譲れない想いは紙に書き出す!夢を叶える書く力の身につけ方
夢を叶える人は、書く力を信じています。書くという行為は手間もかかりますが、譲れない想いを紙に書き出すことで、実現力もアップするんです。人生に迷いが生じたときほど、書いて書いて書きまくる。自分と対話しているうちに、アイデアもひらめきはじめるでしょう。
- 2020-01-15
- 山口 恵理香
夢や目標を何度も書き続ける
夢や目標を叶えるまで、どうしても時間がかかってしまいます。目標の規模が大きいほど、年単位で動かなければいけなくなり「機が熟す」のをひたすら待つ時期もあります。待っている間、夢や目標が必ず叶います、という確約は一切ありません。
占いに答えを求めても、本当に叶うかどうかは、最終的に自分が自分をどれだけ信じられるかにかかっているのです。「本当に叶うか分からない」と心が揺らいでしまったときも、紙に書き出すことで不思議なくらい心が落ち着いてきます。今、立っている場所で間違いないと思えるんです。
もしかしたら、大人になればなるほど、友達に相談して解決するよりも、紙に書き出して乗り越えていく瞬間のほうが多くなるかも。
叶ったつもりで書く
紙に書き出すときのポイントは、ネガティブな気持ちではなく、あくまでも前向きに書き出すことです。たとえ周りから「そんなのは叶わないよ!」と言われても「絶対に叶えてみせる」と思いながら、何度も紙に書き出しているうちに、チャンスを引き寄せられるようになります。
新月の日にはお願い事を書くと叶いやすいといわれていますが、叶ったつもりで書く方法が推奨されています。「本を出版します」ではなく「本を出版しました、びっくり!」と、具体的に書くことで、なりたい未来に近づけるんです。絶対に叶えてみせるという想いは、きっと魔法の力と一緒なのでしょう。
定期的に振り返る
書き出しただけで終わりではなく、定期的に振り返る時間もつくりましょう。夢や目標が叶っていないときほど、過去のメモを振り返ります。今は達成できていなくても、待つことに意味があるなら焦る必要はありません。
むしろ、今の時期だからこそできることを探し、積極的に行動に移すことで、ゴールまでの道も近くなります。忘れかけていた仕事のアイデアを思い出し、一気に前に進めるかもしれません。書いたままで放置せずに定期的に振り返り、今の自分にとって必要なヒントを探しだしましょう。
達成したいことリストを書く
夢を叶えるうえで大切にしたいのは、一見、仕事とは関係のない目標もちゃんと実現させることが大事なんです。
たとえば、ずっと前から水族館に行きたかったとします。夢や目標とは関係のない、ただ行ってみたいという純粋な想いです。ところが実際に行ってみると、フラフラと泳いでいるクラゲを見ているうちに心が癒され、少しゆとりができたことで、いいアイデアがひらめいたり、前に進むうえで必要なチャンスを引き寄せられたりします。
仕事上の目標だけではなく、プライベートで達成したいこともリスト化し、ひとつずつ丁寧に実現させましょう。
「書く」は、ときどき魔法のような力を発揮します。あえて時間や手間をかけることで、頭ではなく手で考えている感覚になります。譲れない想いは紙とペンにすべてを託す。何度も何度も諦めずに書き続けていると、気がついたときには理想の未来に達していますよ。