自分の好きと出会おう、本当にやりたい事を探し出す方法とは
子供の頃は食事の時間をスキップする程、夢中になった事や遊びがあったにも関わらず、大人になるにつれ、自分が何になりたいのか、何がしたいのかさっぱりわからないという人も多いかもしれません。ただそれは本当にやりたい事が心の奥に眠っているだけなのです。
自分の好きとまた出会いましょう。自分の本当にやりたい事を見つける方法をご紹介します。
- 2018-12-25
- nin
自分の本当にやりたい事や、好きな事をすぐに答えられる人はどのぐらいいるのでしょう。子供のころはやりたい事や、好きな事や、夢中になれる事がたくさんあったはずなのに、大人になるにつれ日々の忙しさに追われ、気が付けばそれがわからなくなったという人も多いかもしれません。
たった一度きりの人生だと頭ではわかっているものの、大人になると夢中になれるような事を見つけるのは、簡単なようで意外に難しい課題なのかもしれません。
やりたい事がわからない、その理由とは
周囲の目を気にしている
趣味や好きな事が目の前にあったとしても、手を出せずにいるのには、周りの目や他人からの評価を気にしてしまっているからかもしれません。そして、他人からの評価を得たいが為に、違う事を無理にしてしまっているという事も考えられるでしょう。
人は一人では生きてはいけないように、必ず人の周りには違う人間が存在するものです。ただ、その周りの人からの目や言葉を気にしていては、例え好きな事や興味がある事があったとしても、なかなか手が出せない状態になってしまいます。
そして、他人基準で選ばれた事を行い続けていても、やる気が起きず刺激がなく、続ける事が難しくなってしまいます。
年齢や立場が気になって身動きが取れない
ある程度の年齢に差し掛かると、新しいことに挑戦するという事に対し、少し勇気が必要になるかと思います。「もう、学生じゃないし」「もう、良い大人だし」などと、自分の年齢や立場を気にするあまり、自分の気持ちにロックをかけてしまう事もあるかもしれません。
「◯◯歳になるのに、こんな事していたら恥ずかしい」などと年齢と好きな事を比較し、周囲からの評価を気にするあまり、気がつけば一体何がしたいのかがわからないままになっているのかもしれません。
失敗した時の恐怖
人は一度失敗を経験すると、次に失敗を犯さぬよう避ける事を学習します。ただ、その失敗する恐れから次に挑戦する事に対しても、臆病になってしまうという事もありえるでしょう。そして、行動をする前から先に失敗する事を想像してしまい、「自分はどうせダメだろうな」などと想像だけで身動きが取れない状態になってしまっているのです。
このように、自分はどうせダメだからとブレーキをかけてしまう癖があると、例え勇気を出し挑戦したとしても、壁が出来る度にブレーキをかけてしまい、続ける事が難しくなってしまうかもしれません。
真面目な性格
「必ずこれは、こうでなければならない!」のような固定概念を持っていたり、自分のやりたい事よりもやらなければいけない事を優先的に行い真面目に取り組んできたという人は、本当に自分のやりたい事がわからなくなってしまう傾向があります。
いろんな事に対し自分の為ではなく家族や会社の人を優先し、そして、自分の気持ちを押し殺してしまう事に慣れています。このような人は、人からの指示なく、自由にして良いなどのような状態が得意ではなく、休日は一人でどうしたら良いのかわからないなどという事もあるかもしれません。
自分の気持ちに問いかけてみる
理由をつけるのではなく、自分の気持ちに従って自分に問いかけてみましょう。
- 絶対にやりたくない事はなんですか
- あと寿命が5年程だとしたら、どんな風に過ごしたいですか
- 今の自分の状態は何点ですか
- 今まで感謝された事はなんですか
- 今まで好きだった事はなんですか
- その理想を目指すために、自分が今できる事はなんですか
このように、今ある自分の状態を理由にわざわざ言い訳をするのではなく、まずは自分の気持ちだけを素直に認めてあげるところから始めましょう。人間は何かと理由をつけて、自分の気持ちに対し嘘をつこうとしてしまいます。そして、気持ちをごまかしてしまい、自分は一体何がしたいのかわからなくなってしまうのです。
本当は好きや、興味や、したい事があるはずなのに、弱い自分を認めたくないあまり悩み続けてしまうのです。
やりたい事がわからなくても良い、とりあえずやってみる
好きな事や興味のある事を少しでも始めてみましょう。このように、想像だけをしていても何も変わりません。とりあえずで良いので、やりたい事や興味のある事に片っ端から手を出して、一歩進む勇気を持ちましょう。
このようにほんの少しでも挑戦する事は、新しい未来の自分に種をまく第一歩となるのです。他にも、自分の得意分野がある、誰かの為に役立ちたいなどの気持ちがある、子供の頃は◯◯する事が好きだったという場合は、今興味がなくても、始めてみると好きになる可能性があります。
まずは、どんな事でも良いので、勇気を出して自分の好きや、興味や、夢中になれそうな事を片っ端から投資し経験させてあげましょう。
自分の理想像や心から楽しめる事を知っているにも関わらず、大人になるにつれ、その気持ちは心の奥に仕舞い込んでしまいます。ただ、やりたくない事をし続ければし続けるほど、そのやりたい気持ちは大きくなり、それに気付かず自分は何がしたいのだろうと自問自答をし続ける事でしょう。
まずは、いろんな肩書きや理由を脱ぎ捨て、奥に仕舞い込んだ自分の気持ちを引き出し、素直にその気持ちを受け止めてあげて下さい。