今のまつ毛のトレンドって？

ひと昔前はまつ毛といったらいかに「盛る」かがポイントだったと思います。上下にたっぷりマスカラを塗ったり、バサバサのつけまつげを付けて濃いアイメイクにすることが主流でした。

ですが近年のアイメイクといえば、真逆の「抜け感」がキーワード。ナチュラルさをベースとしたまつ毛で、そこにアンニュイさや色をプラスするなど、極端に飾りすぎないことがトレンドとなっています。

そんな自然なまつ毛が今のトレンドではありますが、この秋冬あたりからちょっとずつ「存在感」のあるまつ毛がブームになるとか。と言っても昔のような濃いアイメイクではなく、上品さや繊細さ、色っぽさなどを兼ね備えたまつ毛の時代がくるそうなので、今こそ自分のアイメイクを見つめ直す時なのです！

まつ毛の流行りを細かくチェック！

マスカラ

なんと言ってもアイメイクで欠かせないのがマスカラ。ナチュラルメイク派もがっつりメイク派も、自分の中のベストオブマスカラがあるのではないでしょうか？

そんなマスカラのトレンドは、

• 盛りすぎず、繊細に
• ほどよいボリューム＆長さ
• カラーマスカラ
• ケアしながらメイクをする「まつ育」

が今の流行と言えます。ダマになるような塗り方は、トレンドのメイクとはかけ離れてしまうためNG。スッと上向きに伸びた繊細なまつ毛が理想です。マスカラにはボリュームタイプやロングタイプなどの種類があるため、自分のなりたい目元を思い描いてから使うことがポイントです。

さらに今っぽさを追求するなら、カラーマスカラを取り入れてみてはいかがでしょうか？カラーマスカラ初心者にはブラウンがオススメ。ブラックほど強さがないので、やわらかな印象になります。また目尻や下まつ毛に赤やグリーンのカラーを足してみると、一気にオシャレ顔に。

マスカラを毎日使うとクレンジングの時に負担がかかり、どうしてもまつ毛が傷みやすくなります。そのためマスカラに美容液が入ったものを使用すると、メイクしながらケアができるのでとても便利ですよ。今はまつ毛のケアをしながらメイクができる時代なのです。

まつエク

まつ毛エクステ、通称まつエク。メイクの時短になったりキレイなまつ毛をキープできることから、定期的にサロンに通ってまつエクを付けている方も多いのではないでしょうか。そんなまつエクも、トレンドを意識することがより美しさを手に入れるポイント。

まつエクのオススメのオーダーは、

• 自然な仕上がりはJカール
• 長さは9～11mmがオススメ
• 太さは0.15mmが◎
• ナチュラルな目元にするには100本以下

が良いでしょう。トレンドの目元にするにはこの条件でオーダーすると、やりすぎていない自然な仕上がりに。自分の元々の目の大きさや形、まつ毛の量や長さによってベストな状態があるので、アイリストさんと相談しながら仕上げてもらうことが大事です。

ただまつエクは一度付けてしまえば便利ではあるものの、定期的に通ってメンテナンスや付け直してもらうことが必要だったり、クレンジングも丁寧に行わなくてはいけないため、ズボラさんにはちょっぴり面倒に感じてしまうかもしれません。

つけまつげ

バリバリに盛るアイメイクの時代は「つけまつげがないと生きていけない！」という人が続出するほど、とても人気のあるアイテムでした。マスカラだけでは物足りなく、まつエクもまだブームになっていない時代はこのつけまつげが必須だったのです。昔ほど需要はなくなってきてはいるものの、自まつ毛が少ない人や、気分転換をしたい時などにはとても便利なつけまつげ。

そんなつけまつげを今使うなら、

• 軽さ、やわらかさがある質感重視
• 細めでナチュラルに
• 自まつ毛っぽくするならクロスタイプ
• ポイントで使う

これらの点が自然につけまつげを取り入れるコツです。着け心地が重いものはその分不自然な仕上がりになるので、古くさい印象に。軽さややわらかい質感なつけまつげでエアリーさが感じられると、自まつ毛と見間違えるくらいナチュラルになります。

またストレートよりもクロスタイプの方が、より自然で普段使いしやすいでしょう。抵抗がある人は目尻だけに付けるなど、ポイント使いがオススメです。

旬な顔になろう！

まつ毛のトレンドは、ナチュラルな傾向は変わらないものの毎年ちょっとずつ変化しているので、それに合ったメイクをすることが旬の顔になれるカギ。マスカラもまつエクもつけまつげも、それぞれの良さや魅力があります。コンプレックスがあるからと隠そうとしたり、やたらと足しすぎるのではなく、引き算をしつつ活かすようなアイメイクをすることが理想ですよね。

トレンドに自分らしさも加えて、美しい目元を手に入れてみませんか？