出る用事がある場合は、UV対策スプレーなどを持ち歩き、お肌同様2~3時間に1回重ねると効果が持続します。
UV対策用のシャンプーは日焼け止めの成分もしっかり取り除いてくれます。また紫外線を浴びて傷んだ髪は保湿が大事ですので、UV対策用などのしっかり保湿効果のあるトリートメントも一緒に使ってあげると効果が期待できます。
紫外線ダメージケア商品
UVケアスプレー
大人気『N.』オイルでご存知のナプラから発売されている「ミーファ フレグランスUVスプレー」は、UVケアに加えてヘアフレグランスとしても使える7種類のラインナップです。お洒落でどれを選ぼうか迷ってしまいますね。
ミーファ フレグランスUVスプレー〈マグノリア〉
80g 定価1,200円(税別)
ミーファ フレグランスUVスプレー〈テンダーリリィ〉
80g 定価1,200円(税別)
UVケアオイル
『Aujua』の洗い流さないトリートメント。デイライトシリーズは毛髪表面だけでなく、毛髪内部まで油溶性ビタミン「アスコルビン酸誘導体」が浸透し、紫外線から髪を保護してくれます。紫外線の強い季節もツヤのある髪へ。
いかがでしたでしょうか。これからより紫外線の気になる時期がやってきます。お肌の紫外線UVケアだけでなく、女性の見た目年齢に関わってくる部分だからこそ、髪の毛のUVケアも意識していきたいですね。
この記事を読んだ人におすすめ
美容師免許(国家資格)、ネイル検定、パーソナルカラー検定、認定フェイシャルエステティシャン、アロマ検定1級、着付の資格を保有。”女性の目元をより美しく”担当件数10,000人以上の経験を活かし、アイメイクアドバイザーとしてメイク、コスメなどの美容記事を執筆中。