秋から始めるセルフネイル。今さら聞けないネイルの基礎知識!
秋の夜長にセルフネイル始めてみませんか?
今や爪へのお洒落も当たり前。セルフで始めてみようと思っても、思った以上に種類もグッズも溢れている…。今さら聞けないネイルの基礎知識、ご紹介します。
- 2018-09-29
- Macelova
セルフネイルを始める前に
今は、ネットでちょっと調べればすぐに情報が出てきて便利な反面、たくさんありすぎて分からないってこともありませんか?ネイルにしても、ジェルネイルなんて当たり前に使われていますが、実際ジェル風ポリッシュだったり、ハードジェル?ソフトジェル?なんて言葉も。
まずは、これから始める方へ簡単に種類を説明します。
①ポリッシュ
ポリッシュというのは、爪に色を塗布するカラー剤の総称を指します。ネイルラッカー、ネイルカラーやネイルエナメルと呼ばれることもあります。また、マニキュアと言われることもありますが、これは本来ラテン語から由来された「手の手入れ」と言う意味になります。
②ジェル
ジェルとは、はちみつのようなテクスチャーの液体をUVライトやLEDライトで固めることでできるネイル素材のことです。その名の通りハードジェルと言うと仕上がりが硬く、爪の長さを出したりするときに使われることが多いです。技術を要するので、できればお店でオーダーすることをお勧めします。また、外す時にも知識と技術が必要になるプロ向けの商品とも言えます。
現在セルフネイラーに人気のジェルネイルとは、ソフトジェルやソークオフジェルと呼ばれているもののことです。これは、自爪の上に直接塗布し、ライトで固めて使用します。仕上がりが軽く、柔軟性に優れていることから自爪を伸ばす場合にも勧めています。
UVまたはLEDライトで固めるまで何度でもやり直しがきき、溶剤で取ることが出来、比較的初心者でも扱い易いことが人気の一つと言えます。
他にも、ネイル素材にはいくつかの種類がありますが、身近な二つを挙げました。
基本的なマストアイテム
ポリッシュ、ジェル共に基本的に使用する材料は同じです。
①ベースコート/ベースジェル:爪の保護や、カラーリングの下地として使用します。
②カラーポリッシュ/カラージェル:爪のカラーリングに使用します。
③トップコート/トップジェル:カラーリング後の保護、ツヤ出しとして、仕上げに使います。もちがよくなります。
④リムーバー/アセトン:カラーオフ、ジェルオフに使用します。除光液とも呼ばれます。
ジェルには、これらの材料にプラスして、UVライトやLEDライトが必要です。基本的に、ジェルには未硬化ジェルといって、ライトでは完全に固まらない部分が出てきます。これを、ジェル用のクリーナーで拭き取る工程も出てきます。(必要ないジェルも存在します。)
仕上がりともちの違い
ジェルネイルには、ポリッシュとは違う独特の光沢感があります。また、厚みが出るので、そり爪などでお悩みの方でも、ぷっくりとした爪を手に入れることが出来ます。
ポリッシュのオフは簡単です。手軽に始められることが特徴ですが、2、3日すると先端から剥がれだしてきます。ジェルの場合だと2、3週間ぐらいは楽しむことが出来ます。ただし、ジェルを塗布する前の処理とオフするときの手間は掛かります。
施術時間、工程共に違いがあります。どちらが良いということもありません。その時々によって使い分ける、というのが一番良いと思います。お仕事の関係上、ネイルはダメだという方は、週末やイベント時のみポリッシュを使用したり、逆に頻繁にネイルチェンジをする時間がない方はジェルにしたり。サロンで施術してもらうと、さらにもちの違いを感じることができるでしょう。
ネイルアートは楽しいけれど、オフが面倒だなーと感じる方。ポリッシュやジェルであっても、オフの要らないピールオフ、などという商品も多々出てきております。ぬるま湯やアルコールでオフできる、速乾性の水溶性ポリッシュだと、お子さんと一緒に安心して楽しめます。
ぜひ、ライフスタイルに合わせて、ストレスなくオシャレやビューティーが楽しめると良いと思います。秋の夜長にセルフネイル始めてみませんか?
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ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、夫の故郷チェコへ移住。