洗い流さないトリートメントの選び方と使い方!
洗い流さないトリートメントは、髪を綺麗に保つためにはとても大切なアイテムです。しかし、髪質に合わせて選ばないと、逆効果になってしまうこともあります。今回は、髪質に合わせた洗い流さないトリートメントの選び方と、正しい使い方をご紹介します。
- 2019-07-29
- NABE
洗い流さないトリートメントの役割
(洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントとも言います。)
髪を保護する役割
洗い流さないトリートメントには、ヘアドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージ、紫外線によるダメージから守る効果があります。
熱や紫外線を受けると、髪の表面にあるキューティクルが損傷します。そうなると、髪の内部の水分が抜けてしまうので、パサつきやダメージに繋がってしまいます。パサつきだけでなく、切れ毛や枝毛の原因にもなるのです。
そうならないためにも、洗い流さないトリートメントをつけることが大切です。
保湿して髪を扱いやすくする役割
もう一つの役割は、髪のパサつきを抑えたり、髪を絡まりにくくしたりして、髪を扱いやすくするということです。スタイリング剤よりも髪に優しく、使い勝手も良いので、しっかりセットするのが苦手な方にもオススメです。
洗い流さないトリートメントの種類と選び方
洗い流さないトリートメントには、いろんな種類のものがあります。自分の髪質やダメージ具合によって、使うべきものが変わってくるので、早速チェックしていきましょう。
オイルタイプ
オイルタイプは、どんな髪質の人でも使えるものとされていますが、特に乾燥が気になる方にオススメです。オイルタイプの中には、軽めのものから重ための仕上がりになるものまで、様々な種類があります。髪が細くてぺたんとしやすい人がオイルタイプを使う場合は、必ずさらっとした軽い質感のものを選ぶようにしましょう。
オイルタイプは、ヘアアイロンを使用する前にコーティング剤として使用することも可能です。熱ダメージを防ぐ力は一番高いものになります。
ミルクタイプ
ミルクタイプは、細い髪の毛の方や、髪が広がってまとまらない…という悩みがある方にオススメです。ミルクタイプは、水分量が多いため、保湿力も高いです。仕上がりは、しっとりとしてまとまりやすい髪になります。
オイルタイプも同様ですが、つけすぎには注意が必要です。ミルクタイプはつけすぎるとべたつくこともあるので、少しずつ量を調整しましょう。
ヘアアイロンを使用する時は、極力ミルクタイプを避けるようにしましょう。ヘアアイロンを当てた時に、髪の水分を一緒に蒸発させてしまうからです。もしミルクタイプをつける場合は、少しドライヤーで乾かしてから使用することをオススメします。
クリームタイプ
ミルクタイプよりも保湿力が高いのが、クリームタイプになります。ミルクタイプでは軽すぎてまとまらないという方にオススメです。クリームタイプも、べたつきやすいので、つけすぎには注意しましょう。
ミストタイプ
ミストタイプは、今回紹介している中で、一番軽い仕上がりになるトリートメントです。髪の毛が細い方、根元がペタッとしやすい方、髪が絡まりやすい方にオススメです。
つけている感じがしないので、髪にあれこれつけたくない!と思っている方でも使いやすいタイプです。オイルやミルク、クリームタイプに比べて、まとまりをよくする力は弱いですが、サラサラな髪になりますよ。
洗い流さないトリートメントの使い方
洗い流さないトリートメントを使用するのにベストなタイミングは、お風呂上がり(ドライヤーの前)と外出する前です。役割のところでも説明したように、熱や紫外線から守ってくれる効果があるためです。
お風呂上がりに使用するときは、必ずタオルドライをしっかりと行いましょう。タオルドライが不十分で、髪に多く水分が残っていると、洗い流さないトリートメントの効果を十分に発揮することができません。
タオルドライ後、全体に満遍なくつけたら、目の粗いコームで軽くとかすのがオススメです。濡れている髪はデリケートなので、何度もとかさないように注意してくださいね。
外出する前にも、髪全体につけて、コームでなじませるようにしましょう。日常生活での摩擦や、紫外線ダメージから髪を守ってくれますよ。
自分の髪に合わせて上手に使おう
洗い流さないトリートメントの役割や種類、使い方について紹介しました。自分の髪質や悩みに合わせて上手に使えば、髪をしっかりケアすることができますし、扱いやすい髪になるので、是非参考にしてみてくださいね!
この記事を読んだ人におすすめ
元美容師。ヘアメイクの仕事経験や、エステティシャンの資格などを生かし、美容ライターとして活動。 実践しやすく、ためになる記事を書くことを心がけています。美容ブログも運営中です。