楽しく生きよう!「リフレーミング」で”人生の満足度”をアップさせる!
心理学でよく使われる『リフレーミング』。ちょっと知って使うだけで効果抜群!今回は、簡単に使えるリフレーミングについて紹介していきましょう。
- 2018-02-14
- 五嶋 基和
嫌なことがあったときは…
毎日生きていると、様々なことが起きると思います。運よくいいことが起きたり、たまたま何かもらったり。しかし、いいことばかりではなく、良くないことも起きてしまうこともあるでしょう。
運が悪く事故にあってしまったり、乗った電車が遅れて大事な待ち合わせに間に合わなくなってしまうこともあるかもしれません。誰でも様々いいこと、悪いことが起き、それが人生なのかもしれませんが、あまりにも悪いことが重なると、落ち込んでしまうこともありますよね。何日も凹んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時にちょっと意識したいのが『リフレーミング』です。リフレーミングってなに!?と思う人も多いかもしれません。一般的にはあまり知られていない言葉かもしれませんが、実は効果が抜群。今回は、そんなリフレーミングについて紹介していきましょう。
「リフレーミング」って?
リフレーミングとは、枠組み(フレーム)で捉えられている物事をはずして、違う枠組みで見ることを指す。『フレーム』と『リ』を混ぜたと言葉と考えると簡単かもしれませんね。
リフレーミングの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたして、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくことと言われています。
起きてしまったことに対して、視点を変えて考えて、ポジティブにすることと思っていただければ簡単かもしれません。
どんな感じでリフレーミングするの?
では、簡単に使えるリフレーミングの例を紹介していきましょう。例えば、電車にタッチの差で乗れなかったとします。そんな時は、電車に乗り遅れて到着する時間が遅れてしまう!と考えてしまうと、ネガティヴになってしまいます。ついつい、悪い方に考えがちですよね。そんな時こそリフレーミング です。
例えば、ちょっと電車に乗るまで時間ができたから、メールを返す時間ができた。ちょっとコーヒーを飲んで一息リラックスできる時間ができた。読書する時間が増えてよかった。という感じに、ポジティブに考えるようにしましょう。これがリフレーミング です。
些細なことでイライラしていては、人生の満足度も下がり、周りから見ていても悲しいものがあります。毎日の些細なことは、死ぬ時になったら本当にどうでも良いことがほとんどです。
ちょっとしたネガティブなことは、リフレーミング によりポジティブに捉えて、毎日楽しく笑顔のある人生の方が、楽しいですよね!
他の事例も紹介
電車に乗り遅れただけでなく、様々なことをリフレーミング していきましょう。すぐ使えそうな簡単な例を紹介していきます。
落ち着きがない→まめに動く。
すぐに怒る人→情熱的な人。
失敗した→成功に近ずいた。
飽きっぽい→新しいことに挑戦できる。
自信がない→謙虚である。
緊張しやすい→本気度が伝わりやすい。
優柔不断である→柔軟性がある。
こんな感じでどんなことでもポジティブに捉えることができます。もちろん、これ以外のことでもなんでもリフレーミング できますし、上に書いたこと以外でも、自分なりにアレンジしてリフレーミング して大丈夫です。自分がポジティブに捉えられるように考えていきましょう。
「リフレーミング」には様々な効果が!
ちょっと視点を変えて同じ事柄でもポジティブにに考えるリフレーミング 。実は、様々な効果があったという事例が上がっています。
例えば、会社の営業チームを二つに分けて、意識的にリフレーミング させたグループと、何も指示をせずに営業させたグループでは、リフレーミング をさせたグループの方が成績が上がったという報告もあります。
さらに、ストレスの軽減にも役に立つことがわかっています。ネガティブなことをポジティブに変えるので、ストレスは減りそうな感じがしますね!
ちょっと意識してポジティブに変えるだけで、人生の満足度も上がり、結果もよくなるなんてとても素晴らしと思いませんか!?用意するものも費用もいりません。必要なのは、ちょっとした意識だけです。
普段起こったことについて、イラっとしないで、少し落ち着いてリフレーミングしてみませんか?イライラしてしまうことでも、リフレーミングすることでポジティブに捉えることができ、結果も良い方向に向かいます。毎日少しずつ意識して見て、人生をより充実したものにしてみましょう。