今すぐやめて! 美白を遠ざける生活習慣4つ
夏の課題といえば、いかにして美白肌を保つかどうか。日焼け止めを塗ったり日傘を差したりして様々な対策をしているかと思いますが、それでも美白肌とは程遠いなんてことはありませんか?
もしかしたらそれ、日常のちょっとした生活習慣が原因かも。今回は、そんな美白を遠ざけてしまう生活習慣をご紹介します。
- 2018-06-20
- 剱持百香
朝のかんきつ類は厳禁
美容によいビタミンが豊富に含まれたかんきつ類ですが、美白を目指すなら朝にはNG。なぜなら、柑橘類には紫外線を吸収しやすくしてしまう「ソラレン」という成分が含まれています。そのため、かんきつ類を朝に食べてしまうと、いくら日焼け止めを塗って日傘をさしていても、ソラレンが体内にある状態なので紫外線のダメージを受けてしまうというわけ。
ソラレンはかんきつ類だけでなくきゅうりや春菊、パクチーなどの野菜にも含まれているため、これらの食べ物は夜やもう紫外線に当たらないということがわかっている日中に食べることをおすすめします。
かんきつ類=ビタミンCとイメージされやすいため、ビタミンCが配合されたコスメも朝や日中に使うのはNGと思われがちですが、ビタミンCとソラレンは関係ないため、ビタミンCが配合されたコスメは朝や日中に使っても大丈夫です。むしろ、ビタミンCは抗酸化作用や皮脂分泌の抑制、美白ケアにもマルチに働いてくれるため美肌には欠かせない成分です。
日焼け止めを塗り直さない
日中あまり外出しないからと日焼け止めを塗り直さないのも、絶対やめて! 家の中やオフィスには紫外線はあまり入ってこないように思えますが、実は紫外線は室内にも入ってきています。しかも、この紫外線はしわやたるみを引き起こす厄介なUVA。日焼け止めの塗り直しをおろそかにしてしまうと、知らず知らずのうちにUVAを浴びていて、気が付いたらしわやたるみが…なんて恐ろしいことになってしまいます。
メイクの上からは日焼け止めパウダーやスプレーを、体にはSPF値が低くともUVAを防ぐPA値が最低「++」はある日焼け止めを使って2、3時間ごとに塗り直しをしましょう。
保湿をおろそかにしている
一見関係のないように見える美白と保湿ですが、実は大いに関係があります。通常、紫外線を浴びてしまうとシミや日焼けの原因であるメラニンが作られてしまいますが、肌内部に水分が満ちていてターンオーバーが整っている肌なら自然に排出されます。つまり、しっかり保湿をすればターンオーバーが整い、日焼けしにくい肌になるというわけ。
また、水分が満ちていることで肌のキメが整い、より多くの光を反射することができ、透明感のある肌に見えるというメリットがあります。
暑いから、べたべたするからと保湿をサボり気味ではありませんか? 夏でも水分と保湿成分、適度な油分を与える保湿は、美白だけでなく美肌の基本です。365日毎日保湿重視のスキンケアを心がけましょう。
すっぴんでPCやスマホを触る
朝イチや夜寝る前のPCやスマホチェックも美白肌を遠ざけている原因かもしれません。その原因は、これらの液晶から発せられているブルーライト。瞳や睡眠の質の低下だけでなく、肌への影響もあります。ブルーライトは紫外線を浴びるのと同じように活性酸素を発生させて、色素沈着やシミなどを引き起こす可能性があるといわれています。
日中は完璧にケアをしていても、無防備なすっぴんの状態でスマホやPCチェックをしてブルーライトを浴びていては台無しです。
すっぴんの状態でPCやスマホを触るのを控えたり、ブルーライトカットのフィルムを貼ったりして対策をしましょう。1日中家にいる日は、ブルーライトもカットできる日焼け止めを取り入れるのも一つの手。保湿効果も高く、すっぴんでいるよりも心地よい状態でいられるものが多いので、ぜひお気に入りのものを見つけてみてくださいね。
あなたはいくつ当てはまった?
美白肌を目指していろいろケアしているけれど、なんだか肌がどんより…なんて方は、今回ご紹介した生活習慣を知らず知らずのうちにやっていませんでしたか? 美白になるためには紫外線対策だけでは足りません。日々のちょっとした生活に気を付けて美白肌を目指しましょう!
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外見だけでなく内側からも美しくなりたいという想いを抱き、日本化粧品検定をはじめとする美容資格を取得。 コスメ、スキンケアの最新情報や『紫外線マスター』として徹底的なUV対策・美白ケアの重要性を発信中。