人間関係で悩んでいませんか？

仕事、プライベート、結婚などどの場面においても人と関わることは避けられません。そのため人間関係でつまずいてしまうとトラブルに発展したり、モヤモヤとした感情を抱いて悩んでしまうことにもなります。

そんな人間関係でつまずきやすいと感じる人は、まずその原因を知ることが大切。もちろん相手に非があることも考えられますが、まずは自分から変わるようにしてみましょう。知らないうちに相手にストレスを与えていたり、自分の悪い考え方のせいでうまくいっていないのであれば、まずはそのことから直していけばいいのです。

相手に求めすぎている

「自分の思うように動いてほしい」「この通りにやってくれないと困る」という気持ちが強すぎると、相手にはとても重くのしかかり負担となってしまいます。これくらいできて当然、という感覚で人と接していると、次第にプレッシャーを与えてしまい、人間関係のトラブルへとつながってしまうのです。また、期待をしすぎる自分にも疲れ果ててしまうことに。そのため相手に必要以上に求めすぎることはやめましょう。

みんながみんな、自分と同じペースで動いてもらうという感覚を捨て、相手の気持ちや意見も尊重すると、自然と求めすぎることもなくなってきます。日頃から感謝の気持ちを持つことが大切です。

憶測で物を言う・受け止める

人間関係でトラブルを起こしやすい人は、自分の先入観が邪魔をしている可能性があるかもしれません。「この人はこんな性格だからきっとこう思っているに違いない」と自分の憶測で相手の気持ちを決め付けて一方的に文句を言ったり、「今私のこと否定したでしょ？」と勝手にネガティブな捉え方をして落ち込んでしまうようでは、うまく人とコミュニケーションをとることができなくなって、喧嘩にも発展しやすくなります。

トラブルの元とも言えるこれらのことをなくすためには、憶測で相手を見ることはやめましょう。頭の中を埋め尽くす先入観は一度忘れフラットな状態で接すると、とても楽でストレスを感じることも少なくなるはず。相手の短所ばかり見つけるのではなく、良い部分をもっと見つけたいという気持ちでいることが必要です。

悪口が多い

悪口ばかり言う人と一緒にいて楽しいと思う人なんていません。もし一緒になって悪口を言っているようであれば、それは同じタイプの人というだけであって、決して良いことではありませんよね。

悪い所探しをして否定的なことばかり言っていると、自分の周りには誰も寄ってこなくなります。また悪口を言っている時の表情は、口角が下がり眉間にシワが寄り、いかにも不幸そうなオーラを振りまいてしまうことにもつながります。人と接する以上、文句を言いたくなることもありますが、できるだけ悪口は言わないように慎みたいですね。

時間や連絡にルーズ

約束の時間にいつも遅れてきたりメールの返信が遅すぎるのは、相手をイライラさせてしまいます。毎回そのことが積み重なると、遊ぶ約束をしてもらえなくなったりお誘いも減ることでしょう。

いくら仲が良くても、最低限のルールというものはあります。“親しき中にも礼儀あり”という言葉があるように、時間には余裕を持って行動する、必要な連絡には速やかに対応するなどして、見捨てられないように気を付けましょう。

思ったことを言わない

いつも自分の意見は言わずに我慢ばかりしていませんか？一見聞き上手な人のように見え、人付き合いがうまい性格のように思えますが、聞き上手と自分の意見を言わないというのでは、全く異なります。

「本当はそんな風には思わないのに」や「その意見は違うと思うけど相槌をうっておこう」など、自分の意見を全て相手の考えに合わせるのはあまりよくありません。もちろん同じ意見なら良いのですが、相手と異なる場合にも適当に合わせたり、自分の気持ちを我慢するのは、本当の信頼関係を築き上げることができなくなります。

そのため自分の意見はきちんと伝えて、本音を話せるようになりましょう。我慢が続くといつかそれがストレスとなって爆発してしまうかもしれません。何でも言い合える間柄を目指したいですね。

自慢話をする

自慢話ばかりしている人は嫌われる対象になりやすいもの。特に人を見下したり差別するような言い方だと、相手に不快な思いをさせてしまいます。自覚がなかったとしても、プライドが高かったり常に相手より上回っていないと気が済まないという考えでいるのであれば、知らないうちに自慢する口調になっていることも。

気が付いたらひとりぼっちということにならないためにも自慢話は控えて、みんなが楽しくなれるような話題を持ちかけるようにしましょう。

一つ一つの出会いを大切に

人間関係は難しくトラブルや悩みのタネとなることも多いですが、関わり方や自分の意識次第でいくらでも変えることができます。すべての出会いを大切にしていれば、きっと自分にとってかけがえのない存在の人に巡り会うことができるはずです。

基本の笑顔を忘れずに、“一期一会”をモットーにしましょう！