プロ級の「質感肌」のつくりかたとは？

ファンデーションをどのようにつけていますか？ トレンドの「ツヤ肌」や「セミマット」をナチュラルにつくるためには、「スポンジ」と「ブラシ」を使うのがおすすめですよ。

なりたい肌がかなうプロ級のベースメイクのつくりかたや、ブラシの小技もご紹介いたします！

“ツヤ肌”には「スポンジ」を使う！

ツヤ肌は女性をナチュラルなのに色っぽく魅せる魔法のベースメイクですよね。まるでお風呂上がりのような濡れたようなツヤ感が、男性をドキッとさせるモテ肌のひとつです。

ツヤ肌のつもりがベタベタしてみえる、ツヤ肌をつくりたいのになぜかマット感が出てしまう…そんな方におすすめの、スポンジを使用したツヤベースづくりをご紹介いたします！

スポンジは“濡らして”使う

ツヤ肌は、濡れたような質感が魅力ですが、一歩間違えるとべたついたオイリー肌に見えてしまう場合があります。原因は、肌の上にパールを含んだファンデーションを“ベタ塗り”しているから。ツヤ肌をつくるためにオイルをファンデーションに混ぜるなんて言われていたこともありますが、ベタベタとしたツヤ肌は逆に“老けメイク”になってしまいます。

浮かないツヤ肌をつくるためには、密着感が大事。ファンデーションを肌にしっかりと密着させるために、スポンジを“濡らして”使用しましょう。薄づきなのに肌をキレイに見せてくれて自然なツヤが出ます。

ビューティーブレンダー

プロのメイクアップアーティストも使用していることでSNSで話題になった「ビューティーブレンダー」。水を含むとぷっくりと膨らみ、ふわふわの感触に。

従来のスポンジはファンデーションを吸って汚れるうえに、ファンデーションの減りが早くなってしまうデメリットもありましたが、ビューティーブレンダーはファンデーションを吸いにくいのが特徴。少量でしっかりとなめらかなツヤ肌がつくれます。

スポンジで「ポンポンのせ」

ファンデーションを少量取って顔の上に5点置きしたら、スポンジの広い面でほおからポンポンと軽くタッピングしながら顔全体に広げていきます。タッピングすることで毛穴が引き締まり、肌にぴったりとフィット。長時間崩れないツヤ肌がかないます。

仕上げに、Tゾーンや口角など崩れやすそうなところだけ薄くルーセントパウダーをブラシでサッとのせて完成です。

“セミマット肌”には「ブラシ」を使う！

ブラシでメイクをすることで均一に塗ることができたり、パウダーの量を調節できたり、メイクをアレンジすることができます。簡単なプロセスで、プロ級のメイクをつくるブラシの使い方をご紹介いたします。

リキッドファンデを「ブラシ」で塗る

リキッドファンデは、手で塗ると指の脂分でツヤが出やすくなります。2018年のトレンドである「大人系セミマット」にしたいときはブラシを使ってみましょう。少量でムラなく伸ばせるところもブラシならではのポイント。

塗る順番がキレイな仕上がりのキメ手

広くフラットなところから伸ばして、凹凸があるところは後にするのが基本ルール。最初はほおから。次におでこ、鼻まわり、まぶた、口まわりの順に乗せていきましょう。

プロも愛する「メイクブラシ」

貴族のゴールド メイクブラシ

ファンデーション、練りチーク、パウダー、なんでもござれ。大小サイズが揃っていて、大きいブラシは肌の広いところ、小さいブラシは目の下、口角のキワ用としてフル活用できます。ふわっとなじんでやさしい仕上がりに。

「スクリューブラシ」の裏技

眉やまつげをとかす「スクリューブラシ」は、大人メイクに欠かせません。ブラシ部分が柄からまっすぐ伸びているのが通常ですが、ブラシの根元を45°くらい曲げると使いやすくなります。曲げておくことで肘をはらない自然な体制で眉をとかせて、ブラシ全体で毛をしっかりからめて流れを整えられます。

チャスティ ソフトカーブアイラッシュブラシ

すでに45°ほどに柄が曲がっていてとかしやすい、まつげエクステ向けのスクリューブラシ。ナイロン毛を使用しているので、肌あたりがソフトでやわらかいのが特徴。まつげをしっかり絡めて整えます。

技ありのベースメイクで「旬顔」を手にいれよう！

ここまでプロ級のメイクをつくる「スポンジ」と「ブラシ」の使い方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？ボサボサの眉毛が流行っていたとしても、プロはしっかりとブラシでとかして整えて演出しています。「スポンジ」や「ブラシ」を使って一手間加えることで、プロ級の“大人顔”がかないます。

すっぴんがキレイかのように魅せるナチュラルなツヤ肌をゲットしましょう！