クレンジング・洗顔について

クレンジングのやり方・選び方

クレンジングの基本のポイントは、“ゴシゴシ”と力を込めて洗わないこと。摩擦を与えると、お肌が刺激を受けて負担になってしまいます。

ナチュラルメイクの方の場合はミルクタイプのクレンジング、しっかりメイクの方は部分的にオイルタイプのクレンジングを使ったり、ジェルタイプのクレンジングがおすすめです。

洗顔のやり方・選び方

洗顔は、たっぷりと泡立てた“泡”で洗うようにしましょう。泡をすすぎ残してしまうと、残った洗顔料が肌トラブルを招きかねないので注意が必要です。洗い残し・すすぎ残しが無いか、鏡を見ながらおこなうようにしてみてください。

また、熱すぎるお湯で洗顔すると、お肌に刺激が加わってしまいます。ぬるま湯や水で洗い流すようにしましょう。

洗顔料にはいろいろなタイプがあるので、用途や肌質によって選ぶことをおすすめします。乾燥肌の方は保湿成分や美容成分の入ったタイプ、ニキビができやすい方はアクネケア用のタイプ、混合肌の方はお肌に刺激の少ないタイプなど、自分の肌質に合わせて選んでみてください。

化粧水・乳液について

化粧水のつけ方・選び方

化粧水は、たっぷりつけるのがポイント。お肌に押し込むように、手のひらでハンドプレスするようにお肌に浸透させましょう。

化粧水も様々なタイプがあるので、お肌が乾燥しやすい方は保湿力の高いタイプ、お肌が荒れていたりトラブルが気になる方は薬用成分が配合されているタイプなど、お肌の状態に合わせて選んでみてください。

乳液のつけ方・選び方

乳液は化粧水でお肌に与えた水分を、油分でフタをして閉じ込めてくれる大切な存在です。手のひらの体温で温めてからお肌にのせると、スッとなじみやすくなるのでおすすめです。お顔の中心から外側に向かって伸ばしていきましょう。手のひら全体を使うように意識して、お顔に均等に伸びるようにのせてみてください。

しっとりと保湿したい方にはミルクタイプの乳液がおすすめですが、オイリー肌の方などべたつきが気になる方にはジェルタイプの乳液もおすすめです。自分のお肌に合ったタイプを上手に活用していきましょう。

スペシャルケア・肌トラブルについて

パックは毎日使っても大丈夫？

パックは基本的に毎日使ってもお肌に負担は与えません。継続することが大切なので、スペシャルケアとして高価なパックをたまに使うよりも、お手頃価格のパックで頻繁にケアしてあげた方が乾燥などには効果的だと考えられています。

お肌のトラブルが乾燥からきている場合は、毎日のパックで保湿ケアすることもおすすめです。

花粉症で鼻の皮が剥けてしまう

花粉症で鼻をよくかむときなど、鼻の皮がめくれてしまってヒリヒリ痛んだ経験はありませんか。鼻の皮剥けは乾燥からきている場合が多いので、まず保湿ケアを意識することがおすすめです。

無理やり皮を剥がしてしまうと、トラブルが悪化する可能性もあるので注意が必要です。敏感肌向けの保湿クリームなどで保湿して、乾燥を防ぎましょう。

初めて使うアイテムが肌に合うか不安

初めて使うアイテムを試す場合は、パッチテストをしておくと安心です。二の腕の内側や腕などの一部につけてみて、5～10分程度様子をみてみましょう。

お肌に合わない場合は赤くなったり、かゆくなる場合があります。しばらくそのまま置いていても違和感がないことを確認してから、お顔にのせることで肌トラブルを未然に防ぐことができますよ。

スキンケアは季節によって変えたほうがいいの？

スキンケアは季節に合わせて、部分的に変えることをおすすめします。大幅に変える必要はありませんが、季節によって生じやすい肌トラブルや原因は異なるので、その季節に合った一番お肌の大敵になりえるケアを見直してみることをおすすめします。

例えば夏の肌トラブルやお悩みは“紫外線”が関係しているケースが多いので、日焼け止めやメイク直しのシーンでSPF/PAを意識して選んでみたり、冬場の肌トラブルやお悩みは“乾燥”が関係しているケースが多いので、保湿ケアや乾燥対策に効果的なスペシャルケアを取り入れたりなどが効果的です。

一年中“キレイな肌”をキープしよう

毎シーズンお肌のケアを意識して頑張っていても、季節の変わり目はどうしてもお肌がゆらいでトラブルも起きがち。その時期に合わせたケアや、自分の肌質をよく理解したスキンケアは美肌の土台を作ってくれます。ぜひ今回ご紹介した基本を見直して、キレイなお肌の維持を目指してみませんか。