最近泣いてない?リラックス効果が得られる“涙活”でストレスを改善させましょう
大人になってくると忙しさのあまりに泣く機会が減ってしまうかもしれませんが、涙を流すことは睡眠と同じぐらいの癒し効果が得られるのです。大人になりメンタルも鍛えられ、なかなか泣けていない、泣ける機会がない人は気がつかない内に、ストレスが過剰に溜まっているかもしれません。
涙でリラックスしましょう。涙活でストレスを軽減させる方法をご紹介します。
- 2019-02-02
- nin
身体から出すという行為は、ストレスの軽減に繋がると言われています。排便や、汗をかくこと、言葉を発するなど。それら、身体から出す行為の中で、最も良いとされているストレス発散法が、涙を流す事と言われています。
涙は良い睡眠を行なった時と同じような癒し効果を得られると言われており、子供の頃はどんな小さな事であっても、泣いたり、泣けたりと、涙を流す機会が多かったかもしれません。
ただ、大人になるにつれ、泣いてはいけない環境であったり、泣く事さえする時間がなかったりなど、その機会は年々減ってしまったかと思われます。そして最近涙を流していない人や、泣けなくなったという人は、過剰なストレスが溜まっているサインかもしれません。
自律神経と涙
涙を流した後、心からスッキリ感が得られますよね。その秘密は、脳にある“自律神経”が関係していると言われており、日頃ストレスを受けたり活動をしている間は、“交感神経”と言う神経系が優位的に活動します。
そして、身体をお休みモードに切り替えてくれる神経系を“副交感神経”と呼んでおり、副交感神経が優位になると、心圧や血圧を下げ、身体を落ち着かせてくれる働きがみられます。この副交感神経は、睡眠によって最も活動的になりますが、この睡眠と同様の効果が得られるのが、涙を流す事だと言われているのです。
美容とストレス
綺麗になる為に最も良い方法が、ストレスを減らす、ストレスに強くなる事かもしれません。ストレスで食べてしまい、ダイエットがなかなか思うように出来なかったり、ストレスで食事改善ができず眠りも浅く、お肌の調子が良くならなかったりと、このようにストレスは、ダイエットや美肌にまで関係してくる程、美容の大敵だと言えるでしょう。
涙を流すことは、美容の大敵でもあるストレスを軽減させる働きがみられるので、ストレス発散の仕方がわからなかったり、ストレスがどれかわからないという人は、このように涙で発散させる方法が最も簡単に出来るストレス発散法かもしれません。
睡眠と涙
子供の頃、泣き疲れて寝てしまったという経験をしたことはありませんか。深い眠りが出来ない人や、ホルモンバランスを崩しやすい時期でなかなか寝付けないという人は、寝る前に涙活をしてみましょう。
泣くことは、質の良い眠りが出来るセロトニンを分泌してくれます。不眠症で寝付けなかったり、昼夜逆転しがちな生活をしている人も、このように寝る前に涙活を行なってみましょう。
涙活のススメ
たった一滴の涙で、一週間ほどのストレスが軽減されると言われており、これは笑う行為よりも、ストレスが軽減されるということなのです。ストレスを発散させる為に、カラオケに行ったり、友達とお酒を飲んだり、笑えるものを見たりしている人が多いかもしれませんが、それらの行動よりも涙活の方がストレスが発散されるかもしれません。
涙の種類
涙を流す事で、ストレスを発散させたいのであれば、良い涙を流す必要があります。その良い涙を流すというのは、感動した時に出る涙なのです。他人の経験や行動などに共感し、涙を流すこの感動の涙は、涙の中でも最もストレスを軽減させてくれる働きがあると言われているのです。
この感動の涙は、ポジティブな感情で流れる涙なので、最も心がスッキリする事でしょう。
夜に一人で涙活
なるべく涙活は、夜に行うようにしましょう。朝はまだスッキリとした感覚があり、さほどストレスは感じていません。一日のストレスを最も感じる夜の寝る前に、涙活を行うようにしましょう。お風呂の時でも良いですし、布団の中でも良いです。
なるべく夜に、この涙活を行うようにしてみて下さい。ただ、涙活を夜に行うことは、次の日の目のむくみに繋がる事があります。出来れば次の日がお休みなどの、金曜日の夜に行う事がベストでしょう。最もストレスを受けている曜日でもあり、一週間分の仕事や、人間関係のストレスが溜まっているこの金曜日の夜のタイミングに、涙活を行う事をオススメします。
涙を出す環境
涙がなかなか出ないという人は、環境を変えてみましょう。なるべく一人になり、感動する動画や、必ず泣いてしまう映画や漫画、そして心動かされる物や音楽を、目にし、感じる環境にしてみましょう。
他にも部屋を暗くし、アロマキャンドルを焚いて癒しの空間を作る工夫も大切です。
一気に流し出す
恥ずかしさで涙を止める事なく、現実を思い出す事もなく、涙が出始めたら一気に流し出してしまう事が大切です。我慢をしてしまうと、先ほどの交感神経という神経系が優位になってしまいます。そうならない為にも、涙で副交感神経を優位にさせたままにしましょう。
最近泣けていないや、感動するはずなのに泣けないという人は、ストレスが過剰に溜まっているサインかもしれません。ストレスを軽減させる為にも、一人になり、心が動かされ涙がこぼれ落ちる環境を作り、日頃の自分を労ってあげましょう。