逆効果かも?フェイスマスクを使用するときにNGなこと
手軽に保湿ケアができたり、スペシャルケアができるフェイスマスク。日々のスキンケアにプラスしている方も多いと思います。皆さんは、そのフェイスマスクを正しく使用できていますか?良かれと思ってやっていることが、もしかすると逆効果かもしれません。
今回は、フェイスマスクを正しく使い、効果を発揮するために、やってはいけないNGなことを紹介します。
- 2019-06-24
- NABE
フェイスマスクを使用するときにNGなこと
常温以外で使用する
フェイスマスクを使用するときに、冷やしたり温めたりしていませんか?その行為はNGです。
「毛穴を引き締めるために」「有効成分の浸透をよくするために」と思って、フェイスマスクの温度を変えることはやめましょう。フェイスマスクは常温で効果を発揮するように作られています。
パッケージに書かれているとき以外は、常温のままフェイスマスクを使用することが大切です。
お風呂で使用する
お風呂に入っているときは、肌も柔らかくなって毛穴が開いているので、フェイスマスクの有効成分がしっかり浸透しそう!と思うかもしれませんが、お風呂で使用するのもNGなのです。
お風呂では、肌は汗を放出するために毛穴を開きます。そこにフェイスマスクで蓋をしてしまうと、排出器官がうまく働かなくなってしまいます。その上、肌にとってはデトックスタイムなので、フェイスマスクの有効成分も思っているほど浸透してくれません。
しっかりとフェイスマスクの効果を感じるために、お風呂での使用は避けましょう。
毎日使用する
フェイスマスクは、使う頻度が多いほど良いと思われがちですが、毎日の使用は注意が必要です。
角質層がフェイスマスクの水分でしっかりと満たされてふやけると、フェイスマスクの有効成分などもしっかりと浸透させることができます。しかし、それと同時に外部の刺激も受けやすくなるのです。フェイスマスクを毎日使用すると、肌のバリア機能が低下していきます。
フェイスマスクによって、与えるケアをやりすぎると、元から肌に備わっているバリア機能が甘やかされていきます。フェイスマスクの素材が、肌への刺激になっている可能性もあるのです。肌を甘やかさず、刺激を与え過ぎないために、週1~3回を目安にフェイスマスクを使用しましょう。
※毎日使用できるタイプのものは、肌状態を見極めながら使用することをお勧めします。
長時間つけっぱなしにする
フェイスマスクの保湿成分や有効成分をしっかり肌に届けたい!と思うのは良いことです。だからといって、長時間フェイスマスクを顔につけたままにするのはNG。
付けていれば付けているほど、肌が保湿されていくわけではありません。フェイスマスクが乾くまで付けているという方は要注意です。フェイスマスクが乾くということは、フェイスマスクの水分と一緒に、肌の水分までも蒸発させていることになります。
20分以内を目安に、パッケージに書かれている放置時間をしっかりと守り、フェイスマスクが乾く前に顔から外すようにしましょう。フェイスマスクに余った液は、首やデコルテなどに伸ばすと、余すことなく使用できるのでおすすめです。
肌荒れしているときに使用する
肌に吹き出物ができている、肌が荒れている…。そんな時こそフェイスマスクでしっかりお手入れしたくなるもの。しかし、肌が荒れて敏感になっている時は、フェイスマスクの使用はやめておきましょう。
良かれと思ってフェイスマスクを使用していても、フェイスマスクの繊維や有効成分が、刺激になってしまうこともあります。肌がピリつくようなら、すぐに使用を中止することが大切です。
肌荒れしてしまっている時は、フェイスマスクを使用するのではなく、シンプルなケアを心がけてみましょう。
フェイスマスクだけでケアを終了する
オールインワンタイプのフェイスマスクであれば、特に問題はありません。しかし、フェイスマスクの中には、化粧水の役割しか果たさないものも多くあります。
せっかくフェイスマスクできっちり水分を与えても、そのままスキンケアを終了するのは勿体無いです。化粧水タイプの場合は、フェイスマスクを使用した後、しっかり乳液やクリームでフタをしましょう。
自分が使っているシートマスクがどのようなタイプなのか、調べてみるのも良いですね。わからない場合は、フェイスマスク使用後に、乳液などを付けておくことをおすすめします。
正しくフェイスマスクを使用する
フェイスマスクを使用するときにNGなことをまとめました。良かれと思ってやっていた方も多くいるのではないでしょうか?
せっかくフェイスマスクを使用するなら、効果を十分に発揮できるように、正しい使い方を守りましょう。ただなんとなくフェイスマスクを使用するのではなく、肌の状態をしっかり観察しながら使うと良いですね。
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元美容師。ヘアメイクの仕事経験や、エステティシャンの資格などを生かし、美容ライターとして活動。 実践しやすく、ためになる記事を書くことを心がけています。美容ブログも運営中です。