ダイエット中は必ずといっていいほどストレスを感じます。痩せたくてもちょっとした事でイライラするのは、できれば避けたいですよね。しかしそのためにはストレスを我慢するのではなく、解消しなければいけません。
今回はダイエットとストレスの関係から解決方法までをご紹介します。
なんでイライラするの?
ダイエット中のイライラは「糖質不足」が原因といわれています。例えば、最近流行りの糖質制限ダイエットのように極端に糖質を制限してしまうと、身体の糖が不足して「低血糖症」になってしまうようです。低血糖症になると「心身が不安定」になってしまうので、極端に糖質を制限するようなダイエットはやめたほうがいいかもしれません。
また、ダイエットの停滞期などで体型の変化が実感できないときにもストレスを感じてしまうようです。
どうやって解決すれば?
ここでダイエット中のストレス解消方法をご紹介します。できそうな内容があればぜひ試してみてください!
1. チートディをつくる
ダイエットをしていると必ず停滞期があります。停滞期とは身体が飢餓を感じて、これ以上痩せないように制御をかける状態の事です。
制御をさせないようにするには、7~10日に1回たくさん食べる日をつくることが重要になります。そうすると脳が飢餓だとは思わなくなって、再び体重を減らしてくれるのです。これを「チートディ(騙す日)」といいます。
停滞期も抜け出せる上に、カロリーを気にしないで食べられるのでストレスはだいぶ軽減できますね!
2. 筋トレをする
カロリー制限ダイエットでは、食べる量を減らすことでしか痩せることはできません。筋トレも併用すれば基礎代謝が上がるので、極端なカロリー制限をしなくても身体を引き締めることができます。また、リバウンドの予防にも効果的です。
3. 間食をする
カロリーだけではなく、太りづらいおやつなら食べてもいいと思います。例えばミックスナッツやヨーグルト、卵などタンパク質が多い食べ物がおすすめです。タンパク質が多ければ筋肉維持にもなるので積極的に摂取しましょう!ただし砂糖が入っている食べ物はダメです。
4. 睡眠にこだわる
良質な睡眠中には代謝を促進する「成長ホルモン」、睡眠中に脂肪を分解する「コルチゾール」、食欲を抑える「レプチン」が分泌されます。逆に睡眠を疎かにすると食欲が増進する「グレリン」が大量に分泌されてしまうのです。つまり良質な睡眠ができれば痩せやすい体質になれるということですね!
5. 食事回数を増やす
1日の摂取カロリーは変えずに食事を分割してみましょう。血糖値が安定するのでお腹が減りづらい上に、脂肪がつきづらくなります。
6. 低GI食品を食べる
血糖値が急上昇するとそれを抑えるために「インスリン」が分泌されます。インスリンは糖を脂肪として貯め込む働きがあるので、ダイエットでは避けたい物質です。低GI食品は血糖値の上昇が緩やかなので、インスリンの分泌を抑制することができます。さらに低GI食品は腹持ちがいいので空腹を感じさせない効果もあるのです。
低GI食品は「玄米やオートミール、りんごや蕎麦」などがあります。
7. 朝活をする
朝に筋トレをすると、酸素消費量が増えて約13時間以上「代謝が向上」するといわれています。また、朝はインスリンの分泌量が最も少ない時間なので、その時間に筋トレをすれば夕方よりも痩せやすくなるでしょう。
他にも「集中力や判断力、決断力も向上」するので、ダイエット中でも仕事に集中できるかもしれませんね!
8. 病院へいく
ちょっとしたイライラだったらいいのですが、情緒不安定な状態のときは病院で診察を受けるようにしましょう。また、過食症や拒食症は自覚しづらいので、他の人に指摘されたら病院に行ったほうがいいかもしれません。
9. お肉をたべる
低脂質高タンパク質のお肉ならダイエット中に食べて大丈夫です。特に筋トレをしている人は多めに摂取しましょう!ただし低脂質じゃないと脂肪になるので、「脂身が少ない赤身の肉や鶏の胸肉、青魚」などを食べるようにしてくださいね。
10. ダイエット掲示板を見る
心理的な事になりますが、ダイエットをしている人が多く集まる場所にいると心が落ち着くかもしれません。同じ悩みを持つ人がいたり情報交換もできるので、インターネットサイトや実際の集まりに参加してみてはいかがでしょうか!
ダイエット方法を見直してみよう!
ストレスがたまるということは、無理している可能性があります。はやく痩せたいでしょうが、無理しても「リバウンド」が待っているだけです。まずはストレスが少なくリバウンドも予防できるダイエットにかえてみましょう。
1ヶ月で落とす体重は?
リバウンドを防いで健康的に痩せるには「1ヶ月で体重の5%以内」のダイエットにしましょう。5%以内ならストレスを感じる事も少なくなるかもしれません。体重40kgの人は1ヶ月2kg、50kgなら2.5kgまでOKです。
筋トレも併用しよう
筋肉量が増えると「代謝の向上」が期待できます。また、身体も引き締まるので体重よりも痩せて見えるようになるでしょう。食事制限や有酸素運動だけで痩せようとすると、脂肪よりも筋肉の方がはやく分解されてしまいます。筋肉が減ってしまうと代謝が落ちて、リバウンドしやすい体質になってしまうかもしれません。
また筋トレによる消費カロリーもプラスされます。つまりその分食べても大丈夫なので、食のストレスが軽減できるでしょう。
ダイエットストレスは少ない方がいい
今回はダイエット中のストレスを軽減する方法をご紹介しました。ダイエットは人によっては一生ついてまわるので、少しでもストレスを感じさせない方法でやったほうがいいと思います。そのためにもまずは、ご紹介した内容を参考にダイエットを見直してみてください。
それでは楽しみながらダイエットをやってくださいね!
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ボディメイク、ダイエットの分野を得意とするフリーライター。 固定観念にとらわれず、正しい情報を伝えることをモットーとしています。 理想のボディのためにご協力させていただきますので、よろしくおねがいします。