満腹中枢を刺激し、食欲の秋も綺麗に痩せましょう!痩せる脳作りの為に出来る事とは
食欲の秋、何もかもが美味しく感じられ、旬の美味しい食べ物が増える時期。ついつい食べすぎて気が付けば体重が戻っていた、増えていたなどの経験はありませんか。食べすぎてしまう行為は食欲の秋だからではなく、脳にあるかもしれません。満腹中枢の異常を正しくし、食欲の秋も綺麗に乗り越えましょう。満腹中枢を刺激する方法と原因をご紹介します。
- 2018-11-04
- nin
美味しい秋を堪能したいと思いつつ、女性は体型維持が気になりますよね。夏に向けて頑張ったダイエットも、秋になり元どおりとなる前に体型を維持したまま秋を乗り越えましょう。
満腹中枢
お腹がいっぱいと感じられるのは、実は脳の視床下部にある満腹中枢と呼ばれる脳の器官で、食事をする事により血糖値が上昇し満腹中枢が刺激され、脳が満腹と認識するのです。ですが、そこの機能が上手に働いていないと、いくら食べても満腹感が得られなくなり、結果として食べすぎてしまうという事が起こってしまうのです。
食欲の秋だからと言って食べすぎてしまうのは、もしかすると満腹中枢が正常に働いていないからかもしれません。
食べすぎてしまう原因
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- 過度なダイエット
- 疲労
- 寝不足
このように心身共にストレスを感じると、満腹中枢の異常を引き起こす原因となります。食べても満腹に感じないからと言って食べない等の危険なダイエットを行うと、さらに満腹中枢の機能を異常化させ、イライラが加速し不安が増え、次に食べ物を口に運んだ時には食欲がさらに加速化し、結果やけ食いが止まらず万年ダイエッターになってしまうかもしれません。
そうなる前に正しく満腹中枢を刺激させ、きちんと食事をするよう心がけましょう。
食事の時間はたっぷりと
- 食事時間は20分以上
- 会話を楽しみながら食事をする
- 一口食べてお箸を置く
満腹中枢がもうお腹いっぱいです!とサインを出すには、約20分程かかると言われております。時間がないからと言って早食いは、食べすぎてしまう原因となります。一口食べれば箸を置くなどの工夫をし、まずは食事時間をきちんと取るようにしましょう。
他にも、人と食事をし、会話をする事もオススメします。
コース料理が少量でも満腹になるのは、このように食事に時間をかけているからで、ゆっくりと食事を楽しむという事は満腹中枢の乱れを防ぐ事が可能になると言う事です。
そしてテレビやスマホを見ながら食事を摂ると早食いしてしまい、満腹感が得づらく、食べ過ぎてしまう可能性がありますので、食事の時は食事と切り替えるようにし、視覚でも食事を楽しむようにしましょう。
噛み応えのある食事
食材を大きくカットするようにしたり、硬い食材を選んで自然と噛む回数を増やすようにしましょう。噛む回数を増やす事は満腹中枢を刺激してくれます。最初に大きく切り分けた野菜を食べるようにすると、自然とメインである脂質や糖質を摂っても血糖値が上がらず、食べても脂肪になりにくくなります。
そして食べ過ぎる前にお腹がいっぱいと脳がサインを出し、無理なく食べ過ぎ防止が出来る事でしょう。極端に脂分が少ないと満腹感が得られないので、野菜炒めなどを食べるようにして下さい。そしてひと口30回程噛むようにし、じっくり時間をかけるようにしましょう。
水分を摂る
食事を摂る前に、温かいスープなどでまずはお腹を満たすようにしてみましょう。始めにスープなどを摂る事によって自然と食べ過ぎを防いでくれます。他にも食事前に常温の水を一杯ゆっくり飲むようにし、空腹を和らげ胃を膨らまし過度の食欲を落ち着かせるようにしてみましょう。
水分をあまり摂っていないと脳がお腹が空いたと指令を出してきます。それを防ぐ為にもまずは水分をきちんと摂るように心がけましょう。意外にもそれだけで空腹を落ち着かせる事が出来ます。
他にも、炭酸水は胃を膨らませる効果があるので食べ過ぎ防止をしてくれるでしょう。ですが、糖分の入った飲み物は避けるようにして下さい。食欲を抑える為に頑張っていても、糖分の入った飲み物を摂ってしまうと逆効果になってしまいます。
ダイエットや食事制限をしても痩せないなどの人は、意外にも糖分の入った飲料水が原因かもしれません。ですので、食事以外はなるべく糖分の入っていない水や炭酸水を飲むように心がけましょう。
軽い運動でストレス打破
秋は食欲の秋だけではなく、スポーツの秋でもありますよね。日頃のストレスを発散させるよう軽い運動等を行うようにしましょう。運動が苦手な人はウォーキングを日頃の生活に取り入れるよう、工夫をしてみる事もいいでしょう。軽い運動は過度な食欲を防いでくれます。
摂取カロリーを減らす事を考える人が多いかもしれませんが、食べられないストレスやイライラなどで心の不安定さが続くと、結果食欲を加速させてしまい、一時的に痩せてもリバウンドの原因になってしまいます。まずは長期的に体型維持をする為にも、ストレスのない軽い運動を行い日頃のストレスを打破し、食べ過ぎのない習慣に変えましょう。
秋にはたくさんイベントがあるので参加し、体を楽しく動かす事もいいでしょう。
ストレスが溜まっていると、どうしても食べ過ぎてしまいます。その繰り返しの無いよう、食べる時にはじっくりと時間をかけ、食事を楽しむようにし、満腹中枢の異常を正常化させるようにしましょう。そして美味しく旬の秋の食べ物を楽しめるよう、小さな工夫をし食事を楽しんでみて下さい。