ヘアカラーをもっと楽しむために、知っておきたいカラー剤の知識とヘアケア方法
ヘアカラーをした後、色が抜けて赤っぽく見えてしまう…染めたばかりなのに、色落ちが気になってもう次のヘアカラーがしたくなる…そのような体験をしたことはありませんか?
キレイな髪色をキープし続けるには、定期的なヘアカラーとホームケアが重要です!キレイな髪色を長く楽しんでいただくために、ヘアカラーとカラーシャンプー、カラートリートメントの特徴とおすすめの使いこなし術を紹介していきます。
- 2019-11-12
- bex編集部
ヘアカラーの特徴
ヘアカラーは「アルカリ」、「過酸化水素」、「染料」といった成分でできています。
アルカリは髪の表面のキューティクルを開き、過酸化水素や染料が浸透しやすい状態にします。過酸化水素は髪の色を明るくして、染料が発色できる下地を作ります。染料は小さいサイズで髪の中に入っていき、時間差で大きいサイズになり、髪に色をつけます。染料は髪の中で大きいサイズになって、髪の隙間を埋めるため、外に流れ出にくくなると考えられています。
メリット
- しっかり色が入り、色持ちがよい
- 元の髪色より明るい色にできる
デメリット
- 髪がダメージを受けやすい
- 毎日の連用など、手軽に使用するのは難しい
伸びてきた根元など髪の色ムラを均一にしたい場合は、ヘアカラーが最適です。
しかし、ヘアカラーによって髪はデリケートな状態になってしまうため、染めた後5~7日間のヘアケアを入念に行うことが重要です。この時期にしっかりとケアをすることで、ダメージの予防や色持ちの向上が期待できます。
カラーシャンプー、カラートリートメントの特徴
カラーシャンプー、カラートリートメントにはヘアカラーと違って、「アルカリ」や「過酸化水素」は入っていません。シャンプー、トリートメントのベースに「染料」が入っており、髪の表面に染料が留まることで色を付けます。
メリット
- 自宅で手軽に使用できる
- ダメージが少ない
デメリット
- 髪を明るくすることができない
- 色が落ちやすい
ヘアカラーと違い、髪を明るくする力がない代わりに、髪に与えるダメージが比較的小さいです。その分、髪に染料を浸透させる力が弱いため、褪色は比較的早いとされています。
自宅で褪色した髪の色みを補うのに、カラーシャンプーやカラートリートメントはとても便利です。
それぞれの違いを以下にまとめてみました。
ホームケア おすすめの使い分け
キレイな髪色をキープするためには、以下の3点が重要です。
① 定期的にヘアカラーを行う
伸びた根元を放置したり、セルフでヘアカラーを行ったりすることは髪の色ムラの原因になってしまうので、定期的な美容室でのカラーをお勧めします!
スロウカラーは徹底的に赤みを排除したベースカラー設計により、クリアで深みのある発色を叶えます。
② ヘアカラー後は、カラー用シャンプーなどを使いダメージを抑える
髪はダメージを受けることにより、染料が流れ出やすい状態になってしまいます。髪がデリケートなこの期間にしっかりホームケアを行い、ヘアカラーによるダメージを軽減させましょう。
カラー用のシャンプーやトリートメントは、ヘアカラーの褪色やダメージを抑える処方になっており、ヘアカラーの直後から使い続けることで色持ちの向上が期待できます。
スロウ シャンプー モイスト 300mL/2,800円+税
スロウ トリートメント モイスト 220g/2,800円+税
スロウ ヘアケアはカラー後のヘアケアに特化したラインアップです。ヘアカラー後に使用することで、染料の流出を防ぎ、質感とツヤの向上を叶えます。
カラーケア製品には珍しい選べる質感と、爽やかな「ボタニフレッシュハーブ」の香りも特徴です。
③ ヘアカラーの約1週間後から、カラーシャンプーを使って髪色を維持する
髪の褪色が気になってきたら、カラーシャンプーを使って色みを補給しましょう。
スロウ カラーシャンプー アッシュ 80mL/1,200円+税
スロウ カラーシャンプー アッシュは、スロウカラーのベースになっている「シアーブルー染料」が配合されており、3日に1回ほど、継続して使用することで、抜けやすい寒色の染料を補い、髪の赤みを抑えて色持ちを向上させます。
ヘアカラーとホームケアを適切なタイミングで行うことで、より長い間髪色をキープでき、いつでもキレイな髪の自分でいられます!
2020年はヘアカラーをもっと使いこなして、さらなる美髪を叶えてみてはいかがでしょうか?
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創業40年以上の老舗ヘアケアメーカーで広報、製品企画を担当するヘアケアマニア2人。 日本ヘアケアマイスター協会認定インストラクターの資格を持ち、 ヘアケアをはじめカラーやヘアトレンド情報などをおすすめの人気サロンさまと共にお届けします!