寒い季節こそかわいい!!ショートヘアのすすめ
寒い季節にこそかわいさが際立つ髪型、ショートヘアについて。冬におすすめの理由、かわいいショートヘアのポイント、髪質別スタイリングのコツなどご紹介します。
- 2020-02-08
- MOMO
冬におすすめの理由
理由1 垢ぬけたかわいさ
ふわふわなセーターやロングスカートなど、寒い季節はモコモコとふくらみがちな洋服たち。そんな時こそ首元はすっきりさせたいですよね。
もちろんロングヘアーもかわいいですし、アップにして首筋を出す、というのも素敵です。でも、ちゃんとお手入れのされたショートヘアというのは、潔いすっきり感と確かなデザイン性を持っていて、その人を垢ぬけさせてくれます。
アンニュイでやわらかな女性像を求めるならミディアム~ロングヘアの、ゆるふわまとめ髪がいいでしょう。でも、垢ぬけたかわいさや美しさを求めるなら、ショートヘアは断然おすすめ。その人ならではの顔や体とのバランスに合ったショートヘアは、お顔を飾る額縁として、素晴らしい仕事をしてくれます。
理由2 スタイルがよく見える
すらっとした首筋。華奢な鎖骨。すっきりとしたフェイスライン。それを強調できるのがショートカットの繊細なカットラインと、冬ならではのボリューム感ある洋服です。
モコモコとボリュームのある洋服と、すっきりとしたショートヘアの対比で、体の華奢なラインがより強調されてとっても素敵!また、外出時、ストールやマフラーをまいた際にそのバランスが保てるのもグッドポイントです。
女性らしいショートヘアスタイルのポイント
女性らしさを感じる髪型といえば、ロングヘアと答える方は多いはず。しかし、ショートヘアだからこそ演出できる女性らしさというのもあります。
ポイント1 えりあしのバランス
後頭部に丸みを持たせ、えりあしは首筋に沿うよう、繊細に、かつやわらかくカットすることで、女性らしい華奢な首元を演出できるでしょう。
逆に、えりあしを首筋に沿わせず、角が残るようなカットにしてしまうとどうなるでしょうか?後ろから見たときに、頭部からえりあしまでのフォルムが四角くなってしまい、男性的な印象となります。
ポイント2 前髪のバランス
お顔立ちとのバランスを、最も慎重に選んでデザインするのが前髪です。前髪を作らず、長めに残して分けるというのももちろん素敵で、おでこを見せると、少しセクシーな女性らしさを印象付けられます。
そしてもし、前髪を作る場合でも、おでこへの馴染み方はポイントになります。長めの前髪はもちろん、短い前髪ならなおさらです。
おでこのラインを美しく見せるには、もったりとボリュームのある前髪でおでこのラインを隠してしまうよりも、ボリュームをおさえておでこに沿わせるように作ると、女性らしい華奢な印象にマッチした前髪となるでしょう。
ポイント3 ショートボブ
ひとくちにショートヘアと言っても、さまざまな髪型があります。その中でもボブヘアーはかわいく作りやすい髪型です。
突然ですが、「レオン」という少し昔の映画に出てくる、マチルダという少女をご存知ですか?短いおかっぱヘア(=ショートボブ)が可愛い女の子ですが、その髪型は強く儚い少女のキャラクターと見事にマッチし、少女の魅力を示す大きな要因となりました。
ショートボブは、なんと言ってもそのおかっぱのカットラインが魅力です。バシッと一直線に整ったラインはフェイスラインと首筋を美しく見せ、そこにしたたかな強さも含みます。そしていわゆるショートカットにするにはまだ勇気が足りないという方にも、比較的ローリスクで挑戦できる、かわいさも満点な、迷ったら「これ」的な髪型でしょう。
ショートヘアのメリット
誰もが知っているショートヘアのメリットは、シャンプーとドライが楽になること。しかし、誰もが知っているからと言ってあなどれません。ショートヘアにした直後の自宅でのシャンプーは、わかってはいても、いつでも嬉しい驚きを感じます。
2つめのメリットは、髪質を美しく保ちやすいこと。長くなればなるほど、長年のダメージの蓄積が目に見えて表れてきてしまいます。その点、ショートヘアはダメージを蓄積する間がありません。
髪質別・ショートヘアのスタイリングのコツ
スタイリングのコツをお伝えする場合、髪質によって、大きく2種類に分けられます。ひとつはボリュームがなくぺたんとしてしまう髪質。ふたつめはボリュームがありふくらんでしまう髪質です。
それでは、それぞれのコツを見ていきましょう。
〈ボリュームがなく、ぺたんとしてしまう〉
まず、シャンプー後のドライから。ドライヤーの風は下から上へ、根元をめがけて当てます。頭頂部はとくに根元をふわっとさせるよう、ドライヤーの当て方は変えないまま、右から左へ、その後左から右へと髪を流すようにして乾かします。
ワックスなどのスタイリング剤は、グロス系やウェットな質感に仕上がるものは重くなるので、使用するとしても少しにした方がよいでしょう。おすすめはドライなタイプでセット力が強めのもの。少量でもしっかりとスタイルをキープしてくれます。
〈ボリュームがあり、ふくらんでしまう〉
ドライヤーの風の方向は、基本的に上から下へ当てるよう意識。セットする際には、一度水スプレーなどで全体的に少し濡らしておくのもあり。
スタイリング剤はグロス系のワックスやオイルを使って、髪に重さを持たせてふくらみを押さえます。ワックスをつけたあとに、ふくらまないように押さえながらドライヤーで熱をあてて、ドライヤーでセットしていくと持ちがよくなるでしょう。
ちなみに筆者もこのタイプの髪質です。ふくらみがひどい時には帽子をかぶって寝ていました。そんな裏技もありです。
美容室でショートヘアをオーダーする際のポイント
さいごに、美容室でショートヘアをオーダーする際のポイントをお伝えします。
どんな髪型でも基本は同じですが、こんな感じが好き!という目安になるヘアスタイルをいくつか美容師に見せてみてください。その中で、自分の顔立ちや骨格にはどのようなバランスが合うのか、美容師と相談、またはおまかせしていきます。
ポイントになるのは、あなたがどうしたいか、どんな雰囲気が好みなのかが、きちんと伝わること。その際にはぜひえりあしの雰囲気と、前髪・フェイスラインのバランス、全体から受ける印象に注目して、美容師に伝えてみましょう。
ショートヘアでまわりと一味違うおしゃれなヘアスタイルを楽しんでみましょう。ちょっと寒くなるので、風邪にはお気をつけて!ぜひ、新しいかわいさを発見してください。
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「美容師になってはいけない」美容室にて勤務5年。その後国内外を放浪し、人生を謳歌する素敵な芸術家たちに出会い影響をうける。現在、フリーで美容師とライターをしながら、創作活動中。