お肌と地球の美を考える。アメリカ発「キンバリー パリー オーガニックス」で身も心も美しく【創業者来日記念イベントレポート】
アメリカ発オーガニックブランド「キンバリー パリ― オーガニックス」では、創業者キンバリー・パリ―さんの初来日を記念し、ブランドカレッジを開催。
近年ムーブメントが起きている「クリーンビューティー」とオーガニックスキンケアの重要性についてをキンバリー・パリ―さん独自の目線で教えてくださった他、「キンバリー パリ― オーガニックス」の商品を使ったキンバリー式セルフエステのレクチャーが行われました。
肌へ安全かつ健康的な栄養を与えることで、より健やかな美しさを目指しませんか。
- 2019-10-12
- byBirth編集部
アメリカ発「キンバリー パリー オーガニックス」とは
原材料にこだわったUSDA(米国農務省)認証コスメ
「キンバリー パリ― オーガニックス」は、創業者であるキンバリー・パリーさんが、肌が弱い自身の子どものために、祖母の影響で情熱を注いだ「ガーデニング」と「料理」からヒントを得て、オーガニック植物を使ったホームメイドクリームを作ったことがきっかけで2007年に誕生したブランド。
米国農務省USDAによる認証農場から原料を調達し、USDA認定の自社工場で生産しているオーガニックブランドであり、米国西海岸やハワイを中心に、ナチュラル志向のセレブや有名スパの間で支持が広がっています。日本には2015年に上陸し話題に。
そしてこの度、日本上陸から4年の時を経て、キンバリー・パリーさんが日本へ初来日。海外では当たり前となっている「クリーンビューティー」が、まだまだ日本では浸透していないことを受け、オーガニックの重要性や自身のこだわりの商品の特長とより効果的に使用する方法を、丁寧に教えてくださいました。
USDA認定とは
アメリカ政府機関農務省の傘下に置かれた、米国農務省全米有機プログラム(NOP)という機関が行っている、オーガニック原料を使用している認証のこと。ブランド単体ではなく、商品ごとに認証される。
認定条件は、
- 収穫の3年前まで農薬、化学肥料未使用の土地で有機栽培されている
- 原料の遺伝子組み換え、電離放射、下水汚泥は禁止
- 水と塩分を抜いた質量で、製品の95%以上がオーガニック原料である
- 残りの5%も国が認めた合成物質、天然物質でなければならない
と、非常に細かく設定。USDA認証には4段階あり、ロゴの表示が認められているのは、製品すべてが100%オーガニック原料であるか、95%以上がオーガニック原料で作られている場合の2つのみ。
アメリカ発「キンバリー パリー オーガニックス」創業者 キンバリー・パリー初来日
アメリカでトレンドとなっている「オーガニック」「クリーンビューティー」を語る
近年日本でも、「オーガニック」という言葉はよく聞くようになったけれど、「クリーンビューティー」というのは、聞きなれない人が多いのではないでしょうか。キンバリーさんによれば、「『クリーンビューティー』とは、もともと『化学物質が入っていない製品』を指す言葉であり、私自身がスキンケアを作る際の信念も、この考えに一致する」とのこと。アメリカでは美容トレンドとなっているのだそう。
そのポイントは、
- サスティナビリティ(持続可能な発展性)
- ヴィーガン(動物由来の食品・ものを一切使用しない)
- オーガニック(化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品)
- ナチュラル(自然・天然であること)
と、美容のみでなくライフスタイル全般に広がり、自分の身体のみでなく、地球への優しさへのこだわりがつまっています。
現在日本では環境の変化により、お子さんのアトピー率や突然の体質の変化に悩む大人が増えるなど、環境と自身の体への配慮は深刻な問題に。彼女のお子さんのエピソードやブランド開発に至るまでの苦悩を聞くと、まだまだ「クリーンビューティー」から後れを取る我が国は、今一度、自分の環境についてを考える必要があると、痛感させられます。
「落とす」ケアから「潤す」ケアまでをオーガニックで叶える7製品
「キンバリー パリー オーガニックス」では、上記のようなキンバリーさんが大切にしたい優しさと健やかさが詰まった商品をラインナップ。日本では、ブランドのアイコン的存在であるバームの他、洗顔料、トナー、乳液、セラム2種、マスク2種の7つの商品を揃え、肌悩みを持つ方や、環境・お肌のことを考える方へ向け、思いを届けます。
