冬の楽しい行事の前に、腹持ちの良い食材を選び少しでも体をスッキリさせましょう!
これからの食べ物が美味しい季節、飲み会やクリスマスそしてお正月など、食べる行事が多くなりますが、気にして食べていたら楽しめない!と思う方も多いかもしれません。その前に少しでも今のうちに駆け込みダイエットで体をスッキリさせ、これからの行事を存分に楽しみましょう。
腹持ちの良い食材を選ぶ駆け込みダイエットをご紹介します。
- 2018-12-14
- nin
楽しい飲み会や楽しい行事が多くなる冬のシーズン。食べて遊んで1年を楽しく締めくくりたいと思いつつ、これ以上太ってしまったらどうしようという恐怖から美味しいものが食べられないという複雑な気持ちになっている方も多いかもしれません。
ただ痩せて綺麗になる為だけに、楽しい事や美味しく感じる幸せを削るのは少し寂しい気持ちになりますよね。
ダイエットを頑張っても食べられないストレスは過酷ですし、食べてもすぐにお腹が空くとどうしたらいいかわからなくなる事もあるかもしれません。せっかくなら今の時期に少しでも腹持ちのいい食べ物で体重を抑え、これからの楽しい行事を美味しく楽しみたいものですよね。
食べ方を知る
腹持ちの良い食材を食べたとしても、必ず痩せるという事ではありません。まずは、しっかりと噛み、満腹中枢を刺激し、脳にお腹いっぱいと知らせる事が大切です。
早食いの癖がある人は、少しでも噛む癖をつける為に、歯ごたえが良く、すぐには飲み込めない食材を選ぶ方が良いでしょう。お野菜などはなるべく大きくカットし、噛む回数を増やすように調理をする事をおすすめします。
お腹が空いていないのに、なんだか何か食べたいというエモーショナルイーティングが襲って来た時は、水分を摂るようにしてみてください。意外にも水分は摂れているようで摂れていないという事があります。なるべく小まめに水分補給をするようにし、お水が苦手という方は砂糖が入っていない炭酸水などを飲んで気持ちを落ち着かせるようにしましょう。
空腹と血糖値には繋がりがあり、血糖値が下がる頃にお腹が空いてきます。血糖値が急激に上がる食べ物を食べてしまうと、インスリンの分泌によって一気に血糖値が下がり、空腹を感じるようになってしまいます。その為、血糖値は緩やかに上げる事が大切です。血糖値が緩やかに上がる食べ物を食べる事により、インスリンの分泌も穏やかになるので、空腹感がなくなってくるのです。
このように、食べ方を知り、噛む回数を増やしたり、消化に時間がかかる食べ物を選び、血糖値を穏やかにする食べ物を食べる事は、無理なく減量を成功へと導く事が出来るでしょう。他にも栄養が偏ってしまうとその分を補おうと空腹を感じやすくなるので、これらを踏まえバランスよく食事を摂る事が大切です。
玄米
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な玄米は、白米に比べ腹持ちが良いと言われています。そして、GI値も白米が約88に対し玄米は55とかなり低い為、血糖値を穏やかに上げてくれます。そして、柔らかい白米に比べ噛む回数が自然と増える玄米は、満腹中枢も刺激されやすいと言えるでしょう。
玄米が苦手という人は、初めは白米と混ぜる調理法が良いかもしれません。
蕎麦
麺類は太るというイメージがある方も多いかもしれませんが、実は減量する時にこそ食べたい食べ物なのです。お蕎麦を食べる時は、小麦粉を使っていないもので、十割や八割蕎麦のように蕎麦粉を多く使っている物を選ぶようにしましょう。
お蕎麦は腹持ちがよく、ビタミンなどを多く含む食べ物です。そして、うどんのGI値が約85なのに比べ蕎麦は約54と低く、血糖値を緩やかに上げてくれます。年越しそばを選ぶ時は蕎麦粉が多く使われているお蕎麦を選ぶようにしましょう。
豆腐
大豆から作られている豆腐は、食物繊維やタンパク質が多く含まれています。そして、絹ごし豆腐と木綿豆腐両方ともGI値が約42と低く、血糖値を緩やかに上げてくれますが、同じ豆腐でも絹ごし豆腐の方がカロリーは低いです。ですが、なるべく噛み応えがある木綿豆腐を選ぶようにしましょう。
他にもアンチエイジング効果や、生活習慣病を予防してくれるサポニンや、胃腸の働きを助けてくれるオリゴ糖も含まれている為、腹持ちが良く美容効果も期待が出来る食材でしょう。
ゆで卵
ゆで卵は腹持ちの良い食材の代表と言っても過言ではないぐらい、腹持ち効果が期待出来る食材です。動物性高タンパク質、ビタミン、ミネラルが多く含まれているゆで卵は、なるべく固ゆでに調理をするようにして下さい。固ゆでにする事によって消化に時間がかかる為、胃にその分だけ留まってくれます。
卵のGI値は約30ほどでカロリーも90キロカロリーと大変低く、おやつ代わりにしたり、小腹が空いた時にコンビニでも買える優秀な食材です。なかなか飲み込みにくく、しっかりと噛む必要がある為自然と咀嚼回数も増えます。
バナナ
どうしても甘い食べ物が食べたくなった時は、バナナを食べるようにしましょう。一本約84キロカロリーで白米の約3分の1ほどしかなく、ビタミン、ミネラルそして食物繊維も豊富に含まれている栄養満点な食材です。
GI値も低く約55ほどで、血糖値も緩やかに上げてくれる為、忙しい朝も簡単にエネルギーチャージができ、おやつ代わりにもなる優れた食材でしょう。
腸内環境を整えるフラクトオリゴ糖も含まれている為、便秘解消にも繋がります。
腹持ちの良い食材で満腹感を増やし、栄養バランスを考えストレスフリーで少しでも体をスッキリさせて、これからの冬の行事を楽しく美味しく乗り越えましょう。