【乾燥・くすみ・しぼみ】冬の3大肌トラブルレスキューケア
冬の肌トラブルといえば、真っ先に思いつくのが乾燥!すでにかさつきや粉吹きが気になる方もいらっしゃるのでは?
しかし、実は乾燥だけでなく、くすみやハリ不足も冬によくある肌トラブルなのです。どれも見た目印象を左右してしまうので早急にケアしておきたいところ。
今回は、そんな冬のあるある3大肌トラブルの「乾燥・くすみ・しぼみ」を救うべくレスキューケアをご紹介!
- 2018-12-01
- 剱持百香
「乾燥」のレスキューケア
冬に気になる肌トラブルナンバーワンの乾燥は、かさついたりメイクノリが悪くなったりするだけでなく、放っておくと敏感になったりニキビに繋がってしまったりと様々な肌トラブルの原因となってしまいます。
そもそも乾燥肌の原因は、湿度の低下や間違ったスキンケアなどによって皮脂や肌内部の細胞間脂質、天然保湿因子が減少してしまうことによって水分が蒸発してしまうことにあります。なので、基本の乾燥肌対策としては、水分・油分だけでなく、細胞間脂質(セラミド)や天然保湿因子(アミノ酸)をバランスよく与えてあげることにあります。
これはあくまでも毎日の基本のケアの話。今すぐ乾燥肌をどうにかしたい! というレスキューケアにおすすめなのは、「ブースターを取り入れる」こと。乾燥が気になる方は、もれなく肌がこわばっていて化粧水などの成分が入っていかない肌になっている可能性も……。ブースターは肌を柔らかくして、化粧水などの成分を浸透しやすい肌へと導いてくれるので、乾燥が特に気になる方はぜひ取り入れてみて!
洗顔後の肌にブースターをなじませながら軽くマッサージをして、いつも以上に化粧水・美容液・クリームなどを丁寧にたっぷりつけることで、一気にうるおいに満ちた肌になりますよ。
「くすみ」のレスキューケア
寒い冬は血行不良によって肌がどんよりくすみやすい季節。顔全体がくすんでしまっている方は、目の下の青クマも気になるのでは?
そんなくすみを一掃するレスキューケアは、「温めながらマッサージする」こと!
顔全体を適温の蒸しタオルで包み込み、鎖骨下のリンパをもみほぐすと血色の良い肌が手に入るだけでなく、リンパも巡り滞りにくい肌が手に入ります。毎日のメイク前の習慣にすると、日中もくすみにくい肌になりますよ。
もしも、日中くすみが気になる場合は、耳や鎖骨周辺、頭皮をもみほぐして巡りを良くしてみて!
また、冷えによってターンオーバーが滞り、古い角質が溜まってしまうこともくすみの原因の一つ。体全体が冷えているので入浴によって全身を温めることも有効ですが、冬だからこそ積極的に角質ケアを取り入れるのも◎。
今すぐくすみをどうにかしたい! という時はデイリー使いできる、ピーリングやゴマージュ洗顔、拭き取り化粧水などでマイルドに古い角質を取り除いてくださいね。
「しぼみ」のレスキューケア
ふと鏡を見て、「いつもよりも肌のボリュームがない、しぼんだ?」なんて冬になると思う方も多いのでは?
乾燥して水分が不足してしまうことによって、肌のしぼみを感じてしまうのです。
そんな時にぜひとも取り入れていただきたいレスキューケアが、オイルと化粧水のWづかい。
まず、洗顔後すぐの肌にオイルをなじませます。この時のオイルは何でもよいわけではありません。肌を柔らかくし、その後の化粧水の浸透を邪魔しないアルガンオイルやマカデミアナッツオイルなどの油脂系オイルを選んで。
次に、化粧水を手に取り顔全体になじませるのを数回繰り返します。
その後、コットンにローションを指が透けるくらいまでなじませて顔全体にのせ、数分待ちます。最後に再度化粧水を手に取り、丁寧に顔になじませてケア終了です。目安は化粧水が手に余るくらいまで。
オイルで肌を柔らかくしてから化粧水を手のひら、コットンで角質に満タンにすることで水分がぐんぐんと浸透し、肌にボリュームがよみがえるのです。
せっかく満タンにした水分が蒸発しないように、セラミドやアミノ酸、天然保湿因子が配合されたクリームでフタをしましょう。
冬の3大トラブルを寄せ付けない肌に!
「乾燥・くすみ・しぼみ」冬の3大肌トラブルのレスキューケアをご紹介しました。どれも特別なアイテムをプラスする必要がなく、今あるものでできるものばかりなので、気になったらすぐにケアをしてくださいね。
この記事を読んだ人におすすめ
外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。