“めんどくさい”と感じる心を克服し、やる気アップさせる方法とは
めんどくさい。頑張りたいと思っているし、やらないといけないという事もわかっているのに、なかなか体が動かなかったり後回しにしようとしてしまったりする人も多いかもしれません。そんなネガティブ全開の気持ちを楽にして、やる気アップで、めんどくさい心を解消しましょう。
めんどくさいと感じやすい人の特徴と回避法をご紹介します。
- 2019-01-05
- nin
めんどくさい事を避けられるなら避けたいですが、掃除や洗濯や家事や人間関係など、めんどくさい事は周りを見渡せばたくさんあると感じるかもしれません。そして、天才でない限り生きるためにも、したくない事をして頑張っている人がほとんどかもしれません。
そしてめんどくさい事を人から指示されたら、余計にしたくなくなってしまうかもしれません。ただ、人間の物の見方や脳をコントロールする事は出来ます。めんどくさいというネガティブな感情を少しでも減らし、充実した方向へと自ら導くようにしてみましょう。
めんどくさいという感情が出やすい人
100%に頑張ってしまう完璧主義者
めんどくさいと感じやすい人のほとんどが、完璧主義な性格で、最後まで100%に頑張ろうとしてしまう真面目な性格の持ち主なのです。
完璧主義な人は、責任能力がありビジネスパートナーとしては最高の相手と言えるのですが、自分自身が完璧主義だと、時に疲れてしまう事もあるかもしれません。本当の自分よりも、さらにいい自分をそこで作っているわけですから、仕事以外でも人間関係に悩みやすい人が多いと思われます。
そして、ついつい何事にも100%で取り組もうとしてしまい、めんどくさいと感じてしまうのです。そして、そのめんどくさいと感じている事は、“しなくてはいけない大切な事”ともしっかり理解しているからこそ、100%の力で頑張らなきゃいけない完璧主義者な性格の人は「めんどくさいなぁ」と感じてしまうのです。
頭の回転がとてもいい
そして、何よりこのめんどくさいという感情を出す人は、とても頭がいいのです。大人になると子供の頃に比べ、めんどくさいという感情は出やすくなったかと思います。それは、そのめんどくさい事を行ったイメージの先がもう既に見えているからなのです。
例えば、運動はしんどい、恋愛は相手との価値観の違いがある、など。連想ゲームかのように先を予測する能力があり、頭が良く、回転が早いからこそ、その先が既に見えてしまっている為めんどくさいという感情が出てしまっているのです。
ネガティブイメージに繋げがち
ただ、めんどくさいという感情が出ている時は、その先が見えていても、ほとんどがネガティブなイメージをしてしまっている事があります。自分がめんどくさいと感じていても、他の人はそうでもない事があります。
例えば運転をしていても、いつもの道だと知っているからこそ「早く家に着け」と思う人もいれば、「音楽を聴きながら一人の時間が楽しめる」という考えの人もいます。
頑張る事はダサい事、トゲトゲ思春期気分
頑張る事はダサい事、などの結びつきをしてしまうような思春期の子のように、やらなくちゃいけないと分かっていても「めんどくさい!」のような感情が出る場合もあります。頑張ってもダメだったらどうする?などの、いい結果のみを求めてしまい、頑張ってダメだった時の自分を知りたくない、認めたくない感情が先に出てしまっているのです。
この場合はやりたいという気持ちなどがあったとしても、その先のダメになった場合を知る恐怖から逃れたい感情もあるのかもしれません。
めんどくさい感情を解放させましょう
優先順位を付ける
生きている上で、興味や好きな事を見つける事は、意外に簡単なようで難しいのかもしれません。だからこそ見つけた時や感じた時には、それを受け止めてあげるようにしてあげましょう。自分が本当にしなくてはいけない事に優先順位をつけ、今日できる最大限を行うようにしましょう。
例えば掃除をするなら、掃除が出来る時間内で、今日中に必ずしたい箇所を選ぶようにしましょう。
こだわりすぎたら、止める癖をつける
全てを完璧にしようと、仕事も恋愛も人間関係もダイエットも美容も全力で頑張ってしまうめんどくさがりさん。小さな事までこだわる癖がある為、そのような、めんどくさい感情が出るんだという事を自ら知る必要があります。
まずは、自分なりの80点を超えたらそこでストップするようにしてみて下さい。そして、めんどくさがりやになってしまう性格と認め、物事をめんどくさい方向に持っていかないよう、こだわりを減らす事も大切です。
例えば、掃除がめんどくさいと感じてしまうのに、わざわざ物をたくさん買ってしまう。服を畳む事がめんどくさいのに、たくさんの服を買ってしまう。嘘をつく事がめんどくさいのに、遅刻をしてしまうなど、めんどくさい事が見えているならば、毎日の行動を改め、めんどくさい事にならないようにする事が大切です。
イメージを全てワクワク楽しい事に切り替える
めんどくさいという感情は、先のことをネガティブに捉えてしまう為生まれるものですが、それをポジティブの方向に変える力が大切です。例えば、“ダイエット=きつい、しんどい、続かない”から、“ダイエット=痩せる、綺麗になる、モテる、服が着れる、やらなきゃ損!”のように、ポジティブに考えるよう、自ら工夫をする事が大切です。
このように、今まで勝手に解釈していた事を覆す事は、物の見方を変える力があります。
めんどくさいや、やりたくない事だらけで自分の人生を生きる事は、さらに自分をネガティブにさせる原因になってしまいます。だったら、本当に大切な事をする為にも、こだわりすぎて重たい荷物をわざわざ持って歩くような事をせず、自分に必要だと思う物だけを選び、自分がしたいからするのだという感情を持ち、「めんどくさい」から解放される軽やかな人生を歩みましょう。