年代問わず肌悩みに挙げられる「テカリ」。化粧崩れもしやすくなるし、鼻の上がギラついていると恥ずかしいのなんのって! そんなテカリケア、実は20代前半と20代後半以降では原因が全く違うのです。ホルモンバランスによって皮脂が多く分泌される若い時期のテカリ。しかし、20代後半以降に起こるテカリは間違ったスキンケアが原因だったのです。該当者のみなさん、「朝した化粧が昼にはテカって崩れる……」そんなことはありませんか? 脂性肌と勘違いしているかもしれませんが、実態は全く違うことも!
■脂性肌だと思っていたら……乾燥肌だった?!
「皮脂の分泌が活発で、すぐにテカりやすい…」そんな肌質を持っていたら脂性肌だと思いがちですが、実は乾燥肌の場合も。
肌が乾燥していると、肌を守ろうとして皮脂の分泌が過剰になるからです。もしあなたが乾燥肌だとして、脂性肌用の化粧品を使っていたとしたらそれは大間違い。自分の本当の肌質は、見た目では判断しにくいもの。コスメカウンターなどで肌の水分量を調べたりして、まずは本来の肌タイプを知ることが大切です。
■27歳過ぎの乾燥によるテカリの正解ケア
「乾燥肌だったら乾燥肌タイプの化粧品を使えばOK!」という訳にはいかないのが、乾燥とテカリのWトラブル。さらに年齢を重ねてくると、毛穴の開きも気になってくるので、3つの肌悩みを一気に解決するスキンケアを行いましょう! 正解ケアのルールは2つ。
【1】化粧水はコットンではなく手で
毎日の肌の調子を確かめるためにも、手で丁寧に化粧水をぬることが大事。特にTゾーンは、毛穴の開きケアをするためにも「これでもか!」というほど化粧水を重ね塗りして。とろみ感のある化粧水よりも、サラサラしたテクスチャーの方はベトつき感がなく、メイクもしやすいのでオススメ。
【2】昼と夜のクリームは分けて
テカってメイク崩れしやすい日中は、ジェル状の乳液やクリーム使いが◎。夜は乾燥肌を集中してケアするためにも、保湿力の高いこってりしたクリームでスキンケアを仕上げましょう。ただし、皮脂分泌が過剰で吹き出物ができやすい時は、夜もジェル状の軽い付け心地のものを選ぶようにすると、肌トラブルを回避できます。
年齢を重ねるごとに肌悩みは増えて行きやすいので、気付いた時からケアすることが大切! スキンケアを見直して、自慢のすっぴん美肌を手に入れましょう。
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美容マーケティング集団beausのメンバーとして活動中。 病気にならないための体作りを目的とした予想医学の資格を有しており、ライティングの専門は医学を基盤とした美容。