カラーレスってシンプルだけれど奥が深いメイク

最近のメイクは濃くするよりも、ナチュラルで自然な雰囲気を目指すメイクの方が人気ですよね。足すよりも引くことを意識して、自分の良さを発揮できるナチュラルなメイク。そこでもっと引き算をしてみて、「カラーレスメイク」にトライしてみませんか？

カラーレスというくらいだから、色をなくすということ。それってメイクとして成り立つの？かわいくなれる？と気になるポイントがいくつかあると思います。そんなカラーレスメイクの魅力に迫ってみましょう。

カラーレスメイクの魅力は？

色を感じないのが新鮮！ヌーディーで女性らしい

カラーレスメイクの最大の魅力は、ヌーディーな雰囲気になれるということ。いろんな色を使ってばっちりメイクにした方がオシャレかもしれませんが、色を感じないメイクというのもとっても新鮮。

イメージするのは海がよく似合う、ラフで飾りっ気のない笑顔が素敵な女性。潮風になびいた髪やナチュラルなメイクが、なんだか色っぽく見えたりしませんか？それを目指してあえて色を盛らずにカラーレスで仕上げるのです。

艶やかで自然体な人って、女性らしくて素敵ですよね。

カラーレスメイクをマスターしよう！メイクのポイントとは？

ワントーンで仕上げる

ではカラーレスメイクのやり方をご紹介します。色をほとんど感じさせない、ワントーンで仕上げるのがカラーレスメイクの掟。メイクをしているとあれこれ色を使いたくなりますが、それではヌーディーな雰囲気は出せません。そのため色は極力1色に抑えるようにしましょう。

もちろんメイクなので、全く色を使わずにキレイに見せるのは難しいので、始めは使う色を少なくすることを意識するようにしましょう。

発色は薄め

ワントーンの他に、発色が薄めのコスメを選ぶことも大事。薄付きで、光の加減で色を感じるくらいがベスト。淡く優しげな印象を与えてくれます。

特にアイシャドウは発色が良いものもありますよね。濃いめの色だとなおさら色がハッキリと主張してしまいます。カラーレスメイクにその色は必要ないので、透け感があったり薄めの色に輝きがプラスされたものをチョイスすると、美しい目元を作り出せます。

しっとりとした質感

カラーレスメイクは一歩間違えると、すっぴん？と思われるキケンもあります。色味が少ない分、メイクしているのが分かりにくいからです。そのためすっぴんと間違われないようにするためには、質感を意識すること。おすすめはしっとりとした質感が良いでしょう。ツヤツヤとしていて透明感もあり、光を取り込めるような肌を目指すと完璧。それだけで一気に色っぽさが出ます。

ツヤ肌に仕上げるにはクリームタイプのハイライトを使うようにしましょう。粉だと浮いてしまう恐れがあるので、クリームで肌に密着させればより理想的な肌になれますよ。

NOチークがかわいい

血色感を出すために入れるチーク。でもこのチークはカラーレスメイクでは使いません。チークは顔の広い範囲に色を入れるので、カラーレスのイメージにはあまりいらないもの。思いきってチークはせずに、肌の質感で魅せるようにしましょう。

逆に言えばチークでごまかしをきかせられないので、ベースメイクは丁寧に行わなければなりません。コンシーラーを使って肌の悩みはうまくカバーしておきましょう。もしチークを使うならベージュを使うと、肌馴染みが良く違和感なく仕上がります。

リップはベージュやコーラル系が◎

リップは色を付けて顔を華やかにしてくれるものですが、存在感のありすぎる赤リップやビビッドなピンクやオレンジは避けましょう。カラーレスメイクで使いたい色は、ベージュやコーラル系。特にベージュはヌーディーな雰囲気にするには、ぴったりな色。

このとき使うベージュは茶色っぽいものよりも、白っぽさを感じるナチュラルなベージュを選ぶようにしてください。またはコーラル系の色もキュートです。自分の唇の色を消しすぎない、シアーな発色のリップがいいですね。

アイライン・マスカラはブラウンが合う

カラーレスメイクには、ブラウンのアイラインやマスカラの方が相性が良いでしょう。すっぴんと思われないためにも、アイラインとマスカラをしておきたいですが、黒だと色が濃く浮いてしまいがち。そこでブラウンならカラーレスの雰囲気とよく馴染みます。優しい色合いと自然な発色が、ヌーディーさの要素にもなってくれますよ。

色が控えめでも美しい

あえてカラーレスメイクにしてみると、シンプルなアイテムと色だけでも十分美しくなれることに気付くはずです。休日のメイクや気分転換をしたい時にぜひトライしてみてくださいね！