【日焼け後の反応別】絶対にやるべき予防・アフターケア
強い紫外線を浴びてしまうと、赤くなってしまったりヒリヒリしてしまったり黒くなってしまうことは誰しも経験があるかと思います。しかし、よーく観察してみると日焼け後の肌の反応は人それぞれ。日本人に多いといわれているのは、「赤くなる・すぐに黒くなる・赤くなった後黒くなる」という3パターンのタイプの肌質。
紫外線を浴びた後の肌の反応が違えば、その後のケア方法も違うのは当たり前のこと。肌の反応別の予防・アフターケアを実践して輝く美肌をキープしましょう。
- 2018-08-18
- 剱持百香
赤くなってもとの肌色になるタイプの予防・アフターケア
こんなところに気を付けて
シミやくすみなど悪者になりがちなメラニンですが、そもそもメラニンは肌の内部の細胞を紫外線から守るための防御反応によってつくられる、“天然のサンスクリーン”なのです。なので、すぐに赤くなってしまう方はメラニン生成量が少ないということ。すなわち紫外線のダメージを肌内部まで受けてしまい、シワ・たるみができやすい肌ということなのです。
予防ケアはこれ
とにかく紫外線のダメージを浴びないように、塗る日焼け止め・飲む日焼け止めの内外Wのケアで徹底ガードして! また、朝に高い抗酸化作用を持つスキンケアアイテムを取り入れて、活性酸素によるダメージに備えるのも◎。
アフターケアはこれ
赤くなりやすいタイプが紫外線を長時間浴びてしまった後に真っ先にやるべきケアは、肌を落ち着かせること。積極的なケアをしてしまうと、刺激となって赤みをますます悪化させてしまうだけ。まずはシャワーや氷のう、冷たく絞ったタオルで肌を鎮めることを優先して。
その後、シンプルなアイテムで水分をたっぷり、油分を適度に与えましょう。
肌の赤みなどが治まったら、美白・エイジングケアを開始。高機能な美容液を取り入れてみて!
すぐに黒くなるタイプの予防・アフターケア
こんなところに気を付けて!
先ほどもお伝えした通り、メラニンは“天然のサンスクリーン”。すぐに肌が黒くなる方は肌を守る力が強く、紫外線のダメージによってシワ・たるみができにくい肌ともいえます。
とはいえ、黒く焼けてしまうのはなんだか…ですよね。
予防ケアはこれ
紫外線を浴びてしまえばどんどん焼けてしまうので、メラニンをつくらせる紫外線はUVBなので、UVBを防ぐ値であるSPF値の高い日焼け止めをしっかり塗って。メラニンを未然に防ぐ美白美容液を朝晩取り入れるのも手。サプリメントとしてビタミンCを適度に取っていると、体の中からもアプローチできます。
アフターケアはこれ
日焼けして黒くなってしまった肌を一刻も早く元に戻すには、メラニンの排出・還元ケアが有効。どちらにもアプローチしてくれる“ビタミンC誘導体”が配合されているスキンケアコスメで徹底的なケアを。
メラニンは放っておけばターンオーバーとともに排出されるもの。肌が元気だったら、角質ケアをして古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進してあげるのも◎。ただやりすぎてしまうと逆効果になってしまうので、1週間に1回程度が目安です。
赤くなった後黒くなってしまう人の予防・アフターケア
こんなところに気を付けて
赤くなって元の肌色に戻るタイプと、すぐに黒くなってしまうタイプどちらの特徴も持ち合わせているというちょっぴり厄介なタイプ。日焼け止めをしっかり塗るのはもちろん、炎症を抑えたりメラニンのケアだったりと、より徹底的な対策が必要です。
予防ケアはこれ
日焼け止めを塗ること、飲む日焼け止めで内側からもアプローチをすることはもちろん、炎症を抑えつつメラニンの生成を未然に防いでくれる美白アイテムを朝晩のケアに取り入れて!
アフターケアはこれ
赤くなってしまった肌を落ち着かせるために、まずは冷やすことが大切。赤みやひりつきなどが落ち着いたら、まずは低刺激の美白アイテムを取り入れて保湿を。その後、エイジングケアとメラニンを排出・還元するケアを取り入れて。
“ビタミンC誘導体”はメラニンの還元・排出にアプローチしてくれるのはもちろん、抗酸化作用や肌のハリに欠かせないコラーゲンの生成など、エイジングケアに関してもマルチに働いてくれるので取り入れておいて損はなし!
肌タイプに合わせてケアすれば太陽とも上手く付き合える!
肌タイプに合わせた予防・アフターケアをご紹介しました。紫外線のダメージが気になるからって夏らしいことができないのはもったいない! 上手にケアして夏を楽しんでくださいね。
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外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。