お悩み別!自眉を活かしたキレイな眉毛の描き方
もともとの眉毛の生え方や骨格・筋肉による左右の非対称さ、若気の至りでお手入れしすぎてしまった後など、ありがちな“眉毛”のお悩み別に上手な描き方をレクチャー!
自分の悩みに沿って足りないポイントを補っていき、ナチュラルでキレイな眉毛を手に入れましょう。
- 2020-05-01
- myu
あなたの“自眉”はどんな状態…?
左右まったく同じように眉毛が生えている方はいないもの。もともとの眉毛の生え方や骨格・筋肉による左右の非対称さ、若気の至りでお手入れしすぎてしまった後など、“自眉”の状態によって悩みも人それぞれ。
そこで今回は、ありがちな“眉毛”のお悩み別に上手な描き方をレクチャーしていきます!自分の悩みに沿って足りないポイントを補っていき、ナチュラルでキレイな眉毛を手に入れましょう。
悩み1:細眉さんに向けた描き方
もともとの眉毛は細めに生えている方や、その時々のトレンドで眉毛を細く整えてからなかなか生えてこなくなってしまった方におすすめの描き方のポイントは、『自分の眉毛をベースに上下それぞれ1mmを目安に描き足していく』方法。“太眉”ブームが続いていますが、無理矢理太めの仕上がりにしようとすると、不自然になってしまいます。
アイブロウペンシルだけで仕上げると、いかにも“描いてます!”というような印象になってしまうので要注意。まずはしっかり&ふんわりと色付くチップ型のアイブロウパウダーがおすすめ。眉頭のアンダーラインや眉尻などのシャープな部分はアイブロウペンシルを使って、一本一本毛を描き足すようにしてみてください。
悩み2:左右の眉毛が非対称さんに向けた描き方
左右の眉毛がもともと完璧に対称に揃って生えている方は居ないはず。上下の高さがそれぞれ物足りないところを濃く描いて、左右のバランスをとっていきましょう。
まずは眉全体の毛流れをスクリューブラシで整えてからはじめましょう。整えたあとは薄めのアイブロウパウダーで眉全体を描いて、左右の眉毛の非対称になっている箇所を見つけましょう。
それぞれ足りない部分にアイブロウペンシルで色を重ねていき、肉厚な眉毛に仕上げていきます。アイブロウパウダーでベースをつくっているので、そのうえに重ねるアイブロウペンシルは少ししっかりと色付くようなウォータープルーフタイプにするとよいでしょう。
悩み3:太眉さんに向けた描き方
もともと眉毛がしっかりと生えている“太眉”さんは、眉毛の毛並みや太さをそのまま維持しながら全体的に整えていきましょう。もともと眉毛がしっかりと生えている方がアイブロウパウダーだけで仕上げてしまうと、眉毛の立体感が失われてしまいがち。
ボサボサに生えている状態で色をのせると色ムラの原因となるので、スクリューブラシで眉毛の毛流れを整えてから、眉毛の流れに沿って眉頭から眉尻に向かって眉マスカラでふわっとぼかしていきます。眉マスカラは一度ティッシュオフしてから重ねると、ぼってりした仕上がりを避けることができるのでおすすめ。
眉尻などの流れをシャープに見せたい方は、アウトラインだけリキッドタイプのアイブロウライナーで描くとよいでしょう。
悩み4:眉尻の毛が少なめさんに向けた描き方
眉尻に毛が生えにくかったり、生え方にムラがある方こそまずは眉山をしっかりと定めることからはじめましょう。
最初に眉山を設定してから、リキッドタイプのアイブロウライナーで眉尻に向かって一本ずつ描き足すように色をのせていきます。眉山から眉尻まで描ききったら、眉頭から眉山までは毛の流れが下がらないように注意しながら、淡めのアイブロウパウダーをのせていき、眉尻に向かって色濃くなるようなグラデーション眉毛を目指して仕上げましょう。
悩み5:眉間が広めに開いている自眉さんに向けた描き方
目頭の眉間が広めに開いたような自眉の生え方の場合は、目頭の延長よりもやり過ぎない程度に内側に描いていくことが、不自然にならずに仕上がるポイントです。まず自眉に沿って、アイブロウパウダーで全体に色をのせます。そのあと目頭に延長よりも、きもち内側に理想の眉頭のポイントを設定します。
眉頭はある程度ふんわりと仕上げたほうが違和感なく仕上がるので、先の細いアイブロウペンシルではなく、先が太めのアイブロウペンシルで真上に向かって描き足していきましょう。眉頭が描けたら、全体をスクリューブラシでぼかして色をなじませていきましょう。
悩み6:困り眉さんに向けた描き方
眉尻が下がったような“困り眉”さんの場合は、もともとの自分の眉毛の全体を俯瞰で見たときに、一番高さをもっている場所を眉山として設定し描いていくとスムーズに描けます。
まず、困り眉さんの場合は全体的に毛流れが下に向かって生えがちなので、上へ向かって眉毛をスクリューブラシでとかしていきましょう。
そのあと眉毛の一番高い場所に眉山をつくり、眉山から眉尻に向かって斜め下に描いていきます。そこから眉山から眉頭に向かって逆流するように描き進め、眉頭の上部をしっかりと描き足しましょう。
困り眉さんは眉頭の上部の三角ゾーンに毛があまり生えていない方が多いので、しっかりと描き足していくことで全体のバランスがとれます。
悩みを解消してキレイな眉毛を手に入れよう
もともとの眉毛の生え方の癖や、足りない箇所を俯瞰でしっかり捉えることで、眉全体の仕上がりのクオリティーはぐっと上がります。
今回は、ありがちなお悩み別に眉メイクのやり方をご紹介してみたので、自分のもともとの眉毛の悩みや特徴と一番近いお悩みを見つけていただき、補い方を取り入れてみてもらえたら嬉しいです。
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ミーハーな美容系ライター。美容師免許・メイク検定・JNAネイル技能検定を取得。美容部員やアパレル販売・PRを経て、世の中の女性が「今よりもっとキレイにかわいく、“キラキラできる”」サポートができるように、実体験をもとに楽しみながら奮闘中です♡