ストレスから解放されましょう。心が疲れにくくなるストレス回避法とは
人間関係、仕事、生活、ストレスに感じる事はたくさんありますよね。ストレスを感じやすいと、心の病気になってしまったり、食べ過ぎてしまい見た目にも変化があったりと、いい事はありません。
動物たちでさえもストレスは感じるものなので、ややこしく生きる人間たちはなおさらの事でしょう。
- 2018-12-30
- nin
ストレスは症状で気付きましょう
ストレスは目で見えないと思われがちですが、実際は身体の症状でストレスを感じているかどうかが分かります。
ストレスの初期症状
- 朝スッキリと起きれない
- 目が疲れやすい、手足がよく冷える
- 夢をよく見る
- 胃がもたれやすい
- 肩が凝りやすい
ストレスの慢性症状
- すぐ疲れる、疲れが取れない
- 下痢や便秘
- 小さな事でイライラする
- 風邪が治りにくい
- 仕事する気が起きない
- 深夜に目がさめる
など当たり前のように、これらの症状が見られる人は、ストレスを感じてしまっています。生きている限り多少のストレスは避ける事は出来ませんが、なるべくストレスは感じたくないものですよね。
ストレスの感じ方
どんな事でストレスを感じるのか考えた事はありませんか。配偶者の死、離婚や結婚、新しい環境、上司からのパワハラ、同僚からの悪口、満員電車、隣の家の騒音、老人たちのわがまま、彼氏の浮気、友達の裏切り、学校でのイジメ、時間のなさ、他人への嫉妬、暑さ寒さなど。
ストレスは何かと尋ねられると、その答え方は人それぞれと言えるでしょう。自分がストレスに感じている事でも、他の人にとっては意外にそうでもないという事もありえます。このように、感じる感じないは受け取り方に問題があるのです。
ストレスと日々の生活
ストレスを感じる事が多い時は、女性特有のホルモンの問題や、食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足などの日頃の何気ない私生活からも影響を受けているのです。「前はこんな事でイライラしなかったのに」と思う事がある人は、これらの生活で自律神経を乱してしまっているかもしれません。まずは私生活を変える事を優先にしましょう。
- 朝決まった時間に起きて、決まった時間に寝る
- 朝はカーテンを開け、太陽を浴びる
- インスタント食品を避け、自炊をする
- 栄養バランスが取れた食事を心がける
- 甘い物が好きな人は、午後3時に食べて脳を喜ばせてあげる
- 運動する時間がない人は階段を使う
- 駅まで歩く
など、日々の生活を見直しましょう。
ストレスを感じやすいタイプと、感じにくいタイプとは
ストレスを強く感じやすい人は“真面目”で“完璧主義者”な人のイメージがあるかと思われますが、誰に対しても優しく、頼られても断れないような、いわゆる“いい人”もストレスを感じやすい性格と言えるでしょう。
ストレスだらけの“真面目さん”
仕事の効率を重視し、競争心が高く、自分に似た人を敵視します。ハードなスケジュールをこなそうとし、休暇であれば漠然と罪悪感を覚えてしまいます。相手の態度やミスにも耐えられずイライラしやすい性格で、早食いや早歩きなども特徴に見られるでしょう。
このように優秀で真面目な為、心の病気になりやすいタイプと言えるでしょう。
いい人と思われたい“いい子ちゃん”
いつも笑顔で誰に対しても愛想が良く、敵を作ることがなく、悪口からは基本無縁です。我慢強く、他人を優先しがちな為、ストレスを溜め込みやすいのですが、いい子でいなければならない自覚があるので、ストレスを感情に吐き出す事はありません。
そのストレスの自覚症状を認めない為、そのギャップにより突発的に心のバランスを乱してしまう事があります。
人生楽しく!“ストレスフリーさん”
他人は他人、自分は自分と考えている為、競争心がなく、周りの人と楽しく付き合う事が出来ます。ON/OFFの切り替えや自分の意見を上手に表現する事ができ、仕事もプライベートも充実出来る人と言えるでしょう。
心に余裕を作ることが上手なので、些細な事で苛立つような事もなく、功績や実績を自分の材料にする事もありません。この余裕さから、意地悪で反論をするような事や、小さな事で相手を敵視するような事もしないでしょう。
このようにストレスの受け流しが上手な人は、いわゆるスーパーマイペースな人と言えるでしょう。
考え方1つで、今の生活を楽にしましょう。
このように、“真面目な人”や“いい人”は自分がしたい事よりも、周囲からの目を重要視してしまっています。まずは、自分の心で自分を見る練習から始めてみましょう。周囲からのフィルターを通し「~しなければならない」の言葉を使ったり、考えてしまっているならば、他人が自分を動かしている状態になります。
まずは、自分がこうしたいから「~しよう!」という言葉や考えに変え、自分のフィルターで自分を決める“自己決定”をするようにしてみて下さい。「明日仕事だから、6:30に起きないと」から「明日仕事だから、6:30に起きよーっと!」や、「提出日だから、勉強しなきゃ」から「提出日だから、勉強してさっさと終わらすぞ!」など、自分がそうしたいからそうするのだ!という気持ちを持つように言葉や考えを変えてみて下さい。
小さな考えの変え方1つで、ストレスは感じにくくなります。今ストレスを強く感じてしまっている人は、このような事に思い当たる節がないか、自分の日頃の生活と、自分の考え方を改めて見直してみて下さい。