「付けすぎてない!?」香水の付け方を見直してみよう!

LIFESTYLE

「付けすぎてない!?」香水の付け方を見直してみよう!

香水は付ける部位や量によって、同じ香水でも香り方が変わって印象に差が出るものです。香水を付ける部位による香り方の特徴を解説します!
TPOに合わせた使い方で、自分も周りの人も癒せるような香りを纏いましょう。

日常生活において、例えば電車内で「ウッ!!この人香水キツい!」なんて事ありますよね。でも実際、体臭と同じで自分の香水が他人に対してどのように香っているのか分からないものです。

今回は、香水の香り方についてを掘り下げ、「TPO」に合わせた使い方が出来るようレクチャーします!

香水を付ける前に確認しておきたい「体臭」

香水を付ける前に確認しておきたい「体臭」
出典:GODMake.

香水はご自身の体臭と混ざります!付ける前にはお風呂などで身体を清潔にしておく事が大切です。そして汗をかきやすく、体臭の出やすい部位には付けないようにしましょう。

また、デオドラント剤の香りとも混じりますので、デオドラント剤は無香料のものを選びましょう。

香水の分類を理解しよう

香水は4種類に分類されており、それぞれ濃度と持続時間が異なるため、それに合わせて使い分けをします。知らず知らずのうちに濃度が高いものを付けていないか、確認してみましょう。

パルファン

持続時間:5~7時間

もっとも香料の濃度が高く、少し付けるだけで長時間持続します。

オードパルファン

持続時間:5~7時間

持続時間にあまり差はないものの、若干パルファンよりも香料の濃度が低い為、パルファンよりお手頃です。

オードトワレ

持続時間:3~4時間

濃度が低い為、朝付けたら午後はほんのり香る程度で普段使いに適しています。

オーデコロン

持続時間:1~2時間

濃度が最も低く、さわやかな香りのものが多いため、気分をリフレッシュしたい時に使われます。

香水の「付け方」は?

一般的に手首や耳のうしろに付ける方が多いですよね。「静脈」や「体温が高い」部分は香り立ちが良いとされているためです。

このように、付ける部位によって香りに違いが出てきますし、たとえば同じ香水であっても、皮脂の分泌量や体温の違いなどにより、付ける人によって香り方に違いが出てきますので、購入する際には1度試しに付けてみると良いでしょう。

また、同じ香水を頻繁に使用していると香りに慣れてしまって「付けすぎ」に気付かなくなることもあります。つい、何プッシュも付けてはいませんか?今一度「付けすぎていないか」を確認するようにしましょう。

「TPO」に合わせた付け方・付ける部位

付ける部位によっての香り方の特徴をご紹介します。それを踏まえて「TPO」に合わせた使い方を考えてみましょう!

香り方の特徴
出典:GODMake.

耳のうしろ・うなじ

定番の部分ですね!体温が高い場所のため、少量でも香り立ちますし、鼻に近い部分ですので十分に香りに包まれます。

「ご自身で香りを楽しむ」にはとっておきの部分と言えるでしょう。

胸元・お腹

体温が高く、香り立ちが良い上、体臭と混ざりやすく甘く香りやすい部位です。「全身からふわっと香りを放っているような印象」に。

お腹でも下の方に付けると、ほのかに香らせることが出来ます。

胸元やお腹の上の方に付けることは、自分の鼻に香りが届きやすい為、食事の際には注意しましょう。

手首・肘の内側

静脈があるため香り立ちやすく、動きが多い部分ですので香りが周りへ拡散しやすくなっています。

「周囲に良い香りを印象付けたい」時におすすめです。物に触れやすい部分でもあるので、香りが消えてしまったら付け直すようにしましょう。

ももの裏・膝の裏・足首

先ほど述べたように香りは上へ昇っていくもの。身体の中でも下の方に付けることで「ほのかに香らせる」ことが出来ます。

「お仕事」などであまり香りを主張できないけれど、ほのかに香らせたいという時におすすめの部位です。

その際にはスプレーではなく、ロールオンタイプがおすすめです。

×香水を付けてはいけない部分

ワキ・足の裏

こちらは汗腺が多く汗で香りが流れたり、体臭と混じって臭くなってしまうことも。決して、付けないようにしましょうね!

「TPO」に合わせた使い方で香水を楽しもう!

みなさん、香水を購入する際はきっとワクワクした気持ちで好きな香りを選んでいることと思います。せっかく選んだお気に入りの香りですから、ご自身に合った使い方で、ご自身はもちろん彼や友人・家族を癒せるような香りでいたいものですね。

大好きな香りがあるのなら…香りの「ライン使い」をしてみよう

ブランドによりますが、香水の香りのボディソープやボディクリームなどが販売されていますね。もし、大好きな香りがあるのならば、スキンケア商品と同じように香りも「ライン使い」をしてみましょう!

その香りのボディソープで身体を洗い、ボディクリームを塗り、最後に香水を付ける。そうする事で、まるでその香りが体臭かのような自然な香りが放たれます。お風呂からお出掛け・デートまでずっとその香りに包まれるのです!

例えば大人気の香水、Dior ミス ディオールもソープ・シャワージェル・ボディクリーム・ボディミルク・ハンドクリームなど、ミス ディオールの香りの様々な商品が発売されています。

多くの新製品が発売されるロクシタンでは、その都度シャワージェルや香水、ボディクリームなどのキットが販売されます。

好きな香りを見つけたら「ライン使い」。とっても幸せで贅沢な気分になれますよ!

いかがでしたでしょうか?今一度使い方を見直してみましょう

せっかく好きな香りを身に纏うのですから、周りに不快な思いをさせることなく、香水は楽しんで使いたいものですよね。

TPO…「時と場所と場合」を考えた使い方で、ご自身だけでなく、周りの人たちにも癒しを与えられる存在でありたいものですね!

「付けすぎてない!?」香水の付け方を見直してみよう!

この記事をSNSでシェア

この記事を読んだ人におすすめ

本戸奏美

本戸奏美

百貨店に就職、美容部員として勤務し、スキンケア・ヘアケア・ボディケアについて学びました。デパコスからプチプラまでいろいろなコスメを試すことが大好きですし、韓国コスメも好きです。耳寄りな情報を発信し、皆様の「キレイになりたい!」という思いに対してサポート出来たらと思います。

https://www.instagram.com/pain_kyana/