紫外線のキツイ夏の季節が終わるころには、焼けた肌だけでなく、頭皮や髪の毛も同時に傷んでしまっています。

乾燥が原因で潤いがなくなりパサパサの髪になってしまう夏の終わりの時期には、肌のケアだけでなく髪のダメージケアもしっかりと行って、サラサラの綺麗な髪の毛で次の季節を迎えたいですよね。

傷んでしまった髪や、乾燥でパサついてしまった髪をケアする方法としては、美容院に行ってちゃんと髪の状態をチェックしてもらってから、自分の髪に合うケアをしてもらうのが一番良い方法だとは思いますが、美容院に行く時間がなかったり、美容院に行ってもすぐにまた髪の毛がパサついてしまったりしてしまうこともありますよね。

綺麗な髪の毛をキープするためには、毎日のケアが重要となってきます。

自宅で髪のケアをするときには、ヘアオイルやヘアクリームを使っているという方がほとんどだと思いますが、ヘアオイルとヘアクリームの違いというのはご存知でしょうか？

ヘアオイルやヘアクリームなどといったヘアケアアイテム類は、髪が傷みやすい女性たちにとっては必須のアイテムとなっています。

自分の髪の状態に合ったケアをしながら、効率よくダメージを回復していくためにも知っておきたい、ヘアオイルとヘアクリームの違いとはどういったものがあるのか、ご紹介します！

ヘアオイルの特徴

ヘアオイルというものは、髪を保湿しながら潤いを与え、艶のある髪をキープしながらまとまりのある髪に仕上げてくれます。

ヘアクリームと比較するとダメージを補修する効果は低くなっていますが、髪にオイルを馴染ませることによって、髪1本1本を保護しながらオイルの持っている栄養を髪に染み込ませることができます。

また、ヘアオイルをつけることで髪の毛をコーティングすることができ、熱にも強くなっていることから、紫外線やドライヤーの熱などといった外部の刺激からも守ってくれる効果があります。

ヘアオイルをオススメする髪

ヘアオイルは髪が傷んでしまっている、パサついてまとまりがない、ごわついている、髪に艶がない、髪がかたい、などといった方にオススメのヘアケアアイテムとなっています。

ヘアオイルを使うことで全体的にまとまりができ、オイルで髪をコーティングすることによって、外部からの刺激から髪を守りながらツヤのある綺麗な髪をキープしてくれます。

ヘアオイルの使い方

ドライヤーをする前に使う

シャワーで髪を洗ってから先にドライヤーで乾かしてしまうのではなく、タオルドライだけ行った濡れたままの状態でヘアオイルをつけていきます。

乾いた髪ではなく濡れた髪にヘアオイルをつけていくことで、髪のダメージの原因となってしまうドライヤーの熱からもしっかりと髪を守ることができます。

毛先や内側を中心につける

ヘアオイルを塗るときに表面ばかりに塗ってしまいがちですが、髪の内側も塗り忘れのないようにヘアオイルをつけていくことが大切です。

また毛先は傷みやすい部分となっているので、しっかりとヘアオイルを馴染ませるようにしてください。

ヘアオイルは大量に使ってしまうと、塗っているときにムラになってベタベタしてしまう恐れがあるので、自分の髪に合わせて使う量を調節することも重要です。

ヘアクリームの特徴

ヘアクリームは、乾燥してしまってパサパサになってしまった髪の保湿や、紫外線などといった外部から受けたダメージによって傷んでしまった髪の毛を補修してくれる効果があります。

ヘアオイルが髪をコーティングしながら外部刺激から髪を守ってくれる役割を持っているとすれば、ヘアクリームは髪の内側からダメージを直してくれるといった働きとなります。

ヘアクリームはヘアオイルのようなベタついた感じがすることもなく髪に馴染んでいくので、ヘアオイルのベタつきがどうしても苦手だという方でも抵抗なく使うことができます。

ヘアクリームをオススメする髪

ヘアクリームには髪の毛を補修してくれる効果があることから、乾燥していたり髪が傷んでいるという場合に使うと良いアイテムとなっています。

またヘアクリームを使うことでふんわりとしたヘアスタイルに仕上げることができるので、髪にボリュームがないという方や髪が柔らかい、細いといった方にもオススメです。

ヘアクリームの使い方

傷んでいる部分を集中的に

ヘアクリームには傷んでいる髪を補修してくれる効果があるので、ダメージを受けている部分には集中的につけていくことが大切です。

ドライヤーをする前の濡れた状態のときに、髪の表面だけでなく内側からもヘアクリームを全体的につけながらしっかりと伸ばしてください。

ヘアセットの仕上げに

ヘアクリームは髪を乾かす前だけでなく、ヘアセットの仕上げとしても使うことができます。

ヘアワックスのように仕上がりをキープする効果はあまりありませんが、ヘアセット後にヘアクリームを馴染ませていくことでボリューム感を出すこともできます。

外出先でも

外出先で静電気が気になるという場合には、ヘアクリームを少量手に取り髪に馴染ませていくことで、髪の静電気防止にもなります。

ヘアオイル・ヘアクリーム、自分に合ったものを

いかがでしたでしょうか？ヘアオイルもヘアクリームもどちらも保湿しながら髪を守ってくれるものとなっていますが、自分の髪にはヘアオイルを使う方がいいのか、それともヘアクリームを使う方が良いのかということをしっかりと把握しておくことで、より自分の髪に合った方法で髪をケアしていくことができます。

髪の毛が傷んでいるせいでツヤがなくなってしまったという場合にはヘアオイル、髪にボリュームが欲しいという場合はヘアクリーム、などといったように自分の髪がヘアオイルに適しているのか、ヘアクリームに適しているのか、髪の状態を知りながら自分の髪に合ったケア方法でツヤツヤの綺麗な髪を手に入れてみてくださいね！