いつもコンシーラーを探しているなら…メイクを見直して、クマ対策!
クマに悩む方で、これと思うコンシーラーに出会ったのに、使っているうちに「やっぱり隠れていないかも」と感じ、またコンシーラーを探しに行く……そんなループにハマっている方はいませんか? 今回は、コンシーラーをより効果的に使う方法、そしてメイクバランスでクマを目立たなくする方法をお伝えします。
- 2019-01-21
- haru
コンシーラーを効果的に使うための基本編
ファンデーション選びも正しく
ファンデーションによる肌の色作りはうまくいっていますか? ファンデーションが肌の色に合っていないと、クマはより浮かび上がりやすくなります。
基本のメイクでは、ファンデーションの色は「自分の肌の色」を生かし、シミやムラを目立たなくして均一化する目的で選ぶもの。でもいつの間にか「なりたい色」を優先していたり「思い込み」で選んでしまっていることもあります。
また、焼かないよう気をつけていても、やはり肌の色は季節で変わってきます。肌とファンデーションの色にズレはないかも、日々チェックしてください。
コンシーラーを使う順序は正しく
ファンデーションの種類によって、コンシーラーを使う順番も変わります。「下地→リキッドorクリームファンデーション→コンシーラー」あるいは「下地→コンシーラー→パウダリーファンデーション」。さらにファンデーションをダブル使いする、合わせ技のかたもいらっしゃるでしょう。
コンシーラーが浮かないよう、ファンデーションと併せて、正しい順序で使いましょう。
使う前の肌、滑らかになっている?
コンシーラーを使う前に目のまわりの肌は滑らかな状態になっていないと、ムラになったりコンシーラーが厚くなってしまうことがあります。コンシーラーが厚いと、メイクしたてではわかりませんが、ちょっと時間が経つと眼の下に表情ジワがくっきり付いてしまうこともあるので、気をつけて。
下地、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを塗った後の肌が滑らかな状態になっているか、チェックしてみてください。
コンシーラーを効果的に使うための応用編
目頭の上からつける
コンシーラーをクマの部分だけ意識して肌にのせると、のせる範囲がやや狭めになっている場合があります。試しに、今より少し目頭側に範囲を広げ、目頭の上からのせてみてください。
目頭まわりは鼻の横だから、影ができて暗く見えやすい部分。その部分にもコンシーラーを伸ばすことで、眼の錯覚により、影のない部分の「明るい肌の色」がつながった印象になるのです。
ブラシを使って伸ばす
コンシーラーを肌にのせた後、指で伸ばしている方は多いのではないでしょうか。指で広げると、指側にコンシーラーが付いてしまって、目の下からコンシーラーをはがしてしまっていることがあります。
そこでオススメしたいのが、ブラシを使って伸ばす方法です。ブラシで伸ばせば、コンシーラーを均一に、無駄なく広げることができます。使用後のブラシはこまめに中性洗剤などで洗ってくださいね。
仕上げた後のチェック、忘れずに
コンシーラーそのものは、お好みのタイプがあると思いますが、原則として、なるべく薄づきにできて、カバー力があるものがおすすめです。クリームタイプのコンシーラーは、カバー力はありますが、厚くつきやすくなります。
「うまく隠せた!」と思っても、厚くなったコンシーラーがよれて笑いジワがくっきり浮かんでしまったら台無しです。クリームタイプを愛用している方は特に、メイク後に表情を変えて、眼のまわりがよれないかどうかをしっかりチェックしてください。
相対的なバランスでクマを目立たなくするメイク術
ハイライトで明るい部分を作る
ハイライトで明るい部分をきちんと明るくすると、顔全体がくすんだイメージになるのを防げます。また、顔全体がのっぺりと均一化されたままだと、不自然かつ実際よりも厚化粧に見えがちですから、明るい部分をしっかり明るくしてメリハリをつけましょう。
さらに仕上げ用のラメ入りのパウダーを使いこなせれば、より効果的です。顔全体が艶やかにパッと明るく仕上がって、しっかりメリハリがつきます。
眉やまつ毛をブラックで印象深く
眉やまつ毛、アイラインなど、目元に濃いブラックを置いて印象付けると、クマの黒ずみや青っぽさが気になりづらくなります。これは眼の錯覚を利用した方法。
メイクの好み・向き不向きもあると思いますから「やってみてもいいかな」という方へのおすすめになりますが、効果的ではあります。
チーク&リップは血色がよく見える色をチョイス
チークを使うと、顔全体の血色がよく見え、一気にクマも目立ちにくくなります。肌の色とのバランスも見て、自分が自然に血色がよく見える色がどんな色なのかを、知っておきましょう。
また、口紅の色は、ヌードカラーよりも、華やかなレッドやローズなどをチョイスして、唇に強い色を置けば、クマの黒ずみ、青っぽさから眼をそらしてくれます。ただし、すっぴんのままリップだけ華やかにしても、クマが目立たなくなる効果はあまりありません。コンシーラーでクマを隠すメイクをした上で、試してみてください。
コンシーラーそのもののチョイスと併せて試してみよう
いかがでしたか?どの方法が効果的かは、人によって違います。 試してみると中には「目からウロコ!」というくらい変わるポイントが見つかるかもしれません。
コンシーラーも含め、あなたの魅力を引き出すコスメは日々進化しています。気になる新しいコンシーラーも試しつつ、ぜひご紹介した方法も併せて試してみてください。
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メディカルコスメの化粧品会社勤務を経て、美容への知識と興味を深める。現在はライターとして活動。 主なテーマは美容と映画。「美」と「心身の健康」の、深いつながりを意識している。