デトックスには“春野菜”がおすすめ!おいしく健康になりましょう!
ふきのとうに春キャベツ…。デトックスには、春野菜が効果的だと知っていますか?
今回は、女性にとって嬉しい春野菜の持つ力をご紹介します。春野菜を積極的に摂ることで、おいしく健康になりましょう!
- 2018-05-18
- 奥平 望
“春野菜”はデトックスに効果的!
冬場に「なんとなく体がだるい…」と感じたことはありませんか?それは、体に老廃物が溜まっているせいだといわれています。寒い冬は、汗をかく機会がめっきり減るため代謝機能が落ちやすく、1日に摂る水分量も不足しがち。そうなると、どんどん体に老廃物が溜まってしまい、体調不良を感じやすくなるのです。
そこで、暖かくなってきたときに登場するありがたい春野菜に注目してみましょう。春野菜は、ふきのとうや春キャベツが代表的ですよね。その他にも、新じゃがいもや新玉ねぎなど甘みがあっておいしいのが特徴です。これら春野菜は、冬場に溜まった老廃物を排出する効果があるといわれているのです!
今回は、おいしい春野菜のありがたい力をご紹介します。体がだるいと感じたら、積極的に春野菜をいただきましょう!
“ふきのとう”の苦み成分「植物性アルカノイド」は新陳代謝を高める
ふきのとうやタラの芽、ウドなどの春野菜には、くせになる苦みがありますよね。この苦みがデトックスには重要なのです。
ふきのとうなどの春野菜に含まれる苦み成分は「植物性アルカノイド」と呼ばれ、腎臓のろ過機能を高め、新陳代謝を高める働きがあります。腎臓は、体内の血液をろ過し、老廃物や余分な水分を排出してくれる臓器です。そのため、植物性アルカノイドを摂取することで、おいしく簡単にデトックスができるのです。
しかし、まれにふきのとうの雌花の花粉によってじんましんが出たり、喉がイガイガしたりする方もいるようなのでご注意を。デトックスに効果的だからといって、食べ過ぎはおすすめできません。
“ふきのとう”に含まれる「カリウム」や「食物繊維」によって便秘解消
また、春野菜のふきのとうには「カリウム」や「食物繊維」が豊富に含まれています。含まれている食物繊維の量は、なんとゴボウよりも多いといわれています。それだけでも、ふきのとうが便秘解消に役立ってくれることが分かります。
食物繊維が便秘解消に効果的だということは、ご存知の方も多いかもしれません。それでは、カリウムはどうでしょう。カリウムは、体内に溜まった老廃物を排出する作用を持つ成分です。カリウムと食物繊維が豊富に含まれるふきのとう。デトックスに興味のある方はチェックしておいた方がよいでしょう。
“春キャベツ”の「イソチオシアネート」と「ビタミンU」には解毒作用あり
甘く、柔らかい春キャベツには「イソチオシアネート」と「ビタミンU」が含まれています。これらは、肝臓の解毒機能を強化してくれるといわれています。
硫黄化合物であるイソチオシアネートとビタミンUには、素晴らしいデトックス効果があります。イソチオシアネートとビタミンUが働きかける肝臓は、アルコールを分解したり、体内で生成される毒性のアンモニアなどの老廃物を解毒してくれる臓器です。
おいしい春キャベツをいただいて、冬に溜まった老廃物を排出しましょう。
“セロリ”の香りが精神安定を促す
セロリの独特の香りは、精神を安定させる働きがあるといわれています。それだけでなく、口内の味覚神経を刺激して唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進させる働きまであるのです。
体だけではなく、心のデトックスをも行うことができるセロリ。スープや煮込み料理に使用して、葉の部分もおいしくいただきましょう。
春野菜のデトックス効果を得よう!
春野菜にデトックス効果があるなんて、驚いた方もいるのではないでしょうか?旬の野菜をいただくことは、理にかなっているのですね!
春野菜のデトックス成分を効率よく摂るためには、調理方法にもこだわりましょう。例えば、ふきのとうの調理法を思い浮かべてみてください。多くの方が、天ぷらを想像したのではないでしょうか?それは、ふきのとうに含まれるビタミンやミネラルは茹でると流れ出てしまうからなのです。いやはや、先人の知恵には頭が上がりません。
暖かくなってくると、自然に気持ちも明るくなってきます。その上、さらに春野菜を積極的に摂ることで、体も心もデトックスしませんか?おいしく健康的に、春を過ごしましょう!
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東京にてタレント活動後、4歳から続けるダンスをベースにさまざまなショーに出演。 甘いものと、愛犬くるるをこよなく愛する26歳。過去に10kgのダイエット経験あり。 Twitter:https://mobile.twitter.com/NozomiOkudaira