乾燥や肌荒れに悩まない!正しいお風呂の入り方
皆さんは、体の皮膚の乾燥や肌荒れに悩んでいませんか?もしかすると、毎日入るお風呂の入り方に問題があるかもしれません。皮膚の乾燥や肌荒れを起こしている場合は、お風呂の入り方を工夫する必要があります。
今回は、乾燥と肌荒れを悪化させない、正しいお風呂の入り方を紹介します!
- 2019-09-15
- NABE
正しいお風呂の入り方
ぬるま湯に短時間浸かる
乾燥肌の方が熱いお湯に長く浸かってしまうと、肌の乾燥を悪化させてしまいます。肌には、保湿成分として「セラミド」という物質が存在します。お湯に浸かって肌がふやけると、このセラミドという成分が、外に流れ出てしまいます。
乾燥している肌は、セラミドが足りていない状態です。そこにさらに熱いお湯に長時間浸かってしまうと、さらにセラミドが減少します。健康のために長くお風呂に浸かりたい!と思うかもしれませんが、肌の乾燥や肌荒れしないように考えるならば、ぬるま湯に短時間(10分~15分)浸かるようにしましょう。
ぬるま湯とは、38~39度のお湯です。
湯船に浸かる前に体を洗う
垢すりなどを行う場合は、しっかりと湯船に浸かり、肌を柔らかくしてから行うことが一般的です。
しかし、肌を乾燥や肌荒れから守るためには、湯船に浸かる前に体を洗いましょう。先ほども説明したように、濡れてふやけてセラミドが流れ出した肌は大変デリケートです。その状態でゴシゴシとこすってしまうと、かなりのダメージになります。
そうならないよう、湯船に浸かる前に、優しく洗うのがベストです。
優しく手で洗う
肌が乾燥していたり、荒れている場合に、ボディタオルなどを使用すると、それだけで刺激になってしまうことがあります。最近では、優しい肌あたりのボディタオルなども多く販売されていますが、一番安心なのは手です。
しっかりと石鹸やボディソープをあわ立てて、手で肌を包み込むように優しく洗いましょう。どんな肌状態でも、ゴシゴシこするのはNGなので注意してくださいね。
髪を洗ってから体を洗う
シャンプーやトリートメントをしてから、体を洗うことも大切です。しっかり体を洗った後に、シャンプーやトリートメントを流してしまうと、背中などに、シャンプーなどの成分が残ってしまうことがあります。
そうなると、毛穴が詰まって背中ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
順番でいうと、髪を洗う→体を洗う→湯船に浸かる、という順番が正しい順番です。先に体を洗っていた!という方は、この順番に直すだけでも、背中の肌荒れなどが改善しますよ。
水分が残った状態でボディクリームを塗る
皆さんは、どのタイミングでボディクリームを塗っていますか?お風呂から上がってひと段落したら…という方が多いのではないでしょうか?実は、それでは少し遅いのです。
ボディクリームは、お風呂から上がってすぐ、体が少し濡れた状態で塗るのがベストです。肌は思っているよりも早いスピードで乾燥していきます。しっかり水分を拭き取った後の保湿では、不十分なのです。
体が少し濡れた状態でボディクリームを塗ると、クリームの伸びや浸透もよくなります。(角質層までの浸透)ボディクリームを塗っても塗っても乾燥してしまう…という方は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
正しいお風呂の入り方で美肌を手に入れる
いかがでしたか?肌荒れや乾燥を悪化させない、正しいお風呂の入り方を紹介しました。
何気なくやっていたことが、肌荒れや乾燥を悪化させていた!ということもあるのです。正しい順番で髪や体を洗い、ぬるま湯に短時間浸かる。そして、ボディクリームでしっかり保湿をする。
どれも簡単にできることばかりなので、体の皮膚の乾燥や肌荒れが気になっている…という方は、今日から実践してみてくださいね!
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元美容師。ヘアメイクの仕事経験や、エステティシャンの資格などを生かし、美容ライターとして活動。 実践しやすく、ためになる記事を書くことを心がけています。美容ブログも運営中です。