今回は、中でもキンバリーさんがより日本女性へとおすすめしたい2つの商品を使用した「キンバリー式セルフエステ」のレクチャーをしてくださいました。
キンバリー式セルフエステのレクチャー
使用アイテム:クリーミークレンザー
乾燥を防ぎながら、軽いメイクや肌表面の汚れを取り除く、ミルクタイプの洗顔料。ミネラルとビタミンが豊富な海のエキスを配合しているから、肌を柔らかくし、モチモチした潤った肌へと導いてくれます。1~2プッシュを濡れている肌に伸ばし、優しくマッサージし、水かぬるま湯で洗い流して。
キンバリーさんがスキンケアを考える中で、重要視しているのが「落とす」こと。日本では素早く落ちることが求められていますが、キンバリーさんは、3~5分かけ、マッサージをするようにしっかりとオフすることを推奨。上から下へ指を滑らせ汚れを落としたら、次は下から上まで滑らせるように往復し、ゆっくりと汚れを浮き上がらせます。
目元のメイクは、じっくりなじませることでオフ可能。顔の中心へタッピングによる刺激を与え、血液の循環を良くするのも良いでしょう。
使用アイテム:フェイシャルバーム
皮膚の下の血の循環をよくさせ、乾燥している皮膚を健やかに整え小じわを目立ちにくくする「シアバター」と、抗炎症剤として知られ、日焼け後の肌を落ち着かせるのみでなく、香りで心をも落ち着ける「ジャスミン油」、ココナッツオイルを配合した夜用バーム。
夜は、これだけで簡単ケアができ、化粧水・乳液・美容液をつける必要がないのが特長。肌への優しさとスキンケアの効率を両立する、本ブランドのスター商品です。
洗顔後、小豆程の量をジャーから取り、一度に溶かさず手の甲などで1mmずつ暖めてオイル状にしてから顔全体に優しく伸ばし、マッサージをするように塗布をして。お顔のマッサージをしてあげることで血流が上がり、本バームの効果をより高めることができます。
非常に伸びが良いため、首やデコルテのケアにもおすすめです。
キンバリーさん「口に入れるものと同じく、身体全体をカバーしている肌にも安全で健康な栄養を」
「キンバリー パリー オーガニックス」で肌とケアそのものに自信と誇りを
肌への上質な保湿は、スキンケアにおいて年間を通して何よりも意識したいこと。特に、季節の変わり目である今~外気の乾燥、暖房の使用などが増加する冬は、より力を入れるべき。
キンバリーさんは、「正しい商品を使うのみでなく、正しい使い方をするのが大切。 『キンバリー パリー オーガニックス』の製品は、使われている全ての成分が、肌に対して役割を持っているところがこだわり。世界の中でも健康な食事にこだわっているという日本だからこそ、日々の食生活に気を付けて安全なものを口に入れるよう心掛けるのと同じく、身体全体をカバーしている肌にも、安全で健康な栄養を加えて」と力強いメッセージをくださいました。
我々日本人も、環境と肌のことを考え、これまで以上に成分を意識すべき時が、すぐそこまで迫っています。
今回紹介した2つの製品の他、「キンバリー パリー オーガニックス」では5つのスキンケアをラインナップ。こだわりのアイテムを毎日のケアに使用することで、自身の肌と、ケア方法そのもので誇りの持てる生き方を目指しましょう。
「キンバリー パリー オーガニックス」商品一覧
- エクスフォリエーティングマスク【スペシャルケア】 54g 13,500円
- フェイシャルバーム【夜用バーム】 45g 15,500円
- リプレニシングトナー【化粧水】 50ml 8,000円
- インテンスクリーム【乳液】 30ml 18,000円
- クリーミークレンザー【洗顔】 50ml 9,500円
- ナリシングセラム【美容液】 15ml 12,000円
- バランシングセラム【美容液】 15ml 13,000円
「キンバリーパリーオーガニックス」販売サイト
アイビューティーストアー
「キンバリーパリーオーガニックス」商品ページ
https://www.ibeautystore.com/brands/3003.kimberly-parry-organics
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