発酵食品を摂ろう!自分で作るぬか漬け簡単レシピ
発酵食品ブームで注目され始めたぬか漬け。実は結構簡単に自分で作ることができます。難しいと思われているぬか床も、既製品を購入してもいいですし、自分で作ってもそんなに難しいものではありません。
そして、ぬか漬けを美味しく漬けるコツもあります。いろいろ試して、オリジナルのぬか漬けを作るようにしていきましょう。自分で作れば、浅漬けも古漬けも自由自在。毎日楽しめるぬか漬け、さっそく始めてみましょう。
- 2018-03-27
- はるの
発酵食品には体を温める作用がある
発酵食品には体を温める作用があると言われています。このため、本来は体を冷やしがちな生の野菜も、ぬか漬けにして発酵食品にしてしまうことで、体を冷やさずにうまく栄養素の摂取ができるのです。
ご飯のお供としても最高ですし、朝から発酵食品を食べると、体を温めた状態で1日を始められます。発酵食品には他にも、納豆や味噌などぬか漬けと相性のいいものがありますので、この機会にいろいろと取り入れてみるとよいでしょう。
手軽に摂れる発酵食品、ぬか漬け
ぬか漬けは、発酵食品の中でも手軽に摂れるところが魅力です。浅漬けにすればサラダ感覚でポリポリ食べることもできますし、しっかりと漬けこんで古漬けにすれば、味が染みた美味しいご飯のお供になってくれます。
自宅にぬか床があれば、好きな野菜やほんの少し余った野菜のきれっぱしをうまく利用して、少量のぬか漬けづくりを楽しみましょう。ほんの少し、食べる分だけ楽しめるのが自家製の良いところです。
また、ぬか漬けはその家によって味が変わるのも特徴です。その家によって発酵を助ける菌が違いますので、それによって味が変わるのです。オリジナルのぬか漬けが楽しめるのはうれしいですね。
簡単、自家製ぬか床の作り方
自家製ぬか床は案外簡単にできます。もちろん市販のぬか床を買ってきてアレンジするのもOKです。以下には、基本の材料と作り方を記載しておきます。
<材料>
・米ぬか
・塩(米ぬかの10パーセントくらい)
・水(適量)
材料をすべて混ぜて、耳たぶくらいの固さになったら出来上がりです。水は少しずつ様子を見ながら加えていきましょう。
基本的には、毎日何か漬けてかき混ぜてあげましょう。完成したぬか床は、冷蔵庫に保管するとかき混ぜるのを忘れたときも悪くなりにくいです。
ぬかは、減ってきたら塩と一緒に足してあげましょう。漬け続けていると、水っぽくなってくるので調整が必要です。
美味しくするポイント、ぬか床にプラスアルファ
ぬか床を美味しくするポイントとして以下のものを加えると、ぬか床に旨みや風味がプラスされて美味しく出来上がります。お好みで試してみてください。
・山椒の実(風味づけ)
・かつお節(旨みをプラス)
・昆布(旨みをプラス)
また、ぬか床は完成した後はいきなり本番漬けをせずに、野菜の皮やヘタなど捨てる部分を漬けるようにしましょう。ぬか床の発酵を助けて美味しくしてくれます。
ぬか床がこなれてから本番漬けをしたほうが、美味しくいただけます。
ぬか漬けにするおすすめ野菜
ぬか漬けにするおすすめ野菜は、まずは何といってもきゅうりです。きゅうりは浅漬けでも古漬けでも美味しくいただけて、本当におすすめの食材です。その他、大根やナス、ニンジンなども美味しくいただけます。
ぬか漬けは1~3日くらい漬けておくと出来上がります。漬け具合は好みによりますので、いろいろと試してみましょう。
ちょっと変わったものもぬか漬けになれる
ぬか漬けは、ちょっと変わったものを漬けても美味しくいただけます。長いものぬか漬けは、しゃくしゃくねばねばして、食感が楽しくておすすめです。
また、スイカの皮は、捨ててしまうことが多い部分ですが、ぬか漬けにすることで、副菜としてよみがえらせることができるのです。スイカの皮は、緑の固い部分を剥いて、赤いところを少しだけ残して漬けるのがポイント。みずみずしくて美味しい、夏限定のぬか漬けです。
自分で漬けて、毎日発酵食品を食べよう
ぬか床を自作して、毎日ぬか漬けを食べる習慣をつけましょう。毎日発酵食品を摂ることで、体の内側から元気になれますし、野菜不足の解消にもつながります。
ぬか漬けを美味しくいただいて、発酵食品生活、始めましょう。
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食生活アドバイザー。健康=素敵をモットーに続けられるダイエットや美容の小技を発信していきます。30代一児の母。忙しくても続けられる、節約美容が得意です。 美容について雑記ブログ→http://ofrobi.com