レーザー治療で反応しない“薄いシミ”。濃くなるまで待って見たけれど…【30代のリアル美容#9】
今回は、前回触れた美容医療と関連するお話です。シワ・乾燥のお手入れは、2019年のスキンケア進化でなんとかなりそう。となると、次なるお悩みはシミ・そばかす。
「シミ・そばかすがあまり目立たない」と再三書いている私ですが、実は、ちょっとした化粧下地で隠れる程度の薄いシミが頬のあたりに存在します。2015年頃、すっぴん状態で蛍光灯の下にて鏡を見たときにシミを発見し、急いで『美ST』に「フォトフェイシャル最新機種・M22!施術可能なクリニックはこちら」と掲載されていたクリニックへ電話をし、カウンセリング・施術を受けた経験あり。だけど、「まだ薄いのでレーザーに反応しない」と言われて…。
あれから4年。やや濃くなったシミを見て、再度レーザー治療を受けてみたけれど、まだあまり反応しない。もっと濃くなるまで待つ?いいえ!もうこんな頬、耐えられません!そう思った私は、「濃くなるのを待つ」のを辞め、自宅でできる美白ケアを再開することに決めたのです。
- 2019-03-22
- 橘 美波 byBirth編集部
2015年、頬のあたりにシミ発見!
そうだ。レーザー治療へ行こう!!
小学生の頃から美白に目覚め(※【30代のリアル美容#3】参照)せっせと日焼け止め・美白美容液を塗っていた私。シミ・そばかす悩みとは無縁のまま20代後半を迎えました。
だけどそんな私が頬にシミを発見したのが、2015年の春頃のこと。
百貨店の化粧品カウンターにてタッチアップをしてもらう際にすっぴんになったら、あの照明の下で自分の肌を凝視してびっくり!「何かあるんですけどー」。タッチアップ後は隠れているし、すっぴんでも家の照明では良く見えない。だけど、すっぴん×百貨店では確かにある。
シミがあるなんて許せない。発見後、急いでレーザーフェイシャルもしくはフォトフェイシャルを行うことに。当時『美ST』にフォトフェイシャル最新機種として紹介されていた「M22」というマシンが気になった私は、慌てて「美STを見たんですけど」と予約を取り、カウンセリングを受けました。
カウンセリングで言われたのは「気になります?」だった
すっぴんでクリニックへ行き、カウンセリング開始。
女医さん「どこですか?」
私「頬のあたりです。特に左側の方が濃いです」
女医さん「…気になりますか?」
私「はい!気になるから来てるんです」
女医さん「うーん。薄いので反応するかはわからないですけど…やりますか?シミに反応するかはわかりませんが、美肌効果はありますよ」
どうやら、私は気にするのが早すぎたらしく、まだレーザーに反応しない濃さみたい。だけど、シミそばかすに効かなかったとしても毛穴の引き締めやハリツヤを高める効果は期待できるとのこと。そうであればせっかく来たんですもの。施術を受けて帰りましょう!
施術は無痛で終了!結果は…?
施術は特に痛みもなにもなく、目を瞑って横になっている内に終わった。カメラのフラッシュのような光が当たるため、さすがに睡眠はできないものの、光さえなければ寝てしまいそうなレベルでした。
そして気になる結果は…。
予想通り(笑)、照射が終わっても、家に帰って鏡を見てからも、全くシミ部分が濃くなっていません(通常、シミに反応した場合は、黒から茶色の細かいかさぶたになって浮き上がり、その後、元々のシミより薄くなる)。
こうして女医さんから、「もう少し濃くなってからだとしっかり反応します」と説明を受け、初めてのクリニックを後にした2015年の私でした。
シミを消すために「育てる」ことを決意
UVケアは継続するけど、あえて“美白”はお休みした4年間
その日から、新たなシミを作らないよう日焼け止めは継続するものの、美白美容液を塗るのをやめ、レーザーに反応するレベルの濃さになるまでシミを育てることにした私。「レーザー治療>美白美容液」という効果イメージがあったため、どうせなら、どこの照明でも一切のシミのない肌へ戻りたかったから!
4年経って濃くなったシミ!「いよいよ」と思うもやはり反応しない
だけど、あれから4年、さらにシミが濃くなったからと再度クリニックに行くと、1番濃いものだけは多少反応したけれど、やっぱりだめ。他のシミはレーザーによる影響を何も受けていない様子。
でも、確かに4年前より濃い。蛍光灯のみでなく太陽光ですっぴんでも見えるようになっている。まだファンデーションさえすればコンシーラーなしで隠れるし、すっぴんで写真を撮ってもカメラには写らないけれど、シミは確かに存在している。
今すぐにでも消えて欲しい、すっぴんで鏡を見るのが苦痛なくらいのシミが肉眼では見えるのに、レーザーさんは見つけてくれないの?(レーザーは高性能。私が気にしすぎなだけです)
もう「育てる」のは耐えられない
再度、美白化粧品の分野に目を向けるよう
2度目のクリニックの帰り道。私は、
「さらにシミを育てないとだめなのか…。あと何年?だけど、ここまで濃いのにまだ反応しないってことは、もっと濃くなるまで育てないとだめなの?その姿で何年過ごすの?絶対に嫌なんだけど。もうこんな頬!耐えられない!!」
などと考えていました。
そして、育てる?どうする?そんな風に悩んでいた私の耳に飛び込んできたのは、4年前よりさらに進化を遂げた、2019年の美白化粧品の情報。
4年前は「レーザー>スキンケア」と思ってシミを育ててみたけれど、そろそろレーザー治療に負けない効果が、スキンケアでも期待できるんじゃないの?さらには内服薬も進化を遂げているみたい。内服薬とスキンケアの合わせ技で、内外からケアしたら、なんだか肌も未来も明るくなりそうな予感。
というわけで、【30代のリアル美容#10】では、情報を集めた結果実際に試した・気になった美白化粧品/内服薬を紹介します。
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橘 美波 byBirth編集部byBirth編集部 マネージャー
1986年生まれ。立ち上げ時よりbyBirth(旧GODMake.)へ携わり、大好きな美容・コスメを仕事に。 30代の働く女性ならではの独自の美容法や、話題の美容情報をリアルな目線で配信。