おでこのシワの原因は目の疲れ?眼精疲労を解消して綺麗なおでこをキープ!
毎日デスクワークに励んでいると、どうしても避けられないのが「眼精疲労」。目がかすむ、かゆい、痛い、頭痛がするなど、悩みは尽きません。それどころか、なんと眼精疲労は「おでこのシワ」の原因にもなると言われています。
それだけで老けたような印象になりがちなおでこのシワ。スキンケアでも解消しない場合は、もしかしたら「眼精疲労」のせいかもしれません。おでこのシワを防ぎながら、目の不調も改善させてくれる「眼精疲労」解消方法を紹介します。
- 2019-06-01
- イガラシ
眼精疲労がおでこのシワの原因になる理由
下向きになりがちなデスクワーク。ずっと下を向いていると、目が疲れやすい体勢になります。目に疲労が蓄積すると、おでこに力が入りがちに。そうすると、深くシワが刻まれやすくなってしまうのです。
それどころか、目に疲労が蓄積されると、まぶたを開けるための筋肉も固まってしまい、目がぱっちりと開かなくなってしまうというトラブルも生じます。
眼精疲労がおでこに悪影響を与えているサイン
瞼が重い、開かない
ひどい眼精疲労が進行すると、目の周りの筋肉が動きにくくなります。筋肉が固くなり、動かしにくくなると、「眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)」といった状態になってしまうのです。
眼瞼下垂症になると、瞼が垂れ下がって目が開きにくくなってしまいます。そのまま無理やり目を開こうとすると、おでこにシワができやすくなってしまうのです。
頭痛がする
目の疲れが慢性的になると、おでこに力が入ってしまうことにより、おでこから頭にかけて鈍痛が伴うことがあります。目を酷使しすぎていると、目の周りだけでなく、おでこや頭の血流まで滞りやすくなってしまうのです。
ひどい頭痛にお悩みの方は、一度頭だけでなく、目にも原因はないか考えてみてください。
おでこや目の周辺にもやもやとした疲れを感じる
慢性的な目の疲れは、目の奥やおでこ、眉間などにもやもやとした違和感を引き起こすことも。痛みのようにはっきりとした症状ではないのでついついスルーしがちですが、これもれっきとした眼精疲労の症状です。
「目をなんとなく開いていられない」「瞼がぴくぴくと痙攣する」などといった症状が出ている場合には、放置しない方が良いでしょう。早めに対策をとらないと、おでこのシワにもつながってしまいます。
眼精疲労を解消するアイケア方法
目とおでこの疲れを癒すツボ
眼精疲労を解消しておでこのシワを防ぐためのケアとして、ツボ押しが挙げられます。道具も必要なく、仕事の合間にデスクで行ったり、家事の合間に行ったり、いつでもどこでも出来るのが魅力です。
おすすめしたいのが、「陽白」と呼ばれるツボの指圧。陽白は黒目から一直線に上に上がった、眉毛から2センチほど上の場所にあるツボです。ここを中指の腹を使って、痛気持ちいい程度の強さでグーッと押し込んでみましょう。
長さとしては5~10秒程度がベスト。押し込んだらパッと離し、また押し込む……というのを何回か繰り返してみてください。目の周りの血行を促して、おでこや頭の痛みも緩和させてくれます。
力を入れすぎるのはNG!ツボ押しの際には、くれぐれも優しく、「気持ちいい」と思える程度の力で押すようにしてください。
目の疲れを溜めない生活習慣
眼精疲労を悪化させる一番の理由は、生活習慣の乱れです。長時間のデスクワークはもちろんですが、運動不足や睡眠不足、不規則な食事、水分摂取不足など、原因は多岐にわたります。
食事からとれる栄養は、目や肌にとってもとても重要な要素。サプリメントなどにはあまり頼りすぎずに、三食きちんと摂るようにしましょう。
また、運動不足は血行を悪化させ、頭痛や肌のシワなどの原因にもつながります。ストレスも頭痛などの原因になるので、軽い有酸素運動やウォーキングなどを生活に取り入れて、適度にストレス発散をしながら血行を促していきましょう。
また、目の疲れは良質な睡眠によって回復させることもできます。忙しい毎日ではなかなか難しいかもしれませんが、「日付が変わる前にベッドに入る」などの目標を定めて、目の筋肉と眼球をしっかり休息させましょう。
寝る前1時間前までにしっかりとお風呂に入る、ホットアイマスクなどで目を温めて血行を促すなどの方法もおすすめです。
おわりに
PCでの作業やスマホなど、私たちの目は毎日一生懸命働いています。私たち自身が自覚している以上に、目は私たちのために頑張ってくれているのです。その蓄積された疲れをちゃんといたわってあげないと、疲れが溜まったままになってしまうどころか、おでこのシワをはじめとしたエイジングサインにもつながってしまうかもしれません。
自分の身体や心を一番労わってあげられるのは、誰よりも自分自身。毎日のケアこそが、健やかで美しい身体や肌をキープする秘訣です。
毎日仕事や家事に一生懸命になっていると、どうしても自分のことは後回しになってしまいがちですが、たまにはちょっと立ち止まって、ゆっくりと自分自身をケアしてあげましょう。
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