ツヤ肌?マット肌?なりたい肌別、BB、CCクリームとファンデーションの使分け方法
BB、CCクリームが一般的になり、一昨年にはDD、最近ではEEと呼ばれるクリームまで登場してきましたね。手軽で時短にベースメイクが出来る、ということで活用している方も多いのではないでしょうか?でも、名前が似てるし、それぞれ何が違うの?そんな声もちらほら。そこで今回はそれぞれの使い分け方法をご提案します。
- 2016-04-22
- 上田美穂
ニキビや傷を隠してベースメイクをしたい
そんな時はBBクリームの出番です。“医療用に作られた”という話を耳にしたこともあるかもしれませんが、効果のとおり、炎症を抑えながらトラブルを隠してくれます。もちろん、オールインワンで使える手軽さが人気ですが、こうした本来の目的で使いたい時には、炎症を抑える「甘草エキス」、やけどの修復効果のある「アラントイン」、保湿効果がある「シア脂」といった成分が入っているものを選ぶとよいかと思います。
くすみを飛ばすベースメイクをしたい
そんな時はCCクリームの出番です。くすんでいた肌に透明感やツヤが出ます。とくに目立った凹凸はないけれど、疲れて見える…なんて時は多くの場合、肌がくすんでいることが考えられますので、こうして全体に使えるクリームで肌の明るさをアップしておくと、ファンデーションの仕上がりにも影響してきますよ。
BBクリームが合わなくなってきた時には?
BBクリームの仕上がりが合わなくなってきたかも、という時は、ツヤ感を足しましょう。たとえば、ツヤ感のあるファンデーションに変えるとか、ツヤ感のある下地クリームを使うとか。方法はいくつかあります。BBクリームとセットで持つなら、「ツヤ感」をキーワードに化粧品を選ぶと満足いく選択ができるかもしれませんね。
CCクリームのその後には?
CCクリームはその後にファンデーションが必要になってきます。また、下地の役割を持っていないCCクリームは、事前に下地も塗った方が崩れは少なくなりますし、同じように、日焼け止めの役割を持っていないクリームの場合には事前に日焼け止めを使いましょう。
光を集めるか、隠すのか
ベースメイク化粧品は、“光を集めるタイプ”か“肌を隠すタイプ”かに分けると分かりやすくなります。ツヤ感がある(CCクリームなど)ものは光を集めるタイプ、マットな仕上がり(BBクリームなど)は肌を隠すタイプです。購入に行く場合には手の甲にのせて、光の加減をみていくとその違いも分かりやすくなるかもしれませんね。ぜひお試しくださいませ~♪
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プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。