くびれを作るには腹筋だけでは出来ない?綺麗なウエストラインを出す方法とは
くびれって誰もが憧れますよね。ウエストラインがキュッとしまったウエストを作る為に、一生懸命腹筋をしても、なんだかくびれている感じがない人は間違ったやり方をしているかもしれません。
肌を見せる季節になる前に、女性らしいウエストラインを目指しましょう。綺麗なくびれを作る方法をご紹介します。
- 2019-02-24
- nin
くびれがあるだけで、全身のバランスが良く見え、振り向いてしまうほどボディラインが魅力的に見えますよね。そんなウエスト作りに欠かせないのが、筋トレです。
もちろん、たるんだお腹ではウエストラインが見えないので、ウエストラインを作る前に減量する必要があるかもしれません。ただ、減量してスッキリしても、ウエストラインが出るかどうかは、鍛え方次第なのです。
せっかく鍛えるなら、ウエスト周りの筋肉を知り、キュッと引き締まったくびれを手に入れましょう。
お腹の筋肉
お腹の筋肉というのは、腹直筋、腹斜筋、そして腹横筋の3つの筋肉から出来ており、その3つの筋肉を腹筋と言います。
一番よく鍛えられる部分でもある腹直筋は、肋骨の下から骨盤までまっすぐ縦に走っている筋肉の事で、シックスパックが出来る部分であり、そこを鍛えないと内臓がぽっこり出てしまう部分になります。なのでお腹をバキバキに見せたい場合は、この腹直筋を鍛える事が良いかもしれません。
ただ、ウエストを作りたいのであれば、腹斜筋と腹横筋を鍛える事が大切でしょう。
腹斜筋
くびれを作るなら、このお腹の側面にあり、斜めに走っている腹斜筋を鍛える事が大切です。この筋肉は、体幹筋であり、体を曲げる時やひねる時、そして体を支える時に重要な役割をしてくれます。このお腹の側面にある腹斜筋をしっかり鍛える事によって、内臓が押し上げられる為、くびれが出やすくなると言われているのです。
そして、腹斜筋は“外腹斜筋”と“内腹斜筋”に分けられ、肋骨側から骨盤側にありコルセットのような動きをする筋肉を外腹斜筋と呼び(アウターマッスル)、外腹斜筋の反対方向に走っており奥側にある筋肉を内腹斜筋(インナーマッスル)と呼びます。特にこのインナーマッスルを鍛えると身体全体の代謝もアップするので、ダイエット効果も期待が持てるでしょう。
腹横筋
腹斜筋のさらに奥にあり、横に走っている筋肉を腹横筋と呼び、笑った時にお腹が痛くなる筋肉で、ベルトのような役割をしています。薄い筋肉ではありますが、この腹横筋もコルセットのような役割をしてくれており、体を支えてくれているのです。
肋骨と骨盤の距離
くびれと関係ないと思われがちですが、この肋骨と骨盤の距離が離れている人は、くびれが出来やすいと言われております。骨が当たらないウエスト部分に手を当て、指が4本ほど入るのであれば体型的にくびれやすいと言えるでしょう。
他にもくびれやすいかどうかは遺伝が関係していると言われており、身長が高かったり、胴が長かったり、骨盤が下めについていたりなどの人は、自然とくびれが出来やすいと言えるでしょう。
理想のバランス
ただ、ウエストを引き締めても、なかなかくびれが出ない場合は、腹筋部分ではなく違う箇所を鍛える必要があります。まずは自分のサイズを割り出し、“WHR=ウエスト÷ヒップ=0.7”のサイズに近づけるようエクササイズをしましょう。
このように、理想のサイズと離れているのであれば、腹筋だけではなく、ヒップサイズを重要視してみて下さい。ウエストだけを引き締めても理想バランスにはなりません。くびれを手にいれる為には、ヒップのエクササイズもするようにしましょう。
ウエストを引き締める
ドローイン
腹横筋を鍛えるには、意識的にお腹を引き締める必要があります。時間がない人や、筋トレがどうしても苦手だと言う人は、このドローインをするだけでも変化が見られるので、家事の合間や通勤中など日常生活に取り入れて見ましょう。
姿勢良く立ち、鼻から息を吸ってお腹を膨らまします。そのあと、ゆっくりと口から息を吐きお腹を凹ませ、凹んだ所で30秒ほどキープしてみましょう。これを1日10回ほど日常生活に取り入れてみましょう。
お尻歩き
テレビを見ながらでも出来るお尻歩きで、ウエストと下半身両方の引き締めを行いましょう。お尻を使って歩くイメージで、出る足を遠くに伸ばす意識を持ち、前に進んだり後ろにバックをしたりを繰り返してみましょう。
家で簡単に出来るので、時間がある時や自分のペースで行うようにしましょう。
マリーチアーサナ
ヨガのねじり動作でもあるマリーチアーサナで、雑巾を絞るようにで、おへその中心からお腹をひねってみましょう。座った状態で片膝を立て、立てた逆側の手で膝を抱え、もう一方の手はお尻の後ろに回すようにしましょう。
息を吸って軸を意識し、吐きながらおへその方に目を向け、膝が逃げないように内腿をぎゅっと引き締め、身体をひねってみましょう。
パリガーサナ
パリガーサナのポーズで肋骨と骨盤の距離を離すようにしましょう。膝立ちになり、片膝だけを横に伸ばし、膝立ちになっている側の手を上げ、横に伸ばしている脚の方に体を倒し、肋骨と骨盤の距離を離すイメージでストレッチを行いましょう。
反対側の手は伸びている脚の上に置くと、伸びている脚のストレッチにもなるでしょう。
ウエストを作るには、起き上がる事を繰り返すだけの腹筋の筋トレだけでは出来ません。理想のバランスを知り、日常生活にこれらの運動を取り入れ、理想のくびれを手に入れましょう